ドラゴンイチロー（2007年生、母タケノタンポポ）

ドラゴンイチロー（2007年3月16日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「龍＋人名」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のデュランダル（当時8歳）と交配したタケノタンポポが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は竹島幸治。戦績は、中央平地11戦0勝、中央障害1戦0勝、地方3戦0勝2着1回。

経歴

デビュー前

1歳のとき、竹島幸治から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、華山龍一によって903万円で落札された。

柴田光陽厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2009年）

8月1日、デビュー戦は太宰啓介騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は488kg。15頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり14着に終わった。

8月16日、中1週で迎えた2戦目は、飯田祐史騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/重）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず10着に終わった。

8月29日、中1週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で飯田祐史騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には割り込めず6着に終わった。

9月12日、中1週で迎えた4戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神ダート1400m 曇/良）に出走。13頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では切れる脚を使えず11着に終わった。

3歳（2010年）

1月13日、約4か月の休み明けで迎えた5戦目は、3歳戦の妙見山特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は飯田祐史騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚が振るわず6着に敗れた。

2月6日、中2週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（京都ダート1200m 小雪/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で飯田祐史騎手（3戦0勝）。16頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では脚を伸ばせず10着に終わった。

3月10日、中4週で迎えた7戦目は、3歳戦のつくし賞（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で飯田祐史騎手（4戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では印象的な伸び脚で猛進したが、勝ったマルヨチャイナにねじ伏せられて2馬身半差の2着に敗北した。

4月14日、中4週で迎えた8戦目は、3歳戦の名古屋チャレンジカップチェリー賞（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は和田竜二騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に敗れた。

5月29日、中5週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた9戦目は、国分恭介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての11番人気で大外16番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始5番手を追走。直線では見せ場なく9着に終わった。

7月4日、中4週で迎えた10戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は飯田祐史騎手（5戦0勝）。16頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には届かず11着に終わった。

7月31日、中3週で迎えた11戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で飯田祐史騎手（6戦0勝）。16頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切り、5着を確保した。

8月15日、中1週で迎えた12戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で飯田祐史騎手（7戦0勝）。16頭立ての5番人気で14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では強靭な末脚を発揮し、3着に入った。

9月5日、中2週で迎えた13戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で飯田祐史騎手（8戦0勝）。16頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では脚が上がってしまい11着に敗れた。

9月12日、連闘で迎えた14戦目は、3歳以上500万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で飯田祐史騎手（9戦0勝）。11頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では決め手が足りず11着に終わった。

10月10日、中3週で迎えた15戦目は、林満明騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 曇）に出走。14頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。13着に終わった。