スズヴァレット（2019年生、母アンルーリー）

Suzu Valette

2019.02.25

スズヴァレット（2019年2月25日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+人名より」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のホッコータルマエ（当時10歳）と交配したアンルーリーが10歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者はディアレストクラブ。主な勝ち鞍は2023年の3歳以上C2二。

経歴

デビュー前

田村康仁厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2022年）

2月13日、デビュー戦は大野拓弥騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京ダート1600m 雨/重）に出走。馬体重は558kg。16頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり14着に終わった。

4月24日、中9週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1600m 曇/良）に出走。16頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位には食い込めず8着に終わった。

5月7日、中1週で迎えた3戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート2100m 曇/良）に出走。13頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。逃げを打ち、かなり遅いペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では強靭な末脚を披露し、3着に入った。

5月29日、中2週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（東京ダート2100m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で和田竜二騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

6月18日、中2週で迎えた5戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート2100m 曇/良）に出走。16頭立ての5番人気で15番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい10着に敗れた。

8月20日、中8週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1800m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は津村明秀騎手（1戦0勝）。15頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びが鈍く9着に敗れた。

12月25日、約4か月の休み明けで迎えた7戦目は、五十嵐雄祐騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝2970m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。9着に終わった。

4歳（2023年）

4月16日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた8戦目は、障害4歳以上未勝利（福島障害芝2750m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐雄祐騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。

7月23日、約3か月半の休養明けで迎えた9戦目は、江田勇亮騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（福島障害芝2770m 晴/良）に出走。13頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。9着に終わった。

9月8日、中6週で馬体重を前走から19kg増やして迎えた10戦目は、松本幸祐騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2二（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のステラメテオールに約12馬身の大差をつけて待望の初勝利を挙げた。

10月12日、中4週で馬体重を前走から19kg絞って迎えた11戦目は、3歳以上C1二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松本幸祐騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では印象的な伸び脚で追い上げたが、勝ったイナウィンクに詰め切れず、1馬身差の2着に敗北した。

11月2日、中2週で迎えた12戦目は、吉村智洋騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のタガノクルシータに4馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

12月1日、中3週で迎えた13戦目は、デージー賞（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉村智洋騎手（1戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では鮮烈な末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のイーシャに2馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

5歳（2024年）

1月4日、中4週で迎えた14戦目は、4歳以上B2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉村智洋騎手（2戦2勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではぐいぐいと末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のハローチュースをクビ差振り切って断トツ人気に応えた。

4月24日、約3か月半の休養明けで迎えた15戦目は、吉村誠之助騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B2（園田ダート1400m 曇/重）に54kgの軽斤量で出走。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では終いが甘くなり、3着に終わった。