コスモサラマンダー（2005年生、母ジョイラックノート）

コスモサラマンダー（2005年4月24日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋神話上の動物」。毛色は鹿毛。種牡馬のラムタラ（当時13歳）と交配したジョイラックノートが9歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は谷口牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方17戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2008年のペルセウス特別(B1)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、谷口牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、コスモヴューファームによって315万円で落札された。

吉田直弘厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2007年）

10月27日、デビュー戦はA.スボリッチ騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都芝1600m 小雨/稍重）に出走。馬体重は454kg。14頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では見せ場なく10着に終わった。

12月9日、中5週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、北村友一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。15頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず11着に終わった。

3歳（2008年）

1月12日、中4週で馬体重を前走からさらに12kg減らして迎えた3戦目は、池崎祐介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1800m 小雨/良）に51kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では目立つような脚を使えず11着に終わった。

2月7日、中3週で迎えた4戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のベストビット特別（船橋ダート1600m 晴/不良）に出走。13頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着に入り込んだ。

2月20日、中1週で迎えた5戦目は、3歳戦のフォーチュネイト水仙特別（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で津村明秀騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず5着に終わった。

3月11日、中2週で迎えた6戦目は、3歳戦のフォーチュネイトパンジー特別（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で津村明秀騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、かなり緩いペースで集団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は脚色が悪くなり5着に終わった。

4月20日、中5週で迎えた7戦目は、米倉知騎手を鞍上に迎えて、3歳B2（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のウインドベレーザに4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

5月3日、中1週で迎えた8戦目は、3歳戦のペルセウス特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で米倉知騎手（1戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のケイエムアイドルに2馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

6月2日、中3週で馬体重を前走から25kg増やして迎えた9戦目は、平瀬城久騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のロベリア賞（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。11頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では切れる脚を使えず8着に敗れた。

6月9日、連闘で迎えた10戦目は、3歳戦のペチュニア賞（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は米倉知騎手（2戦2勝）。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず6着に敗れた。

6月24日、中1週で迎えた11戦目は、3歳A2（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で米倉知騎手（3戦2勝）。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず5着に敗れた。

7月7日、中1週で迎えた12戦目は、吉田晃浩騎手を鞍上に迎えて、3歳A2（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず6着に終わった。

7月15日、連闘で迎えた13戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、3歳B9（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したマイネルハーデスを捕まえ切れず、半馬身差の2着に敗北した。

8月3日、中2週で迎えた14戦目は、中川雅之騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のペルセウス特別（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが劣勢になり7着に終わった。

8月17日、中1週で迎えた15戦目は、3歳戦のペルセウス特別（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は米倉知騎手（4戦2勝）。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見所を作れず5着に終わった。

8月31日、中1週で迎えた16戦目は、3歳戦のペルセウス特別（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で米倉知騎手（5戦2勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

9月15日、中1週で迎えた17戦目は、桑野等騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のチーム一期一会結成5周年記念（金沢ダート1700m 曇/良）に出走。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず6着に敗れた。

11月5日、中6週で迎えた18戦目は、佐藤博紀騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず7着に敗れた。

11月18日、中1週で迎えた19戦目は、3歳（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤博紀騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず8着に終わった。

12月16日、中3週で迎えた20戦目は、3歳（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤博紀騎手（2戦0勝）。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着に入り込んだ。