ピヌスアモリス（2020年生、母フォエヴァーダーリング）

Pignus Amoris

2020.02.25

ピヌスアモリス（2020年2月25日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「愛の印(ラテン語)」。毛色は鹿毛。種牡馬のハーツクライ（当時19歳）と交配したフォエヴァーダーリングが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。

経歴

デビュー前

松下武士厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2022年）

6月18日、デビュー戦は松山弘平騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1600m 外回り 曇/良）に出走。馬体重は480kg。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では素晴らしい伸び脚で驀進したが、勝ったファントムシーフにねじ伏せられて1馬身1/4差の2着となった。

8月14日、中7週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で松山弘平騎手（1戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったロードラディウスに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

10月29日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から14kg増やして迎えた3戦目は、C.デムーロ騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神芝1800m 外回り 晴/良）に出走。13頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では脚が残っておらず10着に敗れた。

11月12日、中1週で迎えた4戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続でC.デムーロ騎手（1戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は失速してしまい6着に敗れた。

3歳（2023年）

2月5日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、北村友一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝2000m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚が上がってしまい8着に敗れた。

7月16日、約5か月半の休養明けで迎えた6戦目は、団野大成騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝1400m 晴/良）に出走。18頭立ての8番人気で14番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、馬場の外目を回って4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚色が鈍り16着に敗れた。

8月27日、中5週で迎えた7戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に出走。15頭立ての10番人気で14番ゲートからスタート。ハナを取り切り、非常に遅いペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が鈍り9着に終わった。

2023年8月30日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。