スーパーキセキ（2003年生、母コスモタンツェリン）

スーパーキセキ（2003年4月30日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は青鹿毛。種牡馬のステイゴールド（当時9歳）と交配したコスモタンツェリンが5歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）コスモヴューファーム。戦績は、地方27戦2勝2着3回。主な勝ち鞍は2005年の2歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、畠山牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」と「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。

国信満厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2005年）

7月19日、デビュー戦は千葉津代士騎手を鞍上に据えて、牝馬限定2歳戦のフレッシュチャレンジ（旭川ダート1000m 雨/重）に出走。馬体重は436kg。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。6着に敗れた。

8月21日、中4週で迎えた2戦目は、緒方洋介騎手を鞍上に迎えて、一般F11（高知ダート800m 雨/不良）に出走。5頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立つ形となり、リードを2馬身以上キープして、で一団を牽引。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のシスタージーンを3/4馬身振り切って初白星を挙げた。

9月4日、中1週で迎えた3戦目は、一般F10（高知ダート1000m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で緒方洋介騎手（1戦1勝）。5頭立ての2番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では末脚が振るわず3着に敗れた。

9月25日、中2週で迎えた4戦目は、一般F7（高知ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で緒方洋介騎手（2戦1勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず4着に敗れた。

10月20日、中3週で迎えた5戦目は、赤岡修次騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定2歳G3のエーデルワイス賞（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。重賞競走への出走は初となった。16頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず16着に終わった。

11月5日、中1週で迎えた6戦目は、一般F6（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は緒方洋介騎手（3戦1勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず5着に敗れた。

11月13日、連闘で迎えた7戦目は、まちゃ姉誕生日特別（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で緒方洋介騎手（4戦1勝）。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したアサクサマーカスを捕まえ切れず、クビ差の2着となった。

11月20日、連闘で迎えた8戦目は、一般F5（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で緒方洋介騎手（5戦1勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では詰めが甘くなり、3着に終わった。

11月27日、連闘で迎えた9戦目は、一般Fロ（高知ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で緒方洋介騎手（6戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く4着に敗れた。

12月3日、連闘で迎えた10戦目は、2歳（高知ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で緒方洋介騎手（7戦1勝）。6頭立ての2番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ダイコービブロスに3/4馬身交わされて2着に敗れた。

12月18日、中1週で迎えた11戦目は、2歳（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で緒方洋介騎手（8戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のダイコービブロスに1馬身の差をつけて2勝目をマークした。

12月31日、中1週で迎えた12戦目は、22番藤川球児特別（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で緒方洋介騎手（9戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったグロリアにねじ伏せられて3馬身差の2着に敗北した。

3歳（2006年）

1月3日、連闘で迎えた13戦目は、一般Fイ（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で緒方洋介騎手（10戦2勝）。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを3番手で通過。直線ではいいところがなく4着に敗れた。

1月29日、中3週で馬体重を前走から19kg増やして迎えた14戦目は、3歳（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で緒方洋介騎手（11戦2勝）。6頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず5着に終わった。

2月12日、中1週で迎えた15戦目は、3歳（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で緒方洋介騎手（12戦2勝）。7頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず7着に敗れた。

2月26日、中1週で迎えた16戦目は、3歳戦の自分へのごほうび特別（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は11戦連続で緒方洋介騎手（13戦2勝）。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず6着に終わった。

3月12日、中1週で迎えた17戦目は、3歳（高知ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は12戦連続で緒方洋介騎手（14戦2勝）。7頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず7着に終わった。

3月19日、連闘で迎えた18戦目は、3歳（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は13戦連続で緒方洋介騎手（15戦2勝）。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず7着に終わった。

3月25日、連闘で迎えた19戦目は、森井美香騎手を鞍上に迎えて、3歳（高知ダート1300m 晴/重）に49kgの軽斤量で出走。6頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず6着に終わった。

4月2日、連闘で迎えた20戦目は、永森大智騎手を鞍上に迎えて、3歳（高知ダート1300m 雨/重）に出走。7頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず3着に敗れた。

4月16日、中1週で迎えた21戦目は、3歳（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で永森大智騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず9着に終わった。

5月7日、中2週で迎えた22戦目は、3歳（高知ダート1300m 雨/不良）に49kgの軽斤量で出走。鞍上は森井美香騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。

5月20日、中1週で迎えた23戦目は、3歳（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は緒方洋介騎手（16戦2勝）。7頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず7着に敗れた。

8月26日、約3か月半の休養明けで迎えた24戦目は、一般F3（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は森井美香騎手（2戦0勝）。7頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを3番手で通過。直線ではいいところがなく4着に終わった。

9月24日、中3週で迎えた25戦目は、中西達也騎手を鞍上に迎えて、一般F2（高知ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず7着に敗れた。

10月14日、中2週で迎えた26戦目は、一般E6（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は森井美香騎手（3戦0勝）。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず8着に終わった。

10月29日、中1週で迎えた27戦目は、一般E6（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で森井美香騎手（4戦0勝）。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず8着に終わった。