ミドルブリッジ（1985年生、母プリティーアカツキ）

ミドルブリッジ（1985年4月8日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のマイスワロー（当時17歳）と交配したプリティーアカツキが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は暁牧場。戦績は、中央平地10戦2勝、地方15戦0勝。主な勝ち鞍は1989年の尖閣湾特別(400万下)。

経歴

デビュー前

高木嘉夫厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1988年）

3月5日、デビュー戦は坂本勝美騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（東京ダート1400m 晴/重）に出走。馬体重は444kg。14頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを10番手で通過。直線では速い脚を使えず6着に終わった。

3月20日、中1週で迎えた2戦目は、小島太騎手を鞍上に迎えて、4歳新馬（東京ダート1600m 曇/重）に出走。16頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを11番手で通過。直線では息の長い末脚を発揮し、3着に入った。

4月2日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（東京ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で小島太騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではしっかりと終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のサキノキヌガサをクビ差振り切って初勝利を挙げた。

4歳（1989年）

3月5日、約11か月の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた4戦目は、木藤隆行騎手を鞍上に迎えて、5歳以上400万下（中京ダート1700m 曇/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての7番人気で大外16番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚がパッとせず12着に敗れた。

3月26日、中2週で迎えた5戦目は、5歳以上400万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は坂本勝美騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では上がり4位タイの末脚を繰り出したが上位には届かず10着に終わった。

4月29日、中4週で迎えた6戦目は、5歳以上400万下の尖閣湾特別（新潟芝2000m 外回り晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で坂本勝美騎手（2戦0勝）。13頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では一完歩ずつ着実に終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のスリーダイアナを半馬身振り切って2勝目を手に入れた。

6月25日、中7週で迎えた7戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の磐越特別（新潟芝2000m 外回り曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で坂本勝美騎手（3戦1勝）。7頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず6着に敗れた。

7月16日、中2週で迎えた8戦目は、4歳以上900万下の阿賀野川特別（新潟芝2000m 外回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で坂本勝美騎手（4戦1勝）。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず9着に終わった。

10月28日、約3か月半の休み明けで迎えた9戦目は、4歳以上900万下の秋嶺賞（東京芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で坂本勝美騎手（5戦1勝）。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く6着に終わった。

11月18日、中2週で迎えた10戦目は、寺島祐治騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下の初冬特別（東京芝2000m 晴/稍重）に出走。11頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではいいところがなく5着に終わった。

5歳（1990年）

6月3日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた11戦目は、鷹野宏史騎手を鞍上に迎えて、一般C1-2（高知ダート1400m 曇/稍重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月30日、中3週で迎えた12戦目は、雑賀秀介騎手を鞍上に迎えて、一般C1-2（高知ダート1400m 小雨/不良）に出走。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。6着に敗れた。

7月8日、連闘で迎えた13戦目は、一般C1-2（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で雑賀秀介騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。7着に敗れた。

8月13日、中4週で迎えた14戦目は、青海波特別（高知ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で雑賀秀介騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月2日、中2週で迎えた15戦目は、西川敏弘騎手を鞍上に迎えて、一般C3-2（高知ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月22日、中6週で迎えた16戦目は、田中守騎手を鞍上に迎えて、野菊特別（高知ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月4日、中1週で迎えた17戦目は、一般C2-3（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は雑賀秀介騎手（3戦0勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月20日、中1週で迎えた18戦目は、一般C3-1（高知ダート1400m 小雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で雑賀秀介騎手（4戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後はピックミーアップと並んで6着同着となった。

12月28日、中4週で迎えた19戦目は、一般C2-2（高知ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で雑賀秀介騎手（5戦0勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。10着に敗れた。

6歳（1991年）

1月8日、中1週で迎えた20戦目は、一般C2-2（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は田中守騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

1月21日、中1週で迎えた21戦目は、スワン特別（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は雑賀秀介騎手（6戦0勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

2月2日、中1週で迎えた22戦目は、一般C2-1（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で雑賀秀介騎手（7戦0勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。

2月27日、中3週で迎えた23戦目は、徳留康豊騎手を鞍上に迎えて、一般C2-2（高知ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

3月15日、中1週で迎えた24戦目は、一般C2-2（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は雑賀秀介騎手（8戦0勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。

3月24日、連闘で迎えた25戦目は、一般C2-3（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で雑賀秀介騎手（9戦0勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。