グランアプロウソ（2019年生、母フィドゥーシア）

Gran Aplauso

2019.01.26

グランアプロウソ（2019年1月26日）は、アメリカ合衆国で生まれ、日本で調教された競走馬。牡馬。馬名の意味は「盛大な拍手(西)」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のGun Runner（当時6歳）と交配したフィドゥーシアが8歳のときに産んだ仔が本馬である。主な勝ち鞍は2021年の2歳新馬。

経歴

デビュー前

松永幹夫厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2021年）

6月20日、デビュー戦は武豊騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（札幌芝1200m 曇/稍重）に出走。馬体重は476kg。16頭立ての3番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、きちんと末脚を伸ばして、最後は2着のエーティーマクフィに1馬身の差をつけて初白星を挙げた。

3歳（2022年）

4月24日、約10か月半の休み明けで迎えた2戦目は、角田大和騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラスの雪うさぎ賞（福島芝1200m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての4番人気に推されて7番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のガッツで最後まで敢闘したが、勝ったウインモナークにねじ伏せられて1馬身3/4差の2着に敗北した。

5月21日、中3週で迎えた3戦目は、3歳1勝クラスのメルボルントロフィー（中京芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は武豊騎手（1戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では息の長い末脚を繰り出したが、5着に終わった。

6月12日、中2週で迎えた4戦目は、3歳以上1勝クラス（函館芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で武豊騎手（2戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では末脚を伸ばせず9着に敗れた。

8月13日、中8週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、3歳以上1勝クラス（札幌芝1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で武豊騎手（3戦1勝）。16頭立ての4番人気に推されて7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位には届かず6着に敗れた。

4歳（2023年）

2月26日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg絞って迎えた6戦目は、古川奈穂騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（小倉芝1200m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。18頭立ての5番人気で大外18番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では目を引く伸び脚で猛進したが、伸びてきたスーリールダンジュ決め手に屈して半馬身差の2着となった。

3月25日、中3週で迎えた7戦目は、岩田望来騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（阪神ダート1200m 曇/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。14頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のサクハルに3馬身の差をつけて順当に勝利した。