シゲルルミナリエ（2012年生、母オージーカンパニー）

シゲルルミナリエ（2012年1月27日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋祭名『神戸ルミナリエ（兵庫）』より」。毛色は鹿毛。種牡馬のディープスカイ（当時7歳）と交配したオージーカンパニーが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）パカパカファーム。戦績は、中央平地7戦0勝、地方29戦3勝2着1回。主な勝ち鞍は2014年の2歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、パカパカファームから「セレクトセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。同年、パカパカファームから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、森中蕃によって420万円で落札された。

水野貴広厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2014年）

7月6日、デビュー戦は石橋脩騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（福島芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は446kg。16頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びあぐねて8着に終わった。

7月27日、中2週で迎えた2戦目は、木幡初也騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。15頭立ての13番人気で14番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に終わった。

8月16日、中2週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた3戦目は、2歳未勝利（新潟芝1600m 外回り雨/重）に51kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で木幡初也騎手（1戦0勝）。18頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。ハナに立ち、かなりのスローペースで集団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が衰えて14着に終わった。

9月13日、中3週で迎えた4戦目は、丸田恭介騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。18頭立ての16番人気で7番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい14着に終わった。

10月12日、中3週で迎えた5戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に出走。18頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず9着に終わった。

10月25日、中1週で迎えた6戦目は、2歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は丸田恭介騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず10着に終わった。

11月8日、中1週で迎えた7戦目は、2歳未勝利（東京芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は石橋脩騎手（1戦0勝）。17頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず13着に終わった。

12月14日、中4週で迎えた8戦目は、田中純騎手を鞍上に迎えて、2歳（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では豪脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のスーパーソニックに2馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

3歳（2015年）

1月3日、中2週で迎えた9戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中純騎手（1戦1勝）。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では一歩一歩着実に終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のヒダカノサムライに1馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

1月25日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた10戦目は、3歳戦のオッズパーク杯（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で田中純騎手（2戦2勝）。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったマイディスティーノに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

2月7日、中1週で迎えた11戦目は、3歳戦のつばき賞（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で田中純騎手（3戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしっかりと終いの脚を伸ばして、最後は2着のラファールに1馬身の差をつけて3勝目を挙げた。

3月14日、中4週で迎えた12戦目は、3歳地方重賞の古伊万里賞（佐賀ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で田中純騎手（4戦3勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず4着に敗れた。

4月5日、中2週で迎えた13戦目は、3歳地方重賞の佐賀桜花賞（佐賀ダート1750m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で田中純騎手（5戦3勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では伸びを欠き6着に終わった。

4月25日、中2週で迎えた14戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で田中純騎手（6戦3勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では脚勢がやや衰え、3着に終わった。

5月9日、中1週で迎えた15戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で田中純騎手（7戦3勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず5着に敗れた。

5月24日、中1週で迎えた16戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で田中純騎手（8戦3勝）。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では末脚が冴えず5着に終わった。

6月7日、中1週で迎えた17戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は10戦連続で田中純騎手（9戦3勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

6月21日、中1週で迎えた18戦目は、3歳戦のカワセミ賞（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で田中純騎手（10戦3勝）。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが鈍く4着に終わった。

7月4日、中1週で迎えた19戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は12戦連続で田中純騎手（11戦3勝）。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後はタレてしまい8着に終わった。

7月18日、中1週で迎えた20戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で田中純騎手（12戦3勝）。7頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では最後まで息が続かず6着に敗れた。

8月2日、中1週で迎えた21戦目は、竹吉徹騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く7着に終わった。

8月15日、中1週で迎えた22戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は田中純騎手（13戦3勝）。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く9着に終わった。

8月29日、中1週で迎えた23戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で田中純騎手（14戦3勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では全く伸びず7着に終わった。

10月21日、中7週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた24戦目は、山林堂信彦騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線では速い脚を使えず7着に終わった。

11月18日、中3週で迎えた25戦目は、3歳（川崎ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山林堂信彦騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚勢が鈍り11着に終わった。

12月23日、中4週で迎えた26戦目は、山下裕貴騎手を鞍上に迎えて、イルミネーション特選（佐賀ダート1750m 雨/不良）に出走。11頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では全く伸びず7着に終わった。

4歳（2016年）

1月10日、中2週で迎えた27戦目は、ニューイヤー特選（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は田中純騎手（15戦3勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず4着に終わった。

1月31日、中2週で迎えた28戦目は、田中直人騎手を鞍上に迎えて、早緑月特選（佐賀ダート1750m 晴/不良）に出走。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場なく5着に終わった。

2月7日、連闘で迎えた29戦目は、初花月賞（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は田中純騎手（16戦3勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く5着に終わった。

2月21日、中1週で迎えた30戦目は、フリージア賞（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は山下裕貴騎手（1戦0勝）。7頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚勢が衰えて6着に終わった。

3月13日、中2週で迎えた31戦目は、菜の花賞（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は田中純騎手（17戦3勝）。6頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では決め手が足りず4着に終わった。

4月3日、中2週で迎えた32戦目は、3歳以上C1-5（佐賀ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は山下裕貴騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今一つ伸び切れず9着に終わった。

4月24日、中2週で迎えた33戦目は、3歳以上C1-5（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山下裕貴騎手（3戦0勝）。7頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には届かず4着に終わった。

5月8日、中1週で迎えた34戦目は、村松翔太騎手を鞍上に迎えて、ホトトギス賞（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。8頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く5着に終わった。

5月21日、中1週で迎えた35戦目は、3歳以上C1-5（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は山下裕貴騎手（4戦0勝）。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では見所を作れず8着に終わった。

6月4日、中1週で迎えた36戦目は、3歳以上C1-5（佐賀ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で山下裕貴騎手（5戦0勝）。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず7着に終わった。