ハローチュース（2018年生、母レディオブフレイム）
Hello Tschuss
2018.03.15
ハローチュース（2018年3月15日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「こんにちわ+さようなら(独)」。毛色は鹿毛。種牡馬のディスクリートキャット（当時15歳）と交配したレディオブフレイムが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は松浦牧場。主な勝ち鞍は2021年の3歳B C1。
経歴
デビュー前
中竹和也厩舎（栗東）へ入厩。
2歳（2020年）
10月17日、デビュー戦は岩田康誠騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都ダート1400m 雨/重）に出走。馬体重は458kg。16頭立ての15番人気で大外16番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず14着に終わった。
3歳（2021年）
1月16日、約3か月の休み明けで迎えた2戦目は、亀田温心騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1700m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では鋭い脚を使えず11着に終わった。
3月20日、中8週で迎えた3戦目は、小沢大仁騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では天賦の負けじ心を発揮してゴールまで勇戦し、5着に入り込んだ。
4月3日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1400m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で小沢大仁騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で4番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり4位タイの伸び脚を披露したが上位争いには絡めず10着に終わった。
5月1日、中3週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/稍重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で小沢大仁騎手（2戦0勝）。15頭立ての15番人気で8番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず15着に終わった。
5月27日、中3週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた6戦目は、廣瀬航騎手を鞍上に迎えて、3歳B C1（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るインプルーヴを次元の違う末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。
6月23日、中3週で迎えた7戦目は、山田雄大騎手を鞍上に迎えて、3歳B（園田ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鋭い脚を使えず5着に敗れた。
7月14日、中2週で迎えた8戦目は、3歳以上C2二（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は廣瀬航騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったエイシンギンガに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。
10月21日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた9戦目は、3歳以上C3一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で廣瀬航騎手（2戦1勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてすんなりと抜け出し、最後は2着のミヤビゴールドに3馬身の差をつけて断然の支持に応えた。
11月9日、中2週で迎えた10戦目は、3歳以上C2二（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で廣瀬航騎手（3戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では別次元の末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のメイショウフウカに4馬身の差をつけてファンの高評価に応えた。
12月12日、中4週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた11戦目は、原優介騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（中京ダート1400m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての13番人気で14番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線ではいいところがなく16着に終わった。
4歳（2022年）
2月20日、中9週で迎えた12戦目は、松若風馬騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（東京ダート1400m 曇/重）に出走。16頭立ての16番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では伸びが鈍く14着に終わった。
3月19日、中3週で迎えた13戦目は、川端海翼騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（中京ダート1200m 曇/重）に54kgの軽斤量で出走。16頭立ての16番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず14着に終わった。
5月15日、中7週で迎えた14戦目は、佐々木大輔騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（新潟ダート1200m 晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。15頭立ての15番人気で1番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では目立つような脚を使えず14着に終わった。
6月17日、中4週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた15戦目は、4歳以上B2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は廣瀬航騎手（4戦3勝）。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位争いには絡めず最後はナリタエストレジャと並んで6着同着となった。
7月8日、中2週で迎えた16戦目は、3歳以上B2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で廣瀬航騎手（5戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るリベリアスハートを次元の違う末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて優勝
7月27日、中2週で迎えた17戦目は、3歳以上B2一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で廣瀬航騎手（6戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では驚異的な末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のリベリアスハートをクビ差振り切って単勝一倍台の支持に応えた。
8月11日、中1週で迎えた18戦目は、3歳以上B1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で廣瀬航騎手（7戦5勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るメイショウオニテを圧倒的な末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて下馬評通りの実力を証明した。
11月24日、約3か月半の休み明けで迎えた19戦目は、胆振軽種馬農業協同組合特別（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で廣瀬航騎手（8戦6勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではビュッとキレる脚を見せたが、伸びてきたグランプリワン決め手に屈して3/4馬身差の2着に敗北した。
12月15日、中2週で迎えた20戦目は、3歳以上B2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で廣瀬航騎手（9戦6勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はハギノアグレッシブと並んで1着同着となった。
12月29日、中1週で迎えた21戦目は、オッズパークウインターカップ（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で廣瀬航騎手（10戦7勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では目を引く伸び脚で追い上げたが、勝ったグリーンシアターに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。
デビュー前
保利良平厩舎（兵庫）へ入厩。
5歳（2023年）
1月27日、中3週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた22戦目は、4歳以上B1（姫路ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で廣瀬航騎手（11戦7勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のメイショウシマトをアタマ差振り切って8勝目をゲットした。
2月22日、中3週で迎えた23戦目は、4歳以上B1（姫路ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で廣瀬航騎手（12戦8勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではスパッとキレる脚で猛追したが、勝ったクリノメガミエースに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。
3月15日、中2週で迎えた24戦目は、がんばれ!近畿の酪農応援賞（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で廣瀬航騎手（13戦8勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず4着に敗れた。
4月4日、中2週で迎えた25戦目は、陽春特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で廣瀬航騎手（14戦8勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。最後は一杯になって9着に敗れた。
7月19日、約3か月半の休養明けで迎えた26戦目は、西脇市日本のへそ特別（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で廣瀬航騎手（15戦8勝）。7頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには参加できず3着に敗れた。
8月9日、中2週で迎えた27戦目は、3歳以上B1（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は13戦連続で廣瀬航騎手（16戦8勝）。6頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったミストルティンに詰め切れず、4馬身差の2着となった。
9月8日、中3週で迎えた28戦目は、3歳以上B1（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は14戦連続で廣瀬航騎手（17戦8勝）。6頭立ての2番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく5着に敗れた。
9月21日、中1週で迎えた29戦目は、3歳以上B1（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は15戦連続で廣瀬航騎手（18戦8勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが鈍く4着に敗れた。
6歳（2024年）
1月4日、約3か月半の休養明けで迎えた30戦目は、4歳以上B2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で廣瀬航騎手（19戦8勝）。11頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では逸出した伸び脚で急追したが、抜け出したスズヴァレットにクビ差届かず2着となった。
1月16日、中1週で迎えた31戦目は、食べようひょうごの畜産物賞（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は17戦連続で廣瀬航騎手（20戦8勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず6着に敗れた。
2021年11月11日付で地方競馬の競走馬登録を抹消した。