ゲンパチラブハート（2019年生、母ラブリイステラ）

ゲンパチラブハート（2019年4月18日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名+母名より+ハート」。毛色は栗毛。種牡馬のマジェスティックウォリアー（当時14歳）と交配したラブリイステラが12歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者はカナイシスタッド。主な勝ち鞍は2022年の3歳B2。

経歴

デビュー前

佐々木晶三厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2021年）

8月28日、デビュー戦は幸英明騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（小倉芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は494kg。13頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では見所を作れず13着に終わった。

10月3日、中4週で迎えた2戦目は、斎藤新騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中京ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではいい脚を見せられず10着に終わった。

11月20日、中6週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で斎藤新騎手（1戦0勝）。15頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではいい脚を見せられず14着に敗れた。

3歳（2022年）

5月2日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた4戦目は、藤田弘治騎手を鞍上に迎えて、3歳B4（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では迫力のある伸びを見せたが、アストロロジーに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

5月10日、連闘で迎えた5戦目は、3歳B2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤田弘治騎手（1戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のオッカナイに9馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

5月22日、中1週で迎えた6戦目は、3歳A4（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤田弘治騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと押しが足りず、3着に終わった。

5月31日、連闘で馬体重を前走から11kg増やして迎えた7戦目は、3歳B（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で藤田弘治騎手（3戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では息の長い末脚を繰り出したが、3着に終わった。

6月14日、中1週で迎えた8戦目は、3歳B（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で藤田弘治騎手（4戦1勝）。5頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩着実に差を詰めて、最後は2着のハルノトゥーリを半馬身振り切って断然人気に応えた。

6月28日、中1週で迎えた9戦目は、3歳B（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で藤田弘治騎手（5戦2勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では圧倒的な末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のライディーンに1馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

7月18日、中2週で迎えた10戦目は、田知弘久騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の小舞子海岸特別（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に終わった。

7月31日、中1週で迎えた11戦目は、米倉知騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の石崎奉燈祭特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に敗れた。

8月16日、中1週で迎えた12戦目は、3歳戦の能登巌門賞（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は藤田弘治騎手（6戦3勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず5着に終わった。

8月30日、中1週で迎えた13戦目は、3歳戦の能登七ツ島賞（金沢ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で藤田弘治騎手（7戦3勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では目立つような脚を使えず6着に終わった。

9月20日、中2週で迎えた14戦目は、ひるまっく結婚おめでとう記念（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で藤田弘治騎手（8戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚にキレが無く9着に敗れた。

10月4日、中1週で迎えた15戦目は、九谷焼ロディ杯（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で藤田弘治騎手（9戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に敗れた。

10月30日、中3週で迎えた16戦目は、牝馬限定戦のパンプキン賞（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で藤田弘治騎手（10戦3勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず4着に敗れた。

11月13日、中1週で迎えた17戦目は、栗原大河騎手を鞍上に迎えて、エリートドーマー野村夫妻結婚記念（金沢ダート1500m 雨/稍重）に出走。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

11月27日、中1週で迎えた18戦目は、柊特別（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で栗原大河騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚を伸ばせず5着に敗れた。

12月22日、中3週で迎えた19戦目は、木場くぼ☆久保大海重機沢山仕入れました杯（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は藤田弘治騎手（11戦3勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のプレイマウントに約12馬身の大差をつけて4勝目を手にした。

4歳（2023年）

3月13日、約2か月半の間隔を開けて迎えた20戦目は、白州響完走記念、ハイボールで乾杯（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で藤田弘治騎手（12戦4勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では鮮やかな末脚を弾けさせて、最後は2着のガラチコをクビ差振り切って優勝

3月25日、中1週で迎えた21戦目は、牧場主ゆーすけさんお世話になりました記念（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で藤田弘治騎手（13戦5勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず4着に敗れた。

4月9日、中1週で迎えた22戦目は、としちゃん★4月8日おたおめ記念（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で藤田弘治騎手（14戦5勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く4着に敗れた。

4月25日、中1週で迎えた23戦目は、一般B2四（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で藤田弘治騎手（15戦5勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走し、3着に入り込んだ。

5月9日、中1週で迎えた24戦目は、一般B2四（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で藤田弘治騎手（16戦5勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず7着に敗れた。

5月23日、中1週で迎えた25戦目は、一般B2六（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で藤田弘治騎手（17戦5勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではいい脚を見せられず8着に終わった。

5月30日、連闘で迎えた26戦目は、能登の里山里海は世界農業遺産です賞（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で藤田弘治騎手（18戦5勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり、馬場の外目を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線では脚が残っておらず6着に敗れた。

6月13日、中1週で迎えた27戦目は、中島龍也騎手を鞍上に迎えて、あかねこちゃんねる二周年記念（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では一気に末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のネバーランドに1馬身の差をつけて6勝目を収める

7月3日、中2週で迎えた28戦目は、スマホからポイントで投票!楽天競馬賞（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で中島龍也騎手（1戦1勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では見せ場を作れず6着に敗れた。

7月16日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた29戦目は、柴田勇真騎手を鞍上に迎えて、奥能登地震被災地復興支援杯（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚に勢いがなく8着に敗れた。

7月30日、中1週で迎えた30戦目は、河北門賞（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は中島龍也騎手（2戦1勝）。7頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。最後はタレてしまい4着に敗れた。

8月29日、中3週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた31戦目は、#鎌田菜月生誕祭2023記念（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中島龍也騎手（3戦1勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く9着に終わった。

9月10日、中1週で迎えた32戦目は、はくぼレースシーズン到来賞（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は藤田弘治騎手（19戦5勝）。7頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい6着に終わった。

9月24日、中1週で迎えた33戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、奥能登国際芸術祭開幕記念特別編成（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

10月8日、中1週で迎えた34戦目は、いしかわ百万石文化祭開幕まであと6日賞（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は中島龍也騎手（4戦1勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚にキレが無く5着に終わった。

11月27日、中6週で迎えた35戦目は、木間塚龍馬騎手を鞍上に迎えて、馬い!八丈島レモンを食べよう（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。7頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず5着に終わった。