シルクアイガー（2007年生、母ダークフラワー）

シルクアイガー（2007年3月25日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋スイスの山名」。毛色は鹿毛。種牡馬のゴールドアリュール（当時8歳）と交配したダークフラワーが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は多田善弘。戦績は、中央平地5戦0勝、地方11戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は2011年の4歳以上C2 19。

経歴

デビュー前

当歳のとき、多田善弘から「北海道オータムセールサラブレッド当歳」に上場され、シルクホースクラブによって420万円で落札された。

シルクホースクラブにて総額1,200万円（2.4万×500口）で一口馬主が募集された。

松永昌博厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2010年）

5月8日、デビュー戦は幸英明騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/稍重）に出走。馬体重は470kg。16頭立ての9番人気で大外16番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい9着に終わった。

6月19日、中5週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、田中克典騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/重）に出走。14頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではいい脚を見せられず7着に敗れた。

7月25日、中4週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で田中克典騎手（1戦0勝）。14頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では目立つような脚を使えず8着に終わった。

8月21日、中3週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田中克典騎手（2戦0勝）。15頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい10着に終わった。

9月11日、中2週で迎えた5戦目は、長谷川浩大騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌芝1200m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。13頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい12着に終わった。

10月16日、中4週で迎えた6戦目は、南谷圭哉騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2 23（佐賀ダート900m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚が冴えず7着に敗れた。

10月31日、中1週で迎えた7戦目は、3歳以上C2 29（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で南谷圭哉騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

11月20日、中2週で迎えた8戦目は、3歳以上C2 26（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で南谷圭哉騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、勝ったクリーンチェンジに詰め切れず、6馬身差の2着に敗北した。

12月12日、中2週で迎えた9戦目は、3歳以上C2 21（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で南谷圭哉騎手（3戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では脚勢がやや鈍り、3着に終わった。

4歳（2011年）

1月3日、中2週で迎えた10戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2 25（佐賀ダート1300m 小雨/不良）に出走。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のタカオミレニアムに5馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

1月15日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた11戦目は、4歳以上C2 19（佐賀ダート1400m 雪/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島克也騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るディアシルフを自慢の末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて2勝目を手に入れた。

2月6日、中2週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた12戦目は、4歳以上C2 15（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で鮫島克也騎手（2戦2勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

2月20日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上C2 15（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で鮫島克也騎手（3戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では上々の伸びを見せたが、勝ったウインリザルトに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

3月12日、中2週で迎えた14戦目は、4歳以上C2 12（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で鮫島克也騎手（4戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず5着に敗れた。

4月10日、中3週で迎えた15戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2 11（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には割り込めず4着に敗れた。

4月24日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上C2 13（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は南谷圭哉騎手（4戦0勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く4着に敗れた。