マイネブーケ（1998年生、母キタノハナヨメ）

マイネブーケ（1998年3月22日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のリンドシェーバー（当時10歳）と交配したキタノハナヨメが10歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道勇払郡鵡川町、生産者は木下勉。戦績は、中央平地12戦0勝2着2回、地方26戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2003年の一般C2五。

経歴

デビュー前

1歳のとき、木下博から「北海道7月セレクト市場サラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。同年、木下博から「北海道8月市場サラブレッド2歳」に上場され、ビッグレッドファームによって472.5万円で落札された。

ラフィアンターフマンクラブにて総額1,100万円（11万×100口）で一口馬主が募集された。

内藤一雄厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2001年）

3月24日、デビュー戦は徳吉孝士騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未出走（中山ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は470kg。16頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では上がり4位タイの末脚を繰り出したが上位争いには絡めず7着に終わった。

4月7日、中1週で迎えた2戦目は、3歳未出走（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で徳吉孝士騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では出色の末脚を発揮し、3着を確保した。

4月28日、中2週で迎えた3戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。15頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、やや速いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚を失くしてしまい8着に敗れた。

5月19日、中2週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は徳吉孝士騎手（2戦0勝）。14頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見せ場を作れず6着に終わった。

6月10日、中2週で迎えた5戦目は、二本柳壮騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1600m 曇/良）に出走。16頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚に勢いがなく8着に敗れた。

6月23日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（福島芝1700m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は徳吉孝士騎手（3戦0勝）。14頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では天授の負けん気を発揮してゴールまで頑張り、5着に入り込んだ。

7月15日、中2週で迎えた7戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったミホシドニーに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

7月29日、中1週で迎えた8戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で後藤浩輝騎手（1戦0勝）。18頭立ての2番人気に推されて17番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では鋭さ光る末脚を繰り出したが、3着に終わった。

9月2日、中4週で迎えた9戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（新潟芝2000m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で後藤浩輝騎手（2戦0勝）。18頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

9月30日、中3週で迎えた10戦目は、3歳未勝利（中山芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で後藤浩輝騎手（3戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では持ち前の忍耐力ででしぶとく走り抜いたが、勝ったサンライトステラにねじ伏せられて1馬身半差の2着に敗北した。

10月13日、中1週で迎えた11戦目は、3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は徳吉孝士騎手（4戦0勝）。17頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

4歳（2002年）

4月28日、約6か月半の休み明けで迎えた12戦目は、4歳以上500万下の荒川峡特別（新潟芝2400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で徳吉孝士騎手（5戦0勝）。16頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では最後まで息が続かず15着に終わった。

8月17日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた13戦目は、堀千亜樹騎手を鞍上に迎えて、一般C1八九（大井ダート1390m 曇/良）に出走。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚に勢いがなく7着に敗れた。

9月13日、中3週で迎えた14戦目は、一般C1六七（大井ダート1590m 内回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で堀千亜樹騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びが劣勢になり8着に終わった。

9月24日、中1週で迎えた15戦目は、一般C1八九（大井ダート1590m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で堀千亜樹騎手（2戦0勝）。14頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では伸びあぐねて7着に敗れた。

10月29日、中4週で迎えた16戦目は、一般C1十（大井ダート1590m 内回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で堀千亜樹騎手（3戦0勝）。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず7着に終わった。

12月9日、中5週で迎えた17戦目は、一般C1九十（大井ダート1390m 雪/不良）に出走。鞍上は5戦連続で堀千亜樹騎手（4戦0勝）。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず5着に終わった。

12月28日、中2週で迎えた18戦目は、鷹見浩騎手を鞍上に迎えて、一般C1十（大井ダート1390m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず7着に敗れた。

5歳（2003年）

1月15日、中2週で迎えた19戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、一般C2五六（大井ダート1390m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では脚が残っておらず10着に終わった。

2月3日、中2週で迎えた20戦目は、御神本訓史騎手を鞍上に迎えて、一般C2四五（大井ダート1590m 内回り晴/良）に出走。14頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では末脚が冴えず8着に終わった。

2月19日、中1週で迎えた21戦目は、一般C2四五（大井ダート1590m 内回り晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で御神本訓史騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天性の負けん気を発揮してゴールまで力闘し、4着を確保した。

3月3日、中1週で迎えた22戦目は、一般C2三四五（大井ダート1590m 内回り雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で御神本訓史騎手（2戦0勝）。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は勢いを失って9着に終わった。

3月17日、中1週で迎えた23戦目は、一般C2四（大井ダート1590m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で御神本訓史騎手（3戦0勝）。14頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場なく8着に終わった。

4月22日、中4週で迎えた24戦目は、一般C2四（大井ダート1590m 内回り晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で御神本訓史騎手（4戦0勝）。12頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位には食い込めず5着に終わった。

5月12日、中2週で迎えた25戦目は、一般C2五（大井ダート1590m 内回り曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で御神本訓史騎手（5戦0勝）。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では一歩一歩着実に末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のコスモエンデバーに1馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

5月26日、中1週で迎えた26戦目は、一般C1八九（大井ダート1590m 内回り曇/良）に出走。鞍上は鷹見浩騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚色が衰えて9着に敗れた。

6月22日、中3週で迎えた27戦目は、一般C1九十（大井ダート1490m 内回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で鷹見浩騎手（2戦0勝）。14頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

7月6日、中1週で迎えた28戦目は、石神井特別（大井ダート1590m 内回り曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で鷹見浩騎手（3戦0勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に敗れた。

7月25日、中2週で迎えた29戦目は、北千住特別（大井ダート1190m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で鷹見浩騎手（4戦0勝）。14頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではいい脚を見せられず8着に終わった。

8月12日、中2週で迎えた30戦目は、一之江特別（大井ダート1590m 内回り曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で鷹見浩騎手（5戦0勝）。13頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では詰めが甘くなり、4着に終わった。

8月24日、中1週で迎えた31戦目は、葛飾区特別（大井ダート1590m 内回り晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で鷹見浩騎手（6戦0勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では目を引く伸び脚で追い上げたが、抜け出したトウゲンキョウを捕まえ切れず、アタマ差の2着となった。

9月5日、中1週で迎えた32戦目は、一般C1七八（大井ダート1590m 内回り晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で鷹見浩騎手（7戦0勝）。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

9月27日、中2週で迎えた33戦目は、一般C1六七（大井ダート1590m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で鷹見浩騎手（8戦0勝）。14頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では目立つような脚を使えず6着に敗れた。

10月9日、中1週で迎えた34戦目は、一般C1七八（大井ダート1390m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で鷹見浩騎手（9戦0勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では全く伸びず8着に終わった。

10月21日、中1週で迎えた35戦目は、一般C1八九（大井ダート1390m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で鷹見浩騎手（10戦0勝）。14頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に敗れた。

11月2日、中1週で迎えた36戦目は、一般C1六七（大井ダート1590m 内回り晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で鷹見浩騎手（11戦0勝）。12頭立ての12番人気で大外12番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず10着に終わった。

11月24日、中2週で迎えた37戦目は、一般C1八九十（大井ダート1590m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で鷹見浩騎手（12戦0勝）。14頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず6着に終わった。

6歳（2004年）

1月7日、中5週で迎えた38戦目は、一般C2三四（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で鷹見浩騎手（13戦0勝）。13頭立ての9番人気で大外13番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず9着に終わった。