ウラエウス（2018年生、母マウントコブラ）

経歴

デビュー前

本田優厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2020年）

11月14日、デビュー戦は武豊騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は480kg。13頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではシャープな伸び脚で猛追したが、抜け出したアトミックフレアに半馬身届かず2着に敗北した。

11月28日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で武豊騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず6着に敗れた。

12月19日、中2週で迎えた3戦目は、坂井瑠星騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神芝1800m 外回り曇/良）に出走。18頭立ての5番人気で16番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切り、4着に入った。

3歳（2021年）

1月9日、中2週で迎えた4戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では印象的な伸び脚で猛進したが、勝ったジョディーズマロンにねじ伏せられて1馬身1/4差の2着に敗北した。

1月24日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（中京ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は武豊騎手（2戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見せ場なく6着に敗れた。

4月17日、約3か月の間隔を開けて迎えた6戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1400m 雨/不良）に出走。16頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、4着に入った。

5月1日、中1週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は武豊騎手（3戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、速いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグングンと末脚を伸ばして先頭に躍り出て、最後は2着のエイシンイルハーンに2馬身半の差をつけて未勝利戦を制した。

6月27日、中7週で迎えた8戦目は、3歳以上1勝クラスの城崎特別（阪神芝1800m 外回り小雨/良）に出走。鞍上は和田竜二騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は脚勢が衰えて5着に終わった。

7月11日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた9戦目は、松山弘平騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（小倉ダート1700m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての6番人気で大外16番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では余力が残っておらず16着に敗れた。

9月11日、中8週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた10戦目は、泉谷楓真騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（中京芝2000m 曇/良）に出走。12頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では伸びが鈍く12着に終わった。

9月26日、中1週で迎えた11戦目は、3歳以上1勝クラス（中京ダート1900m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で泉谷楓真騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。端を奪う形となり、極端なスローペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では迫力満点の伸び脚で驀進したが、ミッションレールにクビ差交わされて2着となった。

12月19日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から10kg増やして迎えた12戦目は、角田大和騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（中京ダート1900m 晴/重）に53kgの軽斤量で出走。13頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、緩いペースで集団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、4着に終わった。

4歳（2022年）

1月10日、中2週で迎えた13戦目は、4歳以上1勝クラス（中京ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は武豊騎手（4戦1勝）。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はタレてしまい9着に敗れた。

9月17日、約8か月半の休養明けで迎えた14戦目は、角田大河騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（中京ダート1900m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を牽引。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

10月8日、中2週で迎えた15戦目は、3歳以上1勝クラス（阪神ダート2000m 曇/重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で角田大河騎手（1戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は失速してしまい8着に敗れた。

11月5日、中3週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた16戦目は、3歳以上1勝クラス（福島ダート2400m 晴/良）に出走。鞍上は角田大和騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は垂れてしまい10着に敗れた。

11月26日、中2週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた17戦目は、永島まなみ騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（阪神ダート2000m 曇/稍重）に53kgの軽斤量で出走。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が悪くなり8着に敗れた。

5歳（2023年）

1月8日、中5週で迎えた18戦目は、4歳以上1勝クラス（中京ダート1900m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で永島まなみ騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、極端なスローペースで馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は垂れてしまい7着に敗れた。

2月18日、中5週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた19戦目は、藤岡康太騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（小倉ダート2400m 曇/稍重）に出走。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず11着に敗れた。

7月1日、約4か月半の休養明けで迎えた20戦目は、3歳以上1勝クラス（中京ダート1900m 曇/不良）に出走。鞍上は永島まなみ騎手（2戦0勝）。16頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では見せ場なく16着に終わった。

8月19日、中6週で迎えた21戦目は、3歳以上1勝クラス（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は藤岡康太騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で1番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず13着に終わった。

9月10日、中2週で迎えた22戦目は、3歳以上1勝クラス（阪神ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤岡康太騎手（2戦0勝）。12頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず9着に終わった。

10月9日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた23戦目は、中村将之騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（東京障害芝3000m 雨/稍重）に出走。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

11月19日、中5週で迎えた24戦目は、障害3歳以上未勝利（福島障害芝2770m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中村将之騎手（1戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月10日、中2週で迎えた25戦目は、障害3歳以上未勝利（中山障害芝2880m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で中村将之騎手（2戦0勝）。14頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のビップランバンに1馬身1/4の差をつけて久々に勝ち星を挙げた。

6歳（2024年）

1月8日、中3週で迎えた26戦目は、中山新春ジャンプステークス（中山障害芝3200m 外→内晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で中村将之騎手（3戦1勝）。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。12着に終わった。

6月15日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた27戦目は、小坂忠士騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上オープン（京都障害芝3170m 晴/良）に出走。13頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。11着に終わった。

7月20日、中4週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた28戦目は、障害3歳以上オープン（小倉障害芝2860m 曇/稍重）に出走。鞍上は中村将之騎手（4戦1勝）。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。8着に終わった。

2024年7月26日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。