リードパースン（1983年生、母タケシヨウダイヤ）

リードパースン（1983年3月31日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のパーソロン（当時23歳）と交配したタケシヨウダイヤが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は柳川秀美。戦績は、中央平地22戦4勝2着2回、地方9戦1勝2着1回。1987年の小倉大賞典(ハンデG3)で4着に入った他、1986年の大原ステークス(オープンハンデ)に勝利するなどの活躍をした。

経歴

1歳（1985年）

9月8日、13頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。13着に敗れた。

3歳（1986年）

1月26日、4歳未勝利（中京ダート1700m 小雪/良）に出走。鞍上は南井克巳騎手。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。端をきり、若干緩いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ブレインストームにクビ差交わされて2着に惜敗した。

2月9日、4歳未勝利（中京ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は安田隆行騎手。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、ややスローペースでレースを引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は脚勢が悪くなり8着に敗れた。

2月23日、4歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は出津孝一騎手。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり5着に敗れた。

3月8日、4歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で出津孝一騎手。14頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るキードールを次元の違う末脚でハナ差だけ差し切って勝利を収めた。

3月23日、4歳400万下の菜の花賞（阪神芝2000m 小雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で出津孝一騎手。12頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は一杯になって6着に終わった。

4月6日、4歳400万下（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は河内洋騎手。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、少し緩いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のハシケンエルドを半馬身振り切って勝利を手にした。

4月29日、3歳オープンの青葉賞（東京芝2400m 晴/稍重）に出走。鞍上は出津孝一騎手。11頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚色が悪くなり11着に終わった。

6月1日、4歳900万下の白藤賞（阪神芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は丸山勝秀騎手。11頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバテてしまい11着に終わった。

6月22日、4歳900万下のはなのき賞（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸山勝秀騎手。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、平均的なペースで一団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩確実に末脚を伸ばして、最後は2着のハイブリドーマをクビ差振り切って勝利を手中に収めた。

7月13日、小倉日経賞（小倉芝1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で丸山勝秀騎手。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。前に出て、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天稟の敢闘精神でゴールまで力走し、3着を確保した。

8月3日、G3の北九州記念（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で丸山勝秀騎手。11頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では余力が残っておらず8着に終わった。

9月6日、4歳以上1400万下の野分ステークス（阪神芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は安田隆行騎手。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は勢いを失って6着に終わった。

10月4日、オパールステークス（京都芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は田島信行騎手。11頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚勢が鈍り11着に終わった。

10月19日、ハンデ戦で4歳以上1400万下の鞍馬特別（京都芝2000m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で田島信行騎手。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では天稟のガッツでゴールまで力走し、最後はニホンピロヤマトと並んで3着同着となった。

11月1日、ハンデ戦でオープンの大原ステークス（京都芝2400m 外回り曇/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で田島信行騎手。7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、やや遅いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のマルカノーザリーに1馬身1/4の差をつけて勝利を掴み取った。

11月23日、トパーズステークス（京都芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で田島信行騎手。7頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は脚を失くしてしまい5着に終わった。

11月30日、G2の阪神大賞典（阪神芝3000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で田島信行騎手。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。先手を取る形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は減速してしまい7着に敗れた。

12月20日、セントウルステークス（阪神芝2200m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で田島信行騎手。11頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、粘りを欠いて5着に敗れた。

4歳（1987年）

2月1日、関門橋ステークス（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で田島信行騎手。14頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったワンダープロシードに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

2月22日、ハンデG3の小倉大賞典（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で田島信行騎手。16頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、4着に終わった。

3月15日、G2の阪神大賞典（阪神芝3000m 晴/重）に出走。鞍上は9戦連続で田島信行騎手。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では見所を作れず9着に終わった。

5歳（1988年）

5月30日、利尻賞（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は勝賀瀬芳子騎手。11頭立ての9番人気で大外11番ゲートからスタート。11着に終わった。

6月16日、ニッポンハム特別（旭川ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は岡島玉一騎手。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。

6月30日、阿寒賞（帯広ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は柳沢好美騎手。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月14日、サロマ賞（帯広ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は岡島玉一騎手。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

6歳（1989年）

2月15日、一般A1 A2（宇都宮ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は佐々木泉騎手。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。

3月1日、幸ノ湖特別（宇都宮ダート1900m 曇/不良）に出走。鞍上は福田三郎騎手。6頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったジヨージアセイコウから半馬身差の2着となった。

4月7日、桜花特別（宇都宮ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は佐々木泉騎手。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。7着に敗れた。

4月20日、ゆきやなぎ特別（宇都宮ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は福田三郎騎手。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のノーザンスピリツトに5馬身の差をつけて勝利を挙げた。

5月5日、八汐賞特別（宇都宮ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は内田利雄騎手。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。8着に敗れた。