ラファール（2012年生、母グラスシオン）

ラファール（2012年3月20日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のモエレプルトス（当時9歳）と交配したグラスシオンが17歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（株）タツヤファーム。戦績は、地方23戦1勝2着3回。2015年の筑紫野賞(地方重賞)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

堂山芳則厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2014年）

6月19日、デビュー戦は宮崎光行騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1000m 晴/稍重）に出走。馬体重は482kg。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚勢が衰えて10着に敗れた。

8月20日、中8週で馬体重を前走から28kg減らして迎えた2戦目は、岩橋勇二騎手を鞍上に迎えて、2歳（門別ダート1200m 曇/重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先陣を切る形となり、で一団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後はバタバタになってしまい9着に敗れた。

9月4日、中1週で迎えた3戦目は、2歳（門別ダート1000m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岩橋勇二騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、馬場の外目を回って5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではいい脚を見せられず9着に敗れた。

9月18日、中1週で迎えた4戦目は、阪野学騎手を鞍上に迎えて、2歳（門別ダート1200m 晴/重）に出走。11頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は失速してしまい7着に終わった。

9月25日、連闘で迎えた5戦目は、井上幹太騎手を鞍上に迎えて、2歳（門別ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではキレのいい末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。

10月14日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた6戦目は、2歳（門別ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は阪野学騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではものすごい伸び脚を見せたが、勝ったプリサイスサンデーにねじ伏せられて2馬身差の2着となった。

10月28日、中1週で迎えた7戦目は、2歳（門別ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で阪野学騎手（2戦0勝）。7頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚が振るわず5着に敗れた。

11月5日、連闘で迎えた8戦目は、2歳（門別ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で阪野学騎手（3戦0勝）。6頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では迫力のある伸び脚で猛追したが、抜け出したダイナミックアイにハナ差届かず2着に甘んじた。

12月7日、中4週で迎えた9戦目は、吉田順治騎手を鞍上に迎えて、2歳（佐賀ダート1300m 晴/不良）に出走。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るトウカイネージュを異次元の末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

12月21日、中1週で迎えた10戦目は、2歳（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田順治騎手（1戦1勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず5着に終わった。

3歳（2015年）

1月4日、中1週で迎えた11戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田順治騎手（2戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びを欠き7着に敗れた。

1月24日、中2週で迎えた12戦目は、田中直人騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞の筑紫野賞（佐賀ダート1750m 晴/不良）に出走。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦し、3着に入り込んだ。

2月7日、中1週で迎えた13戦目は、3歳戦のつばき賞（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で田中直人騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では迫力十分の伸び脚で猛追したが、抜け出したシゲルルミナリエを差し切れず、1馬身差の2着となった。

4月4日、中7週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた14戦目は、3歳戦のオッズパーク杯（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は吉田順治騎手（3戦1勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず4着に終わった。

4月26日、中2週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた15戦目は、3歳戦の有田焼特選（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は田中直人騎手（2戦0勝）。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚に勢いがなく4着に終わった。

5月10日、中1週で迎えた16戦目は、3歳戦の鯱の門特選（佐賀ダート1750m 晴/稍重）に出走。鞍上は吉田順治騎手（4戦1勝）。11頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず5着に終わった。

11月22日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた17戦目は、藤本現暉騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2-7（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に53kgの軽斤量で出走。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚が冴えず4着に終わった。

12月13日、中2週で迎えた18戦目は、3歳以上C2-8（佐賀ダート1400m 曇/不良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で藤本現暉騎手（1戦0勝）。7頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚に勢いがなく7着に終わった。

12月27日、中1週で迎えた19戦目は、倉富隆一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2-8（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。7頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり7着に終わった。

4歳（2016年）

1月11日、中1週で迎えた20戦目は、4歳以上C2-8（佐賀ダート1400m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は藤本現暉騎手（2戦0勝）。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚が冴えず7着に終わった。

1月31日、中2週で迎えた21戦目は、4歳以上C2-8（佐賀ダート1400m 晴/不良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で藤本現暉騎手（3戦0勝）。11頭立ての11番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい10着に終わった。

2月14日、中1週で迎えた22戦目は、竹吉徹騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2-9（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚が冴えず9着に終わった。

3月5日、中2週で迎えた23戦目は、4歳以上C2-8（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で竹吉徹騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい9着に終わった。