ユーワブレイヴ（1998年生、母ホットチョコレート）

ユーワブレイヴ（1998年5月25日）は、日本の競走馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のダンスインザダーク（当時5歳）と交配したホットチョコレートが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はモリナガファーム。戦績は、中央平地17戦1勝、中央障害20戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2001年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

当歳のとき、森永ファームから「北海道10月市場サラブレッド当歳」に上場されたが主取りとなった。

東京サラブレッドクラブにて総額3,200万円（16万×200口）で一口馬主が募集された。

堀井雅広厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2000年）

7月15日、デビュー戦は中舘英二騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（福島芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は466kg。16頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では末脚が振るわず16着に終わった。

7月29日、中1週で迎えた2戦目は、高橋明騎手を鞍上に迎えて、3歳新馬（福島芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では切れる脚を使えず15着に終わった。

9月9日、中5週で迎えた3戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝1600m 外回り晴/稍重）に出走。15頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は失速してしまい14着に終わった。

9月30日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた4戦目は、大塚栄三郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1000m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい9着に終わった。

11月12日、中5週で馬体重を前走から18kg戻して迎えた5戦目は、的場均騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1600m 曇/良）に出走。14頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

12月3日、中2週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場均騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に終わった。

12月16日、中1週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で的場均騎手（2戦0勝）。16頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには絡めず14着に終わった。

3歳（2001年）

1月8日、中2週で迎えた8戦目は、D.ハリソン騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1800m 小雨/不良）に出走。16頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線ではいい脚を見せられず16着に終わった。

2月10日、中4週で迎えた9戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。14頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では鬼脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のベストオブジュリーに2馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

2月18日、連闘で迎えた10戦目は、郷原洋司騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。15頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚がパッとせず11着に終わった。

3月31日、中5週で迎えた11戦目は、3歳500万下（中山芝1800m 雪/重）に出走。鞍上は中舘英二騎手（1戦0勝）。14頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では末脚が冴えず14着に終わった。

5月19日、中6週で迎えた12戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（東京ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位争いには加われず8着に終わった。

6月2日、中1週で迎えた13戦目は、3歳500万下（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は田中勝春騎手（1戦1勝）。18頭立ての14番人気で16番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず15着に終わった。

8月12日、中9週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた14戦目は、天間昭一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の万代特別（新潟芝2200m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての13番人気で大外13番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では末脚を伸ばせず13着に終わった。

8月26日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた15戦目は、3歳以上500万下（新潟ダート1700m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は田中勝春騎手（2戦1勝）。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では伸びが劣勢になり12着に終わった。

12月15日、約3か月半の休養明けで迎えた16戦目は、鈴木寿騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中山ダート2400m 晴/稍重）に出走。14頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず9着に終わった。

4歳（2002年）

1月19日、中4週で迎えた17戦目は、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート2950m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木寿騎手（1戦0勝）。14頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。12着に終わった。

2月3日、中1週で迎えた18戦目は、横山義行騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート2950m 雨）に出走。14頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。5着に入り込んだ。

2月23日、中2週で迎えた19戦目は、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 晴）に出走。鞍上は鈴木寿騎手（2戦0勝）。14頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。3着に入った。

4月7日、中5週で迎えた20戦目は、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 曇）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木寿騎手（3戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。4着に終わった。

4月20日、中1週で迎えた21戦目は、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート2950m 曇）に出走。鞍上は3戦連続で鈴木寿騎手（4戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。8着に敗れた。

5月3日、中1週で迎えた22戦目は、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート2950m 晴）に出走。鞍上は4戦連続で鈴木寿騎手（5戦0勝）。14頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5月11日、連闘で迎えた23戦目は、石神深一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（新潟芝2400m 小雨/稍重）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを12番手で通過。直線では末脚を伸ばせず13着に終わった。

6月23日、中5週で迎えた24戦目は、障害3歳以上未勝利（福島障害芝2750m 小雨/良）に出走。鞍上は鈴木寿騎手（6戦0勝）。14頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。8着に終わった。

7月7日、中1週で迎えた25戦目は、障害3歳以上未勝利（福島障害芝2750m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木寿騎手（7戦0勝）。11頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。最後は、勝ったインパルシブパワーからクビ差の2着となった。

8月3日、中3週で迎えた26戦目は、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2890m 外→内晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で鈴木寿騎手（8戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

8月11日、連闘で迎えた27戦目は、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2890m 外→内曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で鈴木寿騎手（9戦0勝）。13頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月5日、中7週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた28戦目は、障害3歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。鞍上は5戦連続で鈴木寿騎手（10戦0勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月20日、中1週で迎えた29戦目は、障害3歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 小雨）に出走。鞍上は6戦連続で鈴木寿騎手（11戦0勝）。14頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のエアコルサバードに1馬身の差をつけて久しぶりに勝利を挙げた。

11月16日、中3週で迎えた30戦目は、障害3歳以上オープン（中山障害芝→ダート3200m 曇）に出走。鞍上は7戦連続で鈴木寿騎手（12戦1勝）。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

11月30日、中1週で迎えた31戦目は、金子光希騎手を鞍上に迎えて、イルミネーションジャンプステークス（中山障害芝3370m 外回り晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

12月21日、中2週で迎えた32戦目は、J・G1の中山大障害（中山障害芝4100m 雨/重）に63kgの斤量を背負って出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続で金子光希騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。9着に終わった。

5歳（2003年）

2月8日、中6週で迎えた33戦目は、春麗ジャンプステークス（中山障害芝→ダート3200m 曇）に出走。鞍上は横山義行騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。6着に終わった。

3月8日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた34戦目は、障害4歳以上オープン（中山障害芝→ダート3200m 晴）に出走。鞍上は鈴木寿騎手（13戦1勝）。11頭立ての10番人気で大外11番ゲートからスタート。8着に終わった。

4月12日、中4週で迎えた35戦目は、亀山泰延騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上オープン（中山障害芝→ダート3200m 曇）に出走。14頭立ての13番人気で大外14番ゲートからスタート。11着に終わった。

5月18日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた36戦目は、障害4歳以上オープン（東京障害芝→ダート3300m 曇）に出走。鞍上は鈴木寿騎手（14戦1勝）。13頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。6着に終わった。

6月28日、中5週で迎えた37戦目は、障害3歳以上オープン（福島障害芝3350m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木寿騎手（15戦1勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。7着に終わった。