シルクウインザー（1994年生、母Bemissed）
Silk Windsor
1994.04.29
シルクウインザー（1994年4月29日）は、アメリカ合衆国で生まれ、日本で調教された競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のSeattle Slew（当時20歳）と交配したBemissedが15歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地15戦0勝2着1回、中央障害12戦0勝2着1回、地方29戦3勝2着1回。主な勝ち鞍は2000年の一般C2。
経歴
デビュー前
シルクホースクラブにて総額4,500万円（9万×500口）で一口馬主が募集された。
大沢真厩舎（栗東）へ入厩。
2歳（1996年）
11月9日、デビュー戦は本田優騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は498kg。14頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では全く伸びず10着に敗れた。
11月24日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（京都芝1800m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で本田優騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚色が悪くなり11着に終わった。
12月14日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で本田優騎手（2戦0勝）。16頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では物凄い伸び脚で驀進したが、ゴールデンレリーフに交わされて3馬身半差の2着となった。
3歳（1997年）
1月5日、中2週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は4戦連続で本田優騎手（3戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて4番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、落ち着いたペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚色がやや衰え、5着に終わった。
1月18日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で本田優騎手（4戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では鋭い脚を使えず6着に敗れた。
2月1日、中1週で迎えた6戦目は、武藤善則騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（小倉芝1000m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。
2月22日、中2週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（阪神芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は本田優騎手（5戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びあぐねて7着に敗れた。
3月8日、中1週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で本田優騎手（6戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚がパッとせず12着に敗れた。
3月23日、中1週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で本田優騎手（7戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では決め手が足りず、4着に終わった。
10月18日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた10戦目は、日吉正和騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島ダート1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚が上がってしまい10着に敗れた。
11月1日、中1週で迎えた11戦目は、千田輝彦騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。14頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを12番手で通過。直線では切れる脚を使えず14着に敗れた。
11月16日、中1週で迎えた12戦目は、4歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で千田輝彦騎手（1戦0勝）。14頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず10着に敗れた。
11月29日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上500万下の揖斐川特別（中京芝2500m 雨/不良）に出走。鞍上は本田優騎手（8戦0勝）。16頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず15着に終わった。
4歳（1998年）
2月14日、約2か月半の間隔を開けて迎えた14戦目は、合谷喜壮騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 曇）に出走。14頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。競走中止となった。
3月1日、中1週で迎えた15戦目は、増井裕騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中京ダート1000m 曇/良）に出走。16頭立ての15番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位には届かず14着に終わった。
3月15日、中1週で迎えた16戦目は、嘉堂信雄騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。13頭立ての9番人気で大外13番ゲートからスタート。7着に終わった。
3月28日、中1週で迎えた17戦目は、障害5歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で嘉堂信雄騎手（1戦0勝）。14頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。9着に終わった。
4月11日、中1週で迎えた18戦目は、障害5歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で嘉堂信雄騎手（2戦0勝）。13頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。10着に敗れた。
4月25日、中1週で迎えた19戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。
5月9日、中1週で迎えた20戦目は、古小路重男騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。
5月23日、中1週で迎えた21戦目は、障害4歳以上未勝利（中京障害芝2800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で古小路重男騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったメイショウスパートから3/4馬身差の2着となった。
6月14日、中2週で迎えた22戦目は、障害4歳以上未勝利（中京障害芝2800m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で古小路重男騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。5着に敗れた。
7月18日、中4週で迎えた23戦目は、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は4戦連続で古小路重男騎手（3戦0勝）。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。10着に終わった。
11月14日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた24戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。鞍上は嘉堂信雄騎手（3戦0勝）。12頭立ての10番人気で大外12番ゲートからスタート。9着に終わった。
11月29日、中1週で迎えた25戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。鞍上は古小路重男騎手（4戦0勝）。14頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。7着に終わった。
