エーシンエイホープ（2005年生、母Alkanet）

エーシンエイホープ（2005年1月16日）は、アメリカ合衆国で生まれ、日本で調教された競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋母名の頭文字＋希望」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のHigh Yield（当時8歳）と交配したAlkanetが5歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地14戦0勝2着1回、地方26戦1勝2着6回。主な勝ち鞍は2008年の一般B6。

経歴

デビュー前

梅内忍厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2007年）

6月30日、デビュー戦は川田将雅騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は408kg。14頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では息の長い末脚を発揮し、3着に入った。

7月22日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（小倉芝1200m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で川田将雅騎手（1戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが劣勢になり5着に敗れた。

8月5日、中1週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で川田将雅騎手（2戦0勝）。13頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見せ場なく8着に敗れた。

9月2日、中3週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（小倉芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で川田将雅騎手（3戦0勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に敗れた。

9月23日、中2週で迎えた5戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神芝1200m 晴/良）に出走。14頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では堅実な伸びを見せたが、勝ったコスモジャイロに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

10月14日、中2週で迎えた6戦目は、2歳未勝利（京都芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で福永祐一騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚がパッとせず10着に敗れた。

10月28日、中1週で迎えた7戦目は、渡辺薫彦騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都芝1200m 晴/良）に出走。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では切れる脚を使えず8着に敗れた。

11月10日、中1週で迎えた8戦目は、大下智騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都芝1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びあぐねて8着に終わった。

11月24日、中1週で迎えた9戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中京芝1200m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず7着に終わった。

3歳（2008年）

5月4日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から16kg減らして迎えた10戦目は、松岡正海騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では天稟の負けじ心を発揮してゴールまで力走し、4着に入った。

5月18日、中1週で迎えた11戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く11着に敗れた。

6月14日、中3週で迎えた12戦目は、3歳未勝利（中京ダート1000m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は福永祐一騎手（2戦0勝）。15頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位には届かず8着に終わった。

7月12日、中3週で迎えた13戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は大下智騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ伸び切れず7着に終わった。

8月2日、中2週で迎えた14戦目は、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で大下智騎手（2戦0勝）。18頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず9着に終わった。

8月27日、中3週で迎えた15戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、3着に終わった。

9月23日、中3週で迎えた16戦目は、倉地学騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の萩特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい9着に敗れた。

10月17日、中2週で迎えた17戦目は、宮下瞳騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のイチイの木特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいいところがなく6着に終わった。

10月30日、中1週で迎えた18戦目は、吉田晃浩騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚がパッとせず8着に終わった。

11月12日、中1週で迎えた19戦目は、尾島徹騎手を鞍上に迎えて、一般B6（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしっかりと末脚を伸ばして、最後は2着のオクトパスに1馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

11月25日、中1週で迎えた20戦目は、花本正三騎手を鞍上に迎えて、岐阜信用金庫杯（笠松ダート1600m 晴/稍重）に出走。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。最後は脚色が鈍り10着に敗れた。

12月9日、中1週で迎えた21戦目は、一般B5（笠松ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で花本正三騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は勢いを失って9着に敗れた。

12月30日、中2週で迎えた22戦目は、一般B8（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は尾島徹騎手（1戦1勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

4歳（2009年）

1月7日、連闘で迎えた23戦目は、一般B4-7（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は花本正三騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには参加できず9着に終わった。

1月19日、中1週で迎えた24戦目は、一般B6（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で花本正三騎手（3戦0勝）。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では脚を伸ばせず8着に終わった。

2月11日、中2週で迎えた25戦目は、大塚研司騎手を鞍上に迎えて、一般B7（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、トミノハマチャンに交わされて2馬身半差の2着となった。

2月23日、中1週で迎えた26戦目は、一般B6（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は花本正三騎手（4戦0勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では鋭い脚を使えず8着に終わった。

3月23日、中3週で迎えた27戦目は、菊地康朗騎手を鞍上に迎えて、一般C2二（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい9着に敗れた。

3月29日、連闘で迎えた28戦目は、坂口裕一騎手を鞍上に迎えて、奥州緑化賞（水沢ダート1400m 晴/重）に出走。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み4着に沈んだ。

4月12日、中1週で迎えた29戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、一般C1六（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバタバタになってしまい6着に敗れた。

4月25日、中1週で迎えた30戦目は、六角牛山レース（水沢ダート1400m 小雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では見せ場を作れず5着に敗れた。

5月24日、中3週で迎えた31戦目は、一般C1八（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は菊地康朗騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したクリスティラビットを捕まえ切れず、約12馬身差の2着となった。

6月8日、中1週で迎えた32戦目は、一般C1六（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で菊地康朗騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、マンフッドにクビ差交わされて2着に惜敗した。

6月20日、中1週で迎えた33戦目は、花巻大迫あんどんまつりレース（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で菊地康朗騎手（3戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ニイタカファイブに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。

7月6日、中1週で迎えた34戦目は、小林俊彦騎手を鞍上に迎えて、YOSAKOI in 水沢レース（水沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、シルクグラディウスに交わされて3馬身差の2着に敗北した。

7月19日、中1週で迎えた35戦目は、三種町特産・八竜メロンレース（盛岡ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で小林俊彦騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら2番手で通過。直線では切れる脚を使えず5着に敗れた。

8月2日、中1週で迎えた36戦目は、久慈地方産業まつりレース（盛岡ダート1400m 小雨/良）に出走。鞍上は村上忍騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきる形となり、で馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したオンワードスペルを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着となった。

8月15日、中1週で迎えた37戦目は、風鈴賞（盛岡ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（3戦0勝）。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

8月30日、中1週で迎えた38戦目は、呑ん兵衛横丁レース（水沢ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は小林俊彦騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は減速してしまい9着に敗れた。

10月10日、中5週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた39戦目は、南部杯カウントダウン2（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は菊地康朗騎手（4戦0勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後はバタバタになってしまい10着に敗れた。

10月25日、中1週で迎えた40戦目は、小岩井農場まきば園杯（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菊地康朗騎手（5戦0勝）。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚がパッとせず10着に終わった。