ユシマノチエ（2000年生、母スロクルージュ）

ユシマノチエ（2000年5月9日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋知恵」。毛色は鹿毛。種牡馬のコマンダーインチーフ（当時10歳）と交配したスロクルージュが14歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）川島牧場。戦績は、中央平地7戦0勝、地方24戦3勝。主な勝ち鞍は2004年の一般C4 C5-9。

経歴

デビュー前

矢野照正厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2002年）

10月13日、デビュー戦は吉田豊騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は426kg。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ伸び切れず8着に終わった。

10月26日、中1週で迎えた2戦目は、石神深一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳新馬（中山芝1200m 外回り雨/良）に51kgの軽斤量で出走。13頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚色が衰えて10着に終わった。

12月7日、中5週で迎えた3戦目は、江田勇亮騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山ダート1800m 雨/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての16番人気で3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線ではいいところがなく16着に終わった。

3歳（2003年）

1月12日、中4週で迎えた4戦目は、大庭和弥騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。15頭立ての15番人気で5番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚を伸ばせず10着に終わった。

1月26日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で大庭和弥騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。競走中止となった。

5月10日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から18kg減らして迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は石神深一騎手（1戦0勝）。13頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では脚を伸ばせず12着に終わった。

6月21日、中5週で迎えた7戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は江田勇亮騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では切れる脚を使えず10着に終わった。

10月25日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から19kg増やして迎えた8戦目は、矢菅清志騎手を鞍上に迎えて、一般C5 25（高崎ダート1330m 曇/稍重）に出走。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。

11月24日、中3週で迎えた9戦目は、久保田政弘騎手を鞍上に迎えて、一般C5 31（高崎ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月13日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた10戦目は、一般C5 22（高崎ダート1330m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で久保田政弘騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。6着に終わった。

12月21日、連闘で迎えた11戦目は、一般C5 23（高崎ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で久保田政弘騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のコンセルティスタをクビ差制して待望の初勝利を挙げた。

12月30日、連闘で迎えた12戦目は、茂呂菊次郎騎手を鞍上に迎えて、ブロンズサドル賞（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。6着に終わった。

4歳（2004年）

1月18日、中2週で迎えた13戦目は、平沢則雄騎手を鞍上に迎えて、一般C5 24（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。

2月11日、中2週で迎えた14戦目は、丸山侯彦騎手を鞍上に迎えて、一般C5-30（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月2日、中2週で迎えた15戦目は、一般C5 21（高崎ダート1330m 晴/良）に出走。鞍上は久保田政弘騎手（3戦1勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

3月13日、中1週で迎えた16戦目は、一般C5-20（高崎ダート1330m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で久保田政弘騎手（4戦1勝）。8頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

4月10日、中3週で迎えた17戦目は、一般C5 19（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で久保田政弘騎手（5戦1勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月8日、中3週で迎えた18戦目は、一般C5 17（高崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で久保田政弘騎手（6戦1勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。

5月29日、中2週で迎えた19戦目は、一般C5-20（高崎ダート1330m 曇/良）に出走。鞍上は丸山侯彦騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月19日、中2週で迎えた20戦目は、一般C5 15（高崎ダート1330m 晴/良）に出走。鞍上は久保田政弘騎手（7戦1勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月3日、中1週で迎えた21戦目は、一般C5 12（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は平沢則雄騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月18日、中1週で迎えた22戦目は、一般C5 13（高崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は久保田政弘騎手（8戦1勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。

8月28日、中5週で迎えた23戦目は、一般C5 11（高崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で久保田政弘騎手（9戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のワンラヴに1馬身半の差をつけて制した。

9月12日、中1週で迎えた24戦目は、一般C4 C5-9（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は平沢則雄騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のヨシロードフライトに1馬身半の差をつけて3勝目を手に入れた。

10月2日、中2週で迎えた25戦目は、藤原湖特別（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は久保田政弘騎手（10戦2勝）。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。4着を確保した。

10月11日、連闘で迎えた26戦目は、一般C4-10（高崎ダート1330m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で久保田政弘騎手（11戦2勝）。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月25日、中1週で迎えた27戦目は、一般C4-10（高崎ダート1330m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で久保田政弘騎手（12戦2勝）。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。3着を確保した。

11月8日、中1週で迎えた28戦目は、一般C3 C4-7（高崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で久保田政弘騎手（13戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月20日、中1週で迎えた29戦目は、一般C4 12（高崎ダート1330m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で久保田政弘騎手（14戦2勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。5着に終わった。

12月18日、中3週で迎えた30戦目は、一般C4 15（高崎ダート1330m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で久保田政弘騎手（15戦2勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。10着に終わった。

12月30日、中1週で迎えた31戦目は、一般C4-8（高崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で久保田政弘騎手（16戦2勝）。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。