12月5日、連闘で迎えた26戦目は、小池隆生騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート2300m 雨/不良）に出走。15頭立ての15番人気で8番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず12着に終わった。
12月27日、中2週で迎えた27戦目は、今村康成騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に56kgの軽斤量で出走。14頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。競走中止となった。
5歳（1999年）
3月15日、約2か月半の間隔を開けて迎えた28戦目は、米田真由美騎手を鞍上に迎えて、一般B C1（高崎ダート1400m 雨/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。6着に敗れた。
3月22日、連闘で迎えた29戦目は、春分特別（高崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で米田真由美騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で大外11番ゲートからスタート。6着に終わった。
4月14日、中2週で迎えた30戦目は、一般B C1（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で米田真由美騎手（2戦0勝）。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のテルノキャプテンに約13馬身の大差をつけて待望の初勝利を挙げた。
4月23日、連闘で迎えた31戦目は、ヒナゲシ特別（足利ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で米田真由美騎手（3戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。8着に敗れた。
5月16日、中2週で迎えた32戦目は、水野貴史騎手を鞍上に迎えて、金精峠特別（高崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったスーパータイミングから2馬身差の2着に敗北した。
5月29日、中1週で迎えた33戦目は、一般B3 C1（宇都宮ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は米田真由美騎手（4戦1勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。9着に敗れた。
6月20日、中2週で迎えた34戦目は、工藤勉騎手を鞍上に迎えて、金精峠特別（高崎ダート1500m 曇/重）に出走。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。6着に敗れた。
7月19日、中3週で迎えた35戦目は、舞木強騎手を鞍上に迎えて、金精峠特別（高崎ダート1500m 曇/重）に出走。11頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。3着を確保した。
11月7日、約3か月半の休み明けで迎えた36戦目は、村松学騎手を鞍上に迎えて、一般C3（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。9着に敗れた。
11月21日、中1週で迎えた37戦目は、一般C3（盛岡ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で村松学騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。
11月28日、連闘で迎えた38戦目は、一般C3（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で村松学騎手（2戦0勝）。11頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。
12月12日、中1週で迎えた39戦目は、一般C3（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で村松学騎手（3戦0勝）。11頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。
12月25日、中1週で迎えた40戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、一般C3（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。
6歳（2000年）
1月3日、連闘で迎えた41戦目は、一般C3（水沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。10着に敗れた。
4月16日、約3か月半の休み明けで迎えた42戦目は、小林俊彦騎手を鞍上に迎えて、一般C2（水沢ダート1300m 晴/重）に出走。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のミヤマスワローに2馬身の差をつけて制した。
4月29日、中1週で迎えた43戦目は、一般C2（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で小林俊彦騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のエビスサンダーに2馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。
5月15日、中1週で迎えた44戦目は、一般C2（盛岡ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で小林俊彦騎手（2戦2勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。5着に敗れた。
6月5日、中2週で迎えた45戦目は、一般C2（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小林俊彦騎手（3戦2勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。5着に敗れた。
6月19日、中1週で迎えた46戦目は、三野宮通騎手を鞍上に迎えて、一般C2（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。8着に終わった。
7月1日、中1週で迎えた47戦目は、一般C2（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は村上忍騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。4着に敗れた。
7月17日、中1週で迎えた48戦目は、一般C2（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は村松学騎手（4戦0勝）。7頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。7着に敗れた。
8月6日、中2週で迎えた49戦目は、一般C2（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は村上忍騎手（3戦0勝）。7頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。7着に敗れた。
8月20日、中1週で迎えた50戦目は、一般C2（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（4戦0勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。9着に終わった。
8月28日、連闘で迎えた51戦目は、伊藤康浩騎手を鞍上に迎えて、一般C2（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。7着に終わった。
9月4日、連闘で迎えた52戦目は、一般C2（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は村上忍騎手（5戦0勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。
11月19日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から13kg減らして迎えた53戦目は、渡辺正彦騎手を鞍上に迎えて、一般C2（盛岡ダート1200m 曇/稍重）に出走。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。
12月10日、中2週で迎えた54戦目は、菅原雅文騎手を鞍上に迎えて、一般C2（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。3着を確保した。
12月23日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた55戦目は、一般C2（水沢ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は小林俊彦騎手（4戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。8着に敗れた。
7歳（2001年）
1月3日、中1週で迎えた56戦目は、一般C2（水沢ダート1300m 小雪/不良）に出走。鞍上は三野宮通騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。