カラフルワールド（2015年生、母スカーレットドレス）

カラフルワールド（2015年3月11日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「色鮮やかな世界。父名、母名、母父名、母母名より連想」。毛色は栗毛。種牡馬のオルフェーヴル（当時7歳）と交配したスカーレットドレスが12歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は有限会社吉田ファーム。戦績は、中央平地5戦0勝、地方1戦0勝。主な勝ち鞍は2020年の3歳以上C3三。

経歴

デビュー前

久保田貴士厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2018年）

2月25日、デビュー戦は大野拓弥騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は422kg。16頭立ての9番人気で15番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり4位の末脚を見せたが上位争いには参加できず6着に終わった。

4月14日、中6週で迎えた2戦目は、松岡正海騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に出走。16頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

4月28日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で松岡正海騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で大外16番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。最後は垂れてしまい13着に敗れた。

7月22日、約3か月の間隔を開けて迎えた4戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1150m 晴/良）に出走。16頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず9着に終わった。

8月22日、中3週で迎えた5戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のペリドットフラワー賞（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では決め手が足りず8着に敗れた。

9月22日、中3週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は松岡正海騎手（2戦0勝）。16頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり4位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず6着に終わった。

4歳（2019年）

2月1日、約4か月半の休み明けで迎えた7戦目は、大山真吾騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい9着に敗れた。

2月19日、中2週で迎えた8戦目は、4歳以上C2（園田ダート1230m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で大山真吾騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では末脚にキレが無く12着に敗れた。

3月13日、中2週で迎えた9戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、祝!仁木ちゃん還暦記念（園田ダート1230m 晴/重）に出走。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったロードワイルドにねじ伏せられて1馬身3/4差の2着となった。

3月27日、中1週で迎えた10戦目は、4歳以上C3（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中学騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では目を引く伸び脚で追い上げたが、抜け出したアオイシャークにクビ差届かず2着に甘んじた。

4月16日、中2週で迎えた11戦目は、4歳以上C2三（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で田中学騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず4着に敗れた。

8月9日、約4か月の休み明けで迎えた12戦目は、3歳以上C3二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で田中学騎手（3戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、鮮烈な末脚を弾けさせて、最後は2着のサクラエテルノに1馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

8月30日、中2週で迎えた13戦目は、3歳以上C2三（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で田中学騎手（4戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず4着に敗れた。

5歳（2020年）

1月2日、約4か月の休養明けで迎えた14戦目は、松木大地騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C3二（園田ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では鮮やかな末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のタッチングムービーを3/4馬身振り切って久しぶりの一戦を物にした。

1月22日、中2週で迎えた15戦目は、4歳以上C2三（姫路ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で松木大地騎手（1戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のメイショウヤソキチに7馬身の差をつけて断然人気に応えた。

5月4日、約3か月半の休み明けで迎えた16戦目は、4歳以上C3二（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で松木大地騎手（2戦2勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったトウシンスパークに詰め切れず、1馬身3/4差の2着に敗北した。

5月27日、中2週で迎えた17戦目は、4歳以上C3二（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で松木大地騎手（3戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず6着に敗れた。

6月10日、中1週で迎えた18戦目は、4歳以上C3二（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で松木大地騎手（4戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではキレのいい末脚を発揮したが、3着に終わった。

7月3日、中2週で迎えた19戦目は、3歳以上C3三（園田ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は田中学騎手（5戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚がパッとせず6着に敗れた。

10月9日、約3か月半の休養明けで迎えた20戦目は、3歳以上C3三（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は松木大地騎手（5戦2勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のマルカンアカツキに約10馬身の大差をつけて圧倒的支持に応えた。

10月23日、中1週で迎えた21戦目は、3歳以上C2四（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で松木大地騎手（6戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では卓抜な伸び脚で猛追したが、抜け出したインノータイムに半馬身届かず2着に敗北した。

11月11日、中2週で迎えた22戦目は、3歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松木大地騎手（7戦3勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位には割り込めず5着に敗れた。

12月1日、中2週で迎えた23戦目は、3歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で松木大地騎手（8戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず6着に敗れた。

12月23日、中2週で迎えた24戦目は、3歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で松木大地騎手（9戦3勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では卓出した伸び脚で追い上げたが、抜け出したマイティーフライに半馬身届かず2着となった。

6歳（2021年）

1月13日、中2週で迎えた25戦目は、4歳以上C3一（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で松木大地騎手（10戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で追い上げたが、抜け出したツーエムプライドにクビ差届かず2着に甘んじた。

2月2日、中2週で迎えた26戦目は、4歳以上C3一（姫路ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で松木大地騎手（11戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず4着に敗れた。

3月3日、中3週で迎えた27戦目は、大柿一真騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C3一（姫路ダート1400m 晴/重）に出走。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではビュッと切れる脚で猛追したが、勝ったジャンボリーに詰め切れず、1馬身3/4差の2着に敗北した。

6月18日、約3か月半の休み明けで迎えた28戦目は、井上幹太騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C3一（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚に勢いがなく10着に敗れた。

7月7日、中2週で迎えた29戦目は、3歳以上C3三（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は大山真吾騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に敗れた。

7月29日、中2週で迎えた30戦目は、3歳以上C3三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大山真吾騎手（3戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら3番手で通過。直線では目を引く伸びを見せたが、勝ったリカティールにねじ伏せられて半馬身差の2着に敗北した。

8月20日、中2週で迎えた31戦目は、3歳以上C3一（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で大山真吾騎手（4戦0勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり4着に敗れた。

9月8日、中2週で迎えた32戦目は、3歳以上C3（園田ダート1230m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で大山真吾騎手（5戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず5着に敗れた。

7歳（2022年）

1月18日、約4か月半の休養明けで迎えた33戦目は、4歳以上C3三（姫路ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で大山真吾騎手（6戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のハドロサウルスに3馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

2月9日、中2週で迎えた34戦目は、4歳以上C2二（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で大山真吾騎手（7戦1勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に敗れた。

3月1日、中2週で迎えた35戦目は、4歳以上C2三（園田ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は7戦連続で大山真吾騎手（8戦1勝）。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張り、3着に入った。

3月23日、中2週で迎えた36戦目は、4歳以上C2二（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で大山真吾騎手（9戦1勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に終わった。

2022年4月5日付で地方競馬の競走馬登録を抹消した。