ワンダーレイナー（2000年生、母イチノトリ）

ワンダーレイナー（2000年2月20日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋王妃（西）」。毛色は鹿毛。種牡馬のピルサドスキー（当時8歳）と交配したイチノトリが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は松田一夫。戦績は、中央平地4戦0勝、地方18戦3勝2着4回。主な勝ち鞍は2003年の一般C2。

経歴

デビュー前

1歳のとき、松田三千雄から「北海道10月市場サラブレッド1歳」に上場され、山本信行によって420万円で落札された。

領家政蔵厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2003年）

8月16日、デビュー戦は服部剛史騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（小倉芝1800m 曇/良）に出走。馬体重は464kg。16頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では見所を作れず13着に敗れた。

8月30日、中1週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（小倉芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で服部剛史騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい6着に終わった。

9月14日、中1週で迎えた3戦目は、長谷川浩大騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての8番人気で15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では脚を伸ばせず8着に敗れた。

9月28日、中1週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で長谷川浩大騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では目立つような脚を使えず11着に終わった。

11月11日、中5週で迎えた5戦目は、中留伸治騎手を鞍上に迎えて、一般C2（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったウォーターアポロから5馬身差の2着となった。

11月26日、中1週で迎えた6戦目は、吉留孝司騎手を鞍上に迎えて、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のタヤスリビエラに4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

12月2日、連闘で迎えた7戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は中留伸治騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月17日、中1週で迎えた8戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で中留伸治騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。6着に敗れた。

12月28日、中1週で迎えた9戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉留孝司騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。

4歳（2004年）

1月14日、中1週で迎えた10戦目は、後藤孝鎮騎手を鞍上に迎えて、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のタマモニッコーリーに2馬身の差をつけて2勝目をつかんだ。

1月27日、中1週で迎えた11戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉留孝司騎手（2戦1勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったテイエムマックオーから半馬身差の2着となった。

2月17日、中2週で迎えた12戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は後藤孝鎮騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のフミノマキシムに3馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

3月17日、中3週で迎えた13戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で後藤孝鎮騎手（2戦2勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4月6日、中2週で迎えた14戦目は、一般C10（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で後藤孝鎮騎手（3戦2勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4月20日、中1週で迎えた15戦目は、古泉悟騎手を鞍上に迎えて、一般C11（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。8着に敗れた。

4月29日、連闘で迎えた16戦目は、一般C10（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は後藤孝鎮騎手（4戦2勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったキタフブキから半馬身差の2着となった。

5月11日、中1週で迎えた17戦目は、一般C11（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で後藤孝鎮騎手（5戦2勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月26日、中1週で迎えた18戦目は、一般C8（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は古泉悟騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったシゲルワイルドから3馬身差の2着となった。

6月9日、中1週で迎えた19戦目は、一般C10（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で古泉悟騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。7着に敗れた。

6月15日、連闘で迎えた20戦目は、一般C8（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は後藤孝鎮騎手（6戦2勝）。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。

7月7日、中2週で迎えた21戦目は、林卓磨騎手を鞍上に迎えて、一般C8（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。9着に終わった。

7月20日、中1週で迎えた22戦目は、一般C10（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で林卓磨騎手（1戦0勝）。7頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。