ハシノコウシンマル（1988年生、母ヒダカヒナゲシ）

ハシノコウシンマル（1988年4月16日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のコインドシルバー（当時14歳）と交配したヒダカヒナゲシが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）辻牧場。戦績は、中央平地4戦1勝、地方32戦8勝2着1回。主な勝ち鞍は1991年の4歳新馬。

経歴

デビュー前

栗田博憲厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1991年）

2月23日、デビュー戦は横山典弘騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（中山ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は454kg。16頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では閃光のような末脚を発揮したが、3着に終わった。

3月9日、中1週で迎えた2戦目は、4歳新馬（中山ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で横山典弘騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のウメノグランテージを3/4馬身振り切って初白星を挙げた。

4月6日、中3週で迎えた3戦目は、4歳500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で横山典弘騎手（2戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見所を作れず6着に敗れた。

4月27日、中2週で迎えた4戦目は、3歳オープンの青葉賞（東京芝2400m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は4戦連続で横山典弘騎手（3戦1勝）。17頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、17番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを14番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず13着に終わった。

4歳（1992年）

5月25日、約13か月の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた5戦目は、榎伸彦騎手を鞍上に迎えて、一般B2イ（新潟(地)ダート1700m 晴/稍重）に出走。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のウインフィートに1馬身の差をつけて休養明けの一戦をモノにした。

6月8日、中1週で迎えた6戦目は、森川一二三騎手を鞍上に迎えて、一般B1ロ（新潟(地)ダート1700m 雨/稍重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のアームステハニーをクビ差制して3勝目を掴み取った。

6月21日、中1週で迎えた7戦目は、一般B1ハ（新潟(地)ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は榎伸彦騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のノーストウシヨウに2馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

9月14日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から10kg増やして迎えた8戦目は、阿賀野川特別（新潟(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で榎伸彦騎手（2戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月17日、中4週で馬体重を前走から5kg絞って迎えた9戦目は、高橋和宏騎手を鞍上に迎えて、ふじばかま特別（宇都宮ダート1500m 曇/稍重）に出走。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のトムスワローに3/4馬身の差をつけて5勝目をつかんだ。

5歳（1993年）

1月24日、約3か月半の休養明けで迎えた10戦目は、一般B1（宇都宮ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で高橋和宏騎手（1戦1勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月10日、中1週で迎えた11戦目は、一般B1（足利ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で高橋和宏騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

3月6日、中2週で迎えた12戦目は、早春特別（宇都宮ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で高橋和宏騎手（3戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。最後は、2着のフクノトムソンをハナ差制して6勝目を掴み取った。

4月4日、中3週で迎えた13戦目は、一般A2（宇都宮ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で高橋和宏騎手（4戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったムスケルクラフトから2馬身半差の2着に敗北した。

4月19日、中1週で迎えた14戦目は、青木秀之騎手を鞍上に迎えて、ライラック特別（宇都宮ダート1900m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のムスケルクラフトに3/4馬身の差をつけて7勝目を収める

5月17日、中3週で迎えた15戦目は、尊氏賞（足利ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は高橋和宏騎手（5戦2勝）。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。

6月9日、中2週で迎えた16戦目は、御成婚祝賀パール特別（宇都宮ダート1900m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で高橋和宏騎手（6戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のマロニエダンサーに3/4馬身の差をつけて優勝

7月1日、中2週で迎えた17戦目は、なでしこ特別（宇都宮ダート1900m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で高橋和宏騎手（7戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。6着に敗れた。

7月14日、中1週で迎えた18戦目は、柏特別（宇都宮ダート1900m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で高橋和宏騎手（8戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のムラノユウホーをクビ差制して勝利を手に入れた。

8月12日、中3週で迎えた19戦目は、葉月特別（宇都宮ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で高橋和宏騎手（9戦4勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。10着に敗れた。

9月19日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた20戦目は、きんもくせい特別（宇都宮ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で高橋和宏騎手（10戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。10着に敗れた。

10月22日、中4週で馬体重を前走から22kg戻して迎えた21戦目は、稲穂賞（足利ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で高橋和宏騎手（11戦4勝）。7頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。

11月3日、中1週で馬体重を前走から11kg絞って迎えた22戦目は、みのり特別（宇都宮ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で高橋和宏騎手（12戦4勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。5着に終わった。

11月25日、中2週で迎えた23戦目は、地方重賞の宇都宮記念（宇都宮ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で高橋和宏騎手（13戦4勝）。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。7着に終わった。

12月8日、中1週で迎えた24戦目は、吉田一騎手を鞍上に迎えて、あすなろ特別（宇都宮ダート1900m 雨/良）に出走。11頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。

12月30日、中2週で迎えた25戦目は、春待月特別（宇都宮ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は高橋和宏騎手（14戦4勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。9着に終わった。

6歳（1994年）

5月21日、約4か月半の休養明けで迎えた26戦目は、一般A1 A2（足利ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は吉田一騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。9着に終わった。

5月31日、中0週で迎えた27戦目は、山百合特別（宇都宮ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田一騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月14日、中1週で迎えた28戦目は、一般A2 B1（足利ダート1700m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田一騎手（3戦0勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月29日、中1週で迎えた29戦目は、早川順一騎手を鞍上に迎えて、ラベンダー特別（宇都宮ダート1900m 曇/不良）に出走。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。9着に敗れた。

7月17日、中2週で迎えた30戦目は、内田利雄騎手を鞍上に迎えて、福寿大橋特別（足利ダート1700m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。9着に敗れた。

9月7日、中6週で迎えた31戦目は、袋川特別（足利ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は吉田一騎手（4戦0勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。

10月4日、中3週で迎えた32戦目は、しらさぎ特別（足利ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田一騎手（5戦0勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。9着に終わった。

10月21日、中1週で迎えた33戦目は、一般A2 B1（宇都宮ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で吉田一騎手（6戦0勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。8着に敗れた。

11月11日、中2週で迎えた34戦目は、向寒特別（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は高橋和宏騎手（15戦4勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。

11月22日、中1週で迎えた35戦目は、マリーゴールド特別（足利ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で高橋和宏騎手（16戦4勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。6着に終わった。

12月4日、中1週で迎えた36戦目は、一般B1 B2（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で高橋和宏騎手（17戦4勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。10着に敗れた。