トーホウジュエル（2006年生、母トーホウセイラ）

トーホウジュエル（2006年2月25日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のトーホウエンペラー（当時10歳）と交配したトーホウセイラが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は竹島幸治。戦績は、地方19戦3勝2着2回。主な勝ち鞍は2009年の宇樽部キャンプ場レース(C1二)。

経歴

デビュー前

千葉四美厩舎（水沢）へ入厩。

2歳（2008年）

10月26日、デビュー戦は高橋悠里騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフューチャー（盛岡芝1000m 雨/不良）に出走。馬体重は445kg。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚が振るわず5着に終わった。

11月16日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、2歳戦のホープフル（水沢ダート1400m 小雨/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で高橋悠里騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず9着に終わった。

12月6日、中2週で迎えた3戦目は、関本浩司騎手を鞍上に迎えて、2歳C2一（水沢ダート1300m 小雨/不良）に出走。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず4着に終わった。

3歳（2009年）

3月23日、約3か月半の休養明けで迎えた4戦目は、3歳C2二（水沢ダート1300m 小雪/重）に出走。鞍上は2戦連続で関本浩司騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず4着に敗れた。

4月11日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、3歳C2一（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で関本浩司騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

4月25日、中1週で迎えた6戦目は、3歳C2一（水沢ダート1300m 小雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で関本浩司騎手（3戦0勝）。8頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したコスモジャックを捕まえ切れず、4馬身差の2着となった。

5月23日、中3週で迎えた7戦目は、3歳C2一（盛岡ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で関本浩司騎手（4戦0勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見所を作れず4着に終わった。

6月6日、中1週で迎えた8戦目は、3歳C1（盛岡ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で関本浩司騎手（5戦0勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚が振るわず5着に終わった。

6月29日、中2週で迎えた9戦目は、3歳C1三（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で関本浩司騎手（6戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず4着に敗れた。

7月18日、中2週で迎えた10戦目は、3歳C1二（盛岡ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で関本浩司騎手（7戦0勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

8月15日、中3週で迎えた11戦目は、3歳戦の宇樽部キャンプ場レース（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で関本浩司騎手（8戦0勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のコスモリュウキに5馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

8月31日、中1週で迎えた12戦目は、一般C2十（水沢ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は10戦連続で関本浩司騎手（9戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のコンバットポケットに3馬身の差をつけて2勝目をつかんだ。

9月13日、中1週で迎えた13戦目は、IBC特集賞（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で関本浩司騎手（10戦2勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のリュウノラムタラに3馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

9月28日、中1週で迎えた14戦目は、一般C1七（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で関本浩司騎手（11戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、チャームドサークルに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。

10月11日、中1週で迎えた15戦目は、神子田朝市レース（盛岡ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は13戦連続で関本浩司騎手（12戦3勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと押しが足りず、3着に終わった。

10月26日、中1週で迎えた16戦目は、遠野どべっこまつりレース（盛岡ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は14戦連続で関本浩司騎手（13戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

11月9日、中1週で迎えた17戦目は、一般C1八（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は15戦連続で関本浩司騎手（14戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず4着に敗れた。

11月22日、中1週で迎えた18戦目は、JA岩手ふるさとうまくてご麺杯（水沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は高橋悠里騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後はガス欠状態になり6着に敗れた。

12月6日、中1週で迎えた19戦目は、一般C1八（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で高橋悠里騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず10着に敗れた。