ニホンピロヤマト（1982年生、母ニホンピロレデイ）

ニホンピロヤマト（1982年4月10日）は、日本の競走馬、種牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のブレイヴエストローマン（当時10歳）と交配したニホンピロレデイが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）杵臼斉藤牧場。戦績は、中央平地22戦6勝2着4回、地方7戦5勝2着1回。

経歴

2歳（1985年）

6月8日、11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のフレンドリーに1馬身1/4の差をつけて勝利をモノにした。

6月22日、8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったエイシントウショウから1馬身差の2着に敗北した。

7月13日、9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月5日、16頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。7着に敗れた。

10月19日、14頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月3日、12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。8着に敗れた。

11月9日、18頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月23日、9頭立ての圧倒的1番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のサンスポーツに約10馬身の大差をつけて勝利を掴んだ。

11月30日、8頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、勝ったインターネイティブからアタマ差の2着に甘んじた。

12月14日、14頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。5着に終わった。

4歳（1986年）

1月5日、5歳以上900万下（京都ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は出津孝一騎手。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では圧倒的な末脚を爆発させて、最後は2着のロングエーワンを半馬身振り切って勝利を物にした。

1月19日、5歳以上900万下の八坂特別（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で出津孝一騎手。14頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

6月15日、5歳以上1400万下の東海ステークス（中京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は丸山勝秀騎手。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、抜け出したホワイトルーパスを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着となった。

7月12日、4歳以上900万下の有明特別（小倉芝2000m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で丸山勝秀騎手。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では途轍もない末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のタイセンスに1馬身3/4の差をつけてトップでゴールに飛び込んだ。

8月10日、ハンデ戦で4歳以上900万下の玄海特別（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で丸山勝秀騎手。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では一際目立つ伸び脚で猛追したが、抜け出したアルファローズにアタマ差届かず2着に甘んじた。

8月23日、ハンデ戦で4歳以上900万下の天草特別（小倉芝1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は南井克巳騎手。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では豪脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のハクラブグロリーに1馬身の差をつけてトップでゴールを走り抜けた。

9月14日、G3の朝日チャレンジカップ（阪神芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は岩元市三騎手。7頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり4着に終わった。

9月27日、ハンデ戦で4歳以上1400万下のムーンライトハンデキャップ（阪神芝2200m 晴/良）に出走。鞍上は南井克巳騎手。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では自慢の末脚を爆発させて悠々と抜け出し、最後は2着のロングミラクルに3馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

10月19日、ハンデ戦で4歳以上1400万下の鞍馬特別（京都芝2000m 晴/良）に59kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で南井克巳騎手。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、最後はリードパースンと並んで3着同着となった。

11月8日、4歳以上1400万下の比叡特別（京都芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は丸山勝秀騎手。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ伸び切れず5着に敗れた。

5歳（1987年）

6月14日、5歳以上1400万下の安芸ステークス（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は南井克巳騎手。13頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

6月27日、5歳以上1400万下のテレビ愛知賞（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で南井克巳騎手。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

6歳（1988年）

7月14日、サロマ賞（帯広ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は伊藤隆志騎手。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったベストボーイから1馬身半差の2着となった。

7月28日、納沙布賞（帯広ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で伊藤隆志騎手。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のヒロノスターをアタマ差制して勝利を収めた。

8月18日、赤レンガ記念（札幌(地)ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で伊藤隆志騎手。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のホロトウルフに半馬身の差をつけて勝利を掴んだ。

10月23日、A（荒尾ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は福島幸広騎手。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のミハラノボルに7馬身の差をつけてトップでゴールへと飛び込んだ。

7歳（1989年）

9月17日、A（荒尾ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で福島幸広騎手。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のハリマゴールドに5馬身の差をつけて勝利を手にした。

10月15日、大阿蘇賞（荒尾ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で福島幸広騎手。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のコーナンオーマに半馬身の差をつけて勝利をモノにした。

8歳（1990年）

8月16日、A（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は川口道助騎手。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。6着に敗れた。