トップオブナカヤマ（2007年生、母ラストキャノンズ）

トップオブナカヤマ（2007年4月19日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「父母母名の一部＋冠名」。毛色は鹿毛。種牡馬のアルカセット（当時7歳）と交配したラストキャノンズが10歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）中山牧場。戦績は、地方26戦6勝2着9回。主な勝ち鞍は2010年の3歳。

経歴

デビュー前

柳江仁厩舎（笠松）へ入厩。

3歳（2010年）

9月9日、デビュー戦は藤原幹生騎手を鞍上に据えて、3歳（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。馬体重は470kg。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びが劣勢になり6着に敗れた。

9月24日、中1週で迎えた2戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で藤原幹生騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のミスハロウィーンに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

10月13日、中2週で迎えた3戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤原幹生騎手（2戦1勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず4着に敗れた。

10月27日、中1週で迎えた4戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で藤原幹生騎手（3戦1勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず4着に終わった。

11月8日、中1週で迎えた5戦目は、牝馬限定の一般C33（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で藤原幹生騎手（4戦1勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では卓出した伸び脚で驀進したが、伸びてきたリックトウハート決め手に屈して3/4馬身差の2着となった。

11月22日、中1週で迎えた6戦目は、一般C30（笠松ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は6戦連続で藤原幹生騎手（5戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚にキレが無く6着に敗れた。

12月13日、中2週で迎えた7戦目は、澤田部長杯（笠松ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は7戦連続で藤原幹生騎手（6戦1勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のソレイケヤマチャンに3馬身の差をつけて2勝目を手に入れた。

4歳（2011年）

1月1日、中2週で迎えた8戦目は、大垣共立銀行パディントン杯（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は8戦連続で藤原幹生騎手（7戦2勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では速い脚を使えず4着に敗れた。

1月22日、中2週で迎えた9戦目は、一般C26（笠松ダート800m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で藤原幹生騎手（8戦2勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のマスターエイトを半馬身振り切って3勝目を手に入れた。

2月2日、中1週で迎えた10戦目は、一般C15（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で藤原幹生騎手（9戦3勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではパワフルな末脚を発揮したが、3着に終わった。

2月15日、中1週で迎えた11戦目は、一般C25（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は11戦連続で藤原幹生騎手（10戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではビュッとキレる脚で猛進したが、トッププライスにハナ差交わされて2着に甘んじた。

3月4日、中1週で迎えた12戦目は、一般C22（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で藤原幹生騎手（11戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では全く伸びず4着に敗れた。

3月15日、中1週で迎えた13戦目は、牝馬限定の一般C20（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は13戦連続で藤原幹生騎手（12戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では堅調な伸びを見せたが、勝ったプリティキラーに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

4月4日、中2週で迎えた14戦目は、一般C21（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で藤原幹生騎手（13戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では一際目立つ伸び脚で追い上げたが、勝ったマスターエイトをクビ差捉え切れず2着に甘んじた。

4月25日、中2週で迎えた15戦目は、牝馬限定戦のマックル賞（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は15戦連続で藤原幹生騎手（14戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では素晴らしい伸び脚で急追したが、勝ったエクセレントラックに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

5月11日、中1週で迎えた16戦目は、一般C19（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は16戦連続で藤原幹生騎手（15戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のネヴァセイネヴァーを半馬身振り切ってファンの支持に応えた。

5月27日、中1週で迎えた17戦目は、馬瀬川特別（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は17戦連続で藤原幹生騎手（16戦4勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったオトコナカセに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

6月17日、中2週で迎えた18戦目は、一般C15（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は18戦連続で藤原幹生騎手（17戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で急追したが、勝ったコパノハニヤマヒメに詰め切れず、1馬身差の2着に敗北した。

6月29日、中1週で迎えた19戦目は、一般C16（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は19戦連続で藤原幹生騎手（18戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではスパッと切れる脚で猛追したが、抜け出したチョウヒロインに半馬身届かず2着に敗北した。

7月28日、中3週で迎えた20戦目は、一般C14（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は20戦連続で藤原幹生騎手（19戦4勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では瞬発力に富んだ末脚を披露したが、3着に終わった。

8月4日、連闘で迎えた21戦目は、ファイト・東日本（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は21戦連続で藤原幹生騎手（20戦4勝）。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で追い上げたが、勝ったマスターエイトに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

8月18日、中1週で迎えた22戦目は、丸山奈緒美誕生28周年記念（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は22戦連続で藤原幹生騎手（21戦4勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではぐんぐんと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のオグリピッコロに1馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

9月7日、中2週で迎えた23戦目は、一般C10 13（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は23戦連続で藤原幹生騎手（22戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

9月22日、中1週で迎えた24戦目は、一般C10（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は24戦連続で藤原幹生騎手（23戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では圧倒的な末脚を弾けさせて先頭に立ち、最後は2着のアヴォカートをハナ差振り切って優勝

10月13日、中2週で迎えた25戦目は、C級チャンピオン（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は25戦連続で藤原幹生騎手（24戦6勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず9着に終わった。

11月10日、中3週で迎えた26戦目は、香嵐渓賞（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は26戦連続で藤原幹生騎手（25戦6勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では決め手に欠いて7着に敗れた。