デヒアコロナリー（2003年生、母レッドビクトリー）

Dehere Coronary

2003.04.07

デヒアコロナリー（2003年4月7日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のデヒア（当時12歳）と交配したレッドビクトリーが16歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は正木 茂夫。戦績は、地方14戦1勝2着3回。主な勝ち鞍は2005年の2歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、正木育成牧場から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、石川県馬主協会によって315万円で落札された。

平床良博厩舎（金沢）へ入厩。

2歳（2005年）

9月19日、デビュー戦は平瀬城久騎手を鞍上に据えて、2歳（金沢ダート900m 曇/良）に出走。馬体重は466kg。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、前で粘るマトリックスを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

10月25日、中4週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた2戦目は、牝馬限定2歳地方重賞のプリンセスカップ（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で平瀬城久騎手（1戦1勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚がパッとせず4着に終わった。

3歳（2006年）

5月30日、約7か月の休養明けで迎えた3戦目は、3歳A2（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で平瀬城久騎手（2戦1勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切る形となり、で馬群を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では伸びを欠き8着に敗れた。

6月13日、中1週で迎えた4戦目は、端勝成騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のカストル特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚がパッとせず10着に終わった。

7月11日、中3週で迎えた5戦目は、桑野等騎手を鞍上に迎えて、3歳A2（金沢ダート1400m 雨/重）に出走。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、コーワティアラに半馬身交わされて2着となった。

7月23日、中1週で迎えた6戦目は、3歳戦のペルセウス特別（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で桑野等騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず4着に沈んだ。

8月8日、中1週で迎えた7戦目は、3歳戦のカストル特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で桑野等騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、コーワティアラに交わされて1馬身半差の2着となった。

8月22日、中1週で迎えた8戦目は、3歳戦のカストル特別（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で桑野等騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚が止まってしまい7着に敗れた。

9月19日、中3週で迎えた9戦目は、3歳A2（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で桑野等騎手（4戦0勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は力尽きて6着に敗れた。

10月15日、中3週で迎えた10戦目は、畑中信司騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞のサラブレッド大賞典（金沢ダート1900m 晴/良）に出走。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では伸びを欠き10着に終わった。

11月7日、中2週で迎えた11戦目は、一般C1-2（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は桑野等騎手（5戦0勝）。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線ではあとひと押しが利かず、3着に終わった。

11月28日、中2週で迎えた12戦目は、一般B4-2（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で桑野等騎手（6戦0勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見せ場なく4着に敗れた。

12月12日、中1週で迎えた13戦目は、一般B4-2（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で桑野等騎手（7戦0勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、カホクノホシに交わされて1馬身半差の2着となった。

4歳（2007年）

1月3日、中2週で迎えた14戦目は、ミラノピザ賀正杯（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で桑野等騎手（8戦0勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚が止まってしまい7着に敗れた。