オブセッション（2015年生、母パーシステントリー）

オブセッション（2015年4月20日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「執念。勝利への執念を見せてほしい。母名より連想」。毛色は鹿毛。種牡馬のディープインパクト（当時13歳）と交配したパーシステントリーが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。戦績は、中央平地4戦2勝。主な勝ち鞍は2017年のシクラメン賞(500万下)。

経歴

デビュー前

シルクホースクラブにて総額1億円（20万×500口）で一口馬主が募集された。

藤沢和雄厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2017年）

10月21日、デビュー戦はC.ルメール騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝2000m 雨/重）に出走。馬体重は516kg。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では豪脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のラムセスバローズを半馬身振り切って初白星を挙げた。

12月2日、中5週で迎えた2戦目は、2歳500万下のシクラメン賞（阪神芝1800m 外回り晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続でC.ルメール騎手（1戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のダノンフォーチュンに4馬身の差をつけて2勝目をマークした。

3歳（2018年）

3月4日、約3か月の休養明けで迎えた3戦目は、3歳G2の弥生賞（中山芝2000m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は3戦連続でC.ルメール騎手（2戦2勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見せ場を作れず7着に敗れた。

4月28日、中7週で迎えた4戦目は、3歳G2の青葉賞（東京芝2400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続でC.ルメール騎手（3戦2勝）。18頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではいい脚を見せられず11着に敗れた。