5歳以上900万下

レース展開

キリショウリが隊列を牽引、その直後にウイリアムテルとジェントリーが続く

キリショウリが先手を取る形となり、後続との差を1馬身ほど保ってレースを進める。2番手にウイリアムテルとジェントリーが並ぶ。トウカンルチェー、ケイシュウグレイト、ハシノオイワケらは中団後方の位置。少し空いて、後方3番手でジックリと折り合いに専念するのはピックミーアップ。後方2番手の位置でじっと我慢して脚を溜めるのはダイヤプリンス。少し離れた殿にフジノセンゴクがいる隊列で最初のコーナーを通過。

フジノセンゴクが烈風の様な末脚を発揮して前方の各馬をまとめて交わす

先頭はウイリアムテルでリードは半馬身。2番手にキリショウリが続く。そのすぐ後ろ、トウカンルチェーとジェントリーが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、3番手から抜け出したのは2番人気のトウカンルチェー。そのまま押し切る態勢だったが、最後方にいたフジノセンゴクが次元の違う末脚を炸裂させ前にいた8頭を交わし、最後は後続に2馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。2着には、3番手の位置から持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いた2番人気のトウカンルチェーが続き、2着とクビ差の3着には、中団後方の位置から力強い脚運びでゴールまで走り切ったハシノオイワケが入った。1番人気のケイシュウグレイトは中団後方にいたが見せ場なく6着に敗れた。