メイショウラスカル（2016年生、母メイショウピレネー）

メイショウラスカル（2016年4月11日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋いたずらっ子」。毛色は鹿毛。種牡馬のトゥザグローリー（当時9歳）と交配したメイショウピレネーが11歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は太陽牧場。主な勝ち鞍は2021年の長崎街道常盤橋特選(C1)。

経歴

デビュー前

石橋守厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2018年）

12月28日、デビュー戦は太宰啓介騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神ダート1800m 小雪/良）に出走。馬体重は506kg。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず9着に敗れた。

3歳（2019年）

1月20日、中2週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（中京ダート1800m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で太宰啓介騎手（1戦0勝）。14頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには参加できず6着に敗れた。

2月3日、中1週で迎えた3戦目は、長岡禎仁騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1800m 晴/稍重）に出走。15頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く6着に敗れた。

4月13日、中9週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は太宰啓介騎手（2戦0勝）。16頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では決め手が足りず7着に終わった。

6月9日、中7週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で太宰啓介騎手（3戦0勝）。16頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後はバタバタになってしまい14着に終わった。

7月27日、中6週で迎えた6戦目は、和田翼騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての12番人気で14番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く10着に終わった。

9月13日、中6週で迎えた7戦目は、木之前葵騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では伸びあぐねて5着に敗れた。

9月25日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で木之前葵騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではもうひと伸びが足りず、3着に終わった。

10月25日、中3週で迎えた9戦目は、3歳戦のJBC浦和まであと10日（笠松ダート1400m 曇/不良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で木之前葵騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では鋭い脚を使えず4着に敗れた。

11月5日、中1週で迎えた10戦目は、一般C29（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で木之前葵騎手（3戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、でレースを進める。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では末脚にキレが無く5着に敗れた。

11月18日、中1週で迎えた11戦目は、ひとみんハッピーバースデー賞（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で木之前葵騎手（4戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではスパッと切れる脚で猛進したが、伸びてきたヴェルトラウン決め手に屈してハナ差の2着に甘んじた。

12月2日、中1週で迎えた12戦目は、一般C31（笠松ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は6戦連続で木之前葵騎手（5戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではビュッと切れる脚を見せたが、伸びてきたジーガスリッド決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

4歳（2020年）

1月4日、中4週で迎えた13戦目は、田中直人騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2 24（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見せ場を作れず5着に敗れた。

2月8日、中4週で迎えた14戦目は、4歳以上C2 23（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中直人騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るパッションフラワーを上がり2位の末脚で半馬身差し切って待望の初勝利を挙げた。

2月23日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上C2 14（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で田中直人騎手（2戦1勝）。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るヨシノガッツを交わし去り、最後は1馬身の差をつけて2勝目を奪取した。

3月15日、中2週で迎えた16戦目は、4歳以上C2-6（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で田中直人騎手（3戦2勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず7着に敗れた。

3月29日、中1週で迎えた17戦目は、4歳以上C2-6（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で田中直人騎手（4戦2勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るリュウノブルースを凄まじい末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

4月11日、中1週で迎えた18戦目は、4歳以上C2-4（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で田中直人騎手（5戦3勝）。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では見せ場なく9着に敗れた。

4月25日、中1週で迎えた19戦目は、4歳以上C2-3（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で田中直人騎手（6戦3勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は減速してしまい7着に敗れた。

5月10日、中1週で迎えた20戦目は、4歳以上C2-4（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で田中直人騎手（7戦3勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず9着に敗れた。

5月23日、中1週で迎えた21戦目は、さがけいば最終レースは19時台（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で田中直人騎手（8戦3勝）。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天資の負けじ魂を発揮してゴールまで力戦し、4着を確保した。

6月7日、中1週で迎えた22戦目は、児島真二騎手を鞍上に迎えて、こぐま座特選（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず10着に終わった。

