モエレプリマドンナ（2003年生、母ストラットラウンド）

モエレプリマドンナ（2003年4月8日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋歌劇で主役の女性歌手（伊）」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のダンスインザダーク（当時10歳）と交配したストラットラウンドが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は前川勝春。戦績は、中央平地1戦0勝、地方9戦3勝。2005年のメイショウドトウ賞に勝利した他、2005年のステイゴールド賞を制するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

堂山芳則厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2005年）

5月25日、デビュー戦は五十嵐冬樹騎手を鞍上に据えて、牝馬限定2歳戦のフレッシュチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は444kg。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のチャーミーフラワーをハナ差制して初白星を挙げた。

6月23日、中3週で迎えた2戦目は、千葉津代士騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのウィナーズチャレンジ（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に敗れた。

7月6日、中1週で迎えた3戦目は、2歳オープンのステイゴールド賞（旭川ダート1500m 雨/良）に出走。鞍上は五十嵐冬樹騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のジュエルトリガーをクビ差制して2勝目を手にした。

7月28日、中2週で迎えた4戦目は、2歳オープンのメイショウドトウ賞（旭川ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は千葉津代士騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のカカオソルジャーに1馬身の差をつけて3勝目をマークした。

8月27日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、2歳オープンのクローバー賞（札幌芝1500m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で千葉津代士騎手（2戦1勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では伸びを欠き5着に終わった。

10月20日、中7週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた6戦目は、牝馬限定2歳G3のエーデルワイス賞（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は五十嵐冬樹騎手（2戦2勝）。16頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では鋭い脚を使えず12着に敗れた。

4歳（2007年）

7月12日、約21か月の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた7戦目は、小嶋久輝騎手を鞍上に迎えて、ボーンキング賞（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。11着に敗れた。

7月31日、中2週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた8戦目は、小国博行騎手を鞍上に迎えて、アルデバラン特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。9着に終わった。

8月14日、中1週で迎えた9戦目は、サッポロ北海道生搾り特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小国博行騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。

9月6日、中2週で迎えた10戦目は、ベータ特別（旭川ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は小嶋久輝騎手（1戦0勝）。13頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。10着に終わった。