ピックミーアップ（1983年生、母ノーホームスクイーン）
Pick Me Up
1983.03.20
ピックミーアップ（1983年3月20日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のノーザンテースト（当時12歳）と交配したノーホームスクイーンが18歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地25戦3勝2着8回、地方25戦2勝2着4回。主な勝ち鞍は1987年の米山特別(400万下)。
経歴
デビュー前
松永勇厩舎（美浦）へ入厩。
3歳（1986年）
7月19日、デビュー戦は4歳未勝利（新潟芝1400m 曇/稍重）に出走。馬体重は434kg。鞍上は岡部幸雄騎手。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では目覚ましい伸びを見せたが、勝ったホッカイジャッジャにねじ伏せられて1馬身差の2着に敗北した。
8月9日、4歳未勝利（新潟芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部幸雄騎手。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の心肺能力で最後まで敢闘したが、勝ったミトモジョオーに詰め切れず、1馬身3/4差の2着に敗北した。
9月7日、4歳未勝利（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は天間昭一騎手。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では堅実な伸びを見せたが、勝ったヨシダコムにねじ伏せられて半馬身差の2着に敗北した。
9月21日、4歳未勝利（中山ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で天間昭一騎手。16頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では物凄い伸び脚で猛追したが、抜け出したユーワパルフェに3/4馬身届かず2着に敗北した。
10月11日、4歳未勝利（福島ダート1000m 雨/不良）に出走。鞍上は増沢末夫騎手。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと押しが利かず、4着に終わった。
11月2日、4歳未勝利（福島ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で増沢末夫騎手。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚を持続できず、4着に終わった。
4歳（1987年）
6月28日、5歳以上400万下（福島芝1000m 曇/良）に出走。鞍上は蛯沢誠治騎手。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚にキレが無く7着に終わった。
7月12日、5歳以上400万下（福島芝1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で蛯沢誠治騎手。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、平均的なペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮烈な末脚を弾けさせてあっさりと抜け出し、最後は2着のビクトリーアピールに3馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。
8月1日、4歳以上400万下の米山特別（新潟芝1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で蛯沢誠治騎手。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るニシノメールを上がり2位タイの末脚で半馬身差し切ってトップでゴールに入った。
11月1日、4歳以上400万下（東京ダート1200m 曇/重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は伊藤暢康騎手。13頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では目を引く伸び脚で猛追したが、抜け出したイチエープロントを捕まえ切れず、半馬身差の2着に敗北した。
11月21日、4歳以上400万下（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は蛯沢誠治騎手。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚勢がやや鈍り、4着に終わった。
12月11日、4歳以上400万下（中山ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は増沢末夫騎手。15頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、速いペースで集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で猛追したが、勝ったエプソムグランツを半馬身捉え切れず2着に敗北した。
12月19日、4歳以上400万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で増沢末夫騎手。16頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、タフなペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の心肺能力で最後まで敢闘したが、インターシュリリーに交わされて1馬身1/4差の2着に敗北した。
5歳（1988年）
1月10日、5歳以上400万下（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で増沢末夫騎手。16頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一完歩ずつ着実に前との差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のリーガルシンセイをクビ差振り切って勝利を手中に収めた。
2月6日、5歳以上900万下の節分賞（東京ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で増沢末夫騎手。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では決め手が足りず9着に敗れた。
2月28日、5歳以上900万下（東京ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で増沢末夫騎手。14頭立ての4番人気で13番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、馬場の外目を回って5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では脚が残っておらず14着に敗れた。
3月12日、5歳以上900万下（東京ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は天間昭一騎手。13頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見所を作れず5着に敗れた。
4月2日、5歳以上900万下（東京芝1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で天間昭一騎手。18頭立ての10番人気で14番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず8着に終わった。
5月15日、5歳以上900万下（東京芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で天間昭一騎手。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり7着に終わった。
6月5日、5歳以上900万下（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で天間昭一騎手。14頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではいいところがなく11着に終わった。
7月30日、4歳以上900万下の米沢特別（福島芝1200m 晴/重）に出走。鞍上は柴崎勇騎手。14頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではパワフルな末脚を披露し、3着に入り込んだ。
8月27日、ハンデ戦で4歳以上900万下の三国特別（新潟芝1200m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で柴崎勇騎手。13頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではいい脚を見せられず9着に敗れた。
10月30日、4歳以上900万下（東京ダート1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は天間昭一騎手。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚に勢いがなく6着に終わった。
11月19日、4歳以上900万下（東京芝1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で天間昭一騎手。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、抜け出したジムクインを捕まえ切れず、半馬身差の2着となった。
12月4日、4歳以上900万下（中山芝1200m 外回り 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で天間昭一騎手。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを2番手で通過。最後はバタバタになってしまい9着に敗れた。
6歳（1989年）
5月15日、皐月特別（上山ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は冨士木秀四郎騎手。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。6着に敗れた。
5月28日、一般A2（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は野元栄二騎手。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。10着に敗れた。
6月26日、水無月特別（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は川崎勝良騎手。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。
10月22日、一般A2（高知ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は清田義男騎手。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。8着に敗れた。
12月3日、一般B2（高知ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は細川忠義騎手。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。
7歳（1990年）
1月6日、一般B2（高知ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で細川忠義騎手。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。
1月20日、一般B2（高知ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で細川忠義騎手。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。
1月30日、一般B3（高知ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で細川忠義騎手。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。
3月4日、一般B3（高知ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で細川忠義騎手。7頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。7着に敗れた。
3月12日、一般B3（高知ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で細川忠義騎手。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。
3月31日、一般B3（高知ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で細川忠義騎手。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。
4月23日、一般C5-1（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で細川忠義騎手。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。
5月19日、一般C5-1（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は9戦連続で細川忠義騎手。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。
6月4日、一般C5-2（高知ダート1300m 小雨/重）に出走。鞍上は10戦連続で細川忠義騎手。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。5着に敗れた。
6月30日、一般C5-2（高知ダート1300m 小雨/不良）に出走。鞍上は北野真弘騎手。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったツナギヒーローから1馬身差の2着に敗北した。
7月9日、仁淀川特別（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は徳留康豊騎手。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のニシケンハツピーに4馬身の差をつけて勝利を掴み取った。
8月6日、一般C4-1（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は北野真弘騎手。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったタカクラエースから半馬身差の2着となった。
9月10日、コスモス特別（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は徳留康豊騎手。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のアスコットルーラをアタマ差制してトップでゴールに飛び込んだ。
10月21日、一般C3-2（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は北野真弘騎手。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったワイドターセルから1馬身半差の2着に敗北した。
11月4日、一般C2-3（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は鷹野宏史騎手。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。
11月20日、一般C3-1（高知ダート1400m 小雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で鷹野宏史騎手。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後はミドルブリッジと並んで6着同着となった。
8歳（1991年）
1月19日、一般C5-1（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は花本正三騎手。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったコトブキアンサーから2馬身半差の2着に敗北した。
1月29日、紅梅特別（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で花本正三騎手。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。5着に敗れた。
2月23日、一般C5-1（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は北野真弘騎手。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。
4月23日、一般C4-4（高知ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は田中譲二騎手。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。3着に終わった。