7月19日、中5週で迎えた23戦目は、サンシャイン特選（佐賀ダート900m 曇/良）に出走。鞍上は田中直人騎手（9戦3勝）。12頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではぐいぐいと末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のブラックソーンをクビ差振り切って4勝目をマークした。

8月16日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた24戦目は、南風月賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中直人騎手（10戦4勝）。11頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。競走中止となった。

9月26日、中5週で迎えた25戦目は、4歳以上C1-7（佐賀ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で田中直人騎手（11戦4勝）。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず10着に敗れた。

10月10日、中1週で迎えた26戦目は、吉本隆記騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2-4（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。11頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では切れ味鋭い末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。

10月31日、中2週で迎えた27戦目は、3歳以上C2-4（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉本隆記騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では卓出した伸び脚で急追したが、勝ったシゲルオリオンザに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

11月15日、中1週で迎えた28戦目は、菊の香特選（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉本隆記騎手（2戦0勝）。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場なく6着に敗れた。

11月28日、中1週で迎えた29戦目は、神楽月特選（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は児島真二騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったラインプレジャーを半馬身捉え切れず2着となった。

12月13日、中1週で迎えた30戦目は、今日は馬型イルミネーションに乗れる日!（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は吉本隆記騎手（3戦0勝）。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩確実に終いの脚を伸ばして、最後は2着のモルトルバートを半馬身振り切って5勝目を奪取した。

12月19日、連闘で迎えた31戦目は、ほとめきナイター最終レースは20時40分（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉本隆記騎手（4戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では目を引く伸び脚で猛追したが、勝ったゴルトグランツに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

5歳（2021年）

1月5日、中1週で迎えた32戦目は、初春賞（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は児島真二騎手（2戦0勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では末脚を持続できず、3着に終わった。

1月24日、中2週で迎えた33戦目は、長崎街道塩田宿特選（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は吉本隆記騎手（5戦1勝）。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚勢がやや鈍り、3着に終わった。

2月7日、中1週で迎えた34戦目は、長崎街道嬉野宿特選（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉本隆記騎手（6戦1勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天稟のガッツでゴールまで力走したが、3着に終わった。

2月21日、中1週で迎えた35戦目は、長崎街道彼杵宿特選（佐賀ダート900m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で吉本隆記騎手（7戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では詰めが甘くなり、4着に終わった。

3月6日、中1週で迎えた36戦目は、コーラル特選（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で吉本隆記騎手（8戦1勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったクリノゴーギャンにねじ伏せられて1馬身半差の2着となった。

3月21日、中1週で迎えた37戦目は、長崎街道大村宿特選（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で吉本隆記騎手（9戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではビュッと切れる脚を見せたが、伸びてきたウインライジン決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

4月2日、中1週で迎えた38戦目は、岩永千明騎手を鞍上に迎えて、長崎街道常盤橋特選（佐賀ダート1400m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では不撓の気力で渋太く持ち堪えて、最後は2着のシゲルオリオンザをクビ差振り切って6勝目を手中に収めた。

4月23日、中2週で迎えた39戦目は、かきつばた賞（佐賀ダート1300m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で岩永千明騎手（1戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では詰めが甘くなり、3着に終わった。

5月8日、中1週で迎えた40戦目は、狭夜月賞（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で岩永千明騎手（2戦1勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びあぐねて4着に敗れた。

5月22日、中1週で迎えた41戦目は、五月雨月賞（佐賀ダート1300m 晴/重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で岩永千明騎手（3戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では目立つような脚を使えず4着に敗れた。

5月31日、連闘で迎えた42戦目は、SAGAイブニング賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で岩永千明騎手（4戦1勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、勝ったキナコを3/4馬身捉え切れず2着となった。

6月19日、中2週で迎えた43戦目は、SAGAイブニング賞（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は吉本隆記騎手（10戦1勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では見所を作れず8着に敗れた。

7月3日、中1週で迎えた44戦目は、SAGAイブニング賞（佐賀ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉本隆記騎手（11戦1勝）。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では伸びあぐねて12着に終わった。