チョウヒロイン（2007年生、母フォーティメリー）

チョウヒロイン（2007年4月15日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋女主人公」。毛色は栗毛。種牡馬のキングヘイロー（当時12歳）と交配したフォーティメリーが9歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）ヤマタケ牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方33戦5勝2着1回。主な勝ち鞍は2010年の一般C25(牝)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、ヤマタケ牧場から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

吉岡八郎厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2009年）

12月20日、デビュー戦は高野容輔騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は442kg。13頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚勢が鈍り13着に終わった。

3歳（2010年）

4月3日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた2戦目は、太宰啓介騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。競走中止となった。

9月9日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から27kg戻して迎えた3戦目は、吉井友彦騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではあとひと伸びが足りず、3着に終わった。

9月24日、中1週で迎えた4戦目は、大塚研司騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く8着に敗れた。

10月13日、中2週で迎えた5戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉井友彦騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では余力が残っておらず7着に敗れた。

11月9日、中3週で迎えた6戦目は、一般C26（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉井友彦騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、でレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では速い脚を持続できず、3着に終わった。

11月22日、中1週で迎えた7戦目は、牝馬限定の一般C25（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で吉井友彦騎手（3戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のオペラソングに1馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

12月16日、中2週で迎えた8戦目は、新穂高特別（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉井友彦騎手（4戦1勝）。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では切れる脚を使えず9着に終わった。

12月31日、中1週で迎えた9戦目は、一般C20（笠松ダート1400m 雪/不良）に出走。鞍上は5戦連続で吉井友彦騎手（5戦1勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚が振るわず5着に敗れた。

4歳（2011年）

1月10日、中0週で迎えた10戦目は、一般C20（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で吉井友彦騎手（6戦1勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では全く伸びず6着に終わった。

1月22日、中1週で迎えた11戦目は、一般C23（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で吉井友彦騎手（7戦1勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、3着に終わった。

2月1日、中0週で迎えた12戦目は、一般C23（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は大塚研司騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚に勢いがなく5着に終わった。

2月15日、中1週で迎えた13戦目は、牝馬限定の一般C23（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は吉井友彦騎手（8戦1勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚が冴えず4着に終わった。

3月3日、中1週で迎えた14戦目は、牝馬限定の一般C21（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉井友彦騎手（9戦1勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では決め手に欠いて7着に終わった。

3月16日、中1週で迎えた15戦目は、浜口楠彦騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の一般C19（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと押しが利かず、3着に終わった。

4月4日、中2週で迎えた16戦目は、一般C20（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉井友彦騎手（10戦1勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では末脚が続かず、3着に終わった。

4月25日、中2週で迎えた17戦目は、牝馬限定戦のマックル賞（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で吉井友彦騎手（11戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚勢がやや鈍り、3着に終わった。

5月9日、中1週で迎えた18戦目は、一般C20（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉井友彦騎手（12戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のオペラソングに1馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

5月27日、中2週で迎えた19戦目は、馬瀬川特別（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉井友彦騎手（13戦2勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走したが、3着に終わった。

6月17日、中2週で迎えた20戦目は、一般C15（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で吉井友彦騎手（14戦2勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと押しが足りず、3着に終わった。

6月29日、中1週で迎えた21戦目は、一般C16（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で吉井友彦騎手（15戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐんぐんと終いの脚を伸ばして、最後は2着のトップオブナカヤマを半馬身振り切って3勝目を手中に収めた。

7月18日、中2週で迎えた22戦目は、岐阜信用金庫杯（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で吉井友彦騎手（16戦3勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚勢がやや衰え、3着に終わった。

7月28日、中0週で迎えた23戦目は、一般C13（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で吉井友彦騎手（17戦3勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま精一杯の粘りで持ち堪えて、最後は2着のマルタカディリーに1馬身半の差をつけて圧倒的支持に応えた。

8月18日、中2週で迎えた24戦目は、一般C9 12（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で吉井友彦騎手（18戦4勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が衰えて8着に敗れた。

9月7日、中2週で迎えた25戦目は、一般C9（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で吉井友彦騎手（19戦4勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、コウユーシンデレラに交わされて1馬身半差の2着となった。

9月22日、中1週で迎えた26戦目は、一般C9（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は11戦連続で吉井友彦騎手（20戦4勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚が続かず、3着に終わった。

11月10日、中6週で迎えた27戦目は、葉室篤沖縄島尻卓球大会優勝記念（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は浜口楠彦騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のエスクリムを3/4馬身振り切って勝利を手に入れた。

11月25日、中1週で迎えた28戦目は、白川郷特別（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は吉井友彦騎手（21戦4勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚が振るわず7着に終わった。

12月14日、中2週で迎えた29戦目は、藤原幹生騎手を鞍上に迎えて、一般C7（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に終わった。

12月30日、中1週で迎えた30戦目は、一般C8（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は浜口楠彦騎手（2戦1勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが鈍く5着に終わった。

5歳（2012年）

1月27日、中3週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた31戦目は、一般C9（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉井友彦騎手（22戦4勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚が上がってしまい6着に終わった。

2月15日、中2週で馬体重を前走から7kg戻して迎えた32戦目は、一般C9（笠松ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は大塚研司騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい5着に終わった。

4月2日、中6週で迎えた33戦目は、一般C10（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は浜口楠彦騎手（3戦1勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では見せ場を作れず7着に敗れた。

4月23日、中2週で迎えた34戦目は、一般C10（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で浜口楠彦騎手（4戦1勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見所を作れず4着に終わった。

5月7日、中1週で迎えた35戦目は、一般C9（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で浜口楠彦騎手（5戦1勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に敗れた。