ナマラスゴイ（2006年生、母ヒメハヤブサ）

Namara Sugoi

2006.04.26

ナマラスゴイ（2006年4月26日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のリンドシェーバー（当時18歳）と交配したヒメハヤブサが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者はハヤシファーム。戦績は、地方17戦2勝。主な勝ち鞍は2009年の3歳。

プロフィール

基本情報

• 通算成績: 17戦2勝 [2-0-6-9/17]
• 総賞金 国内: 502万円
• 生年月日: 2006年4月26日
• 出生国: 日本
• 品種: サラブレッド
• 性別: 牡
• 毛色: 黒鹿毛
• 厩舎: 池田孝 川崎
• 馬主: 近藤秀典
• 生産者: ハヤシファーム
• 抹消情報: 地方：2010年7月22日抹消

パフォーマンス分析

• 勝利時最大着差 国内: クビ

ベストレース

• レース名: フェブラリーフラワー賞
• 日付/馬齢: 2009年2月26日/3歳
• コース: 川崎ダート1400m 左
• 着順: 4着
• 人気: 3番人気
• 馬番/頭数: 7番/10頭
• 天候: 曇 6.3℃
• 馬場状態/馬場速度: 不良/極速
• レースラップ: 平均=12.6/ラスト=13.0
• レースペース: スロー
• 通過順位: 8-7-2-2
• 馬体重 増減: 463kg -4
• 出走間隔: 中1週
• 騎手 斤量: 坂井英光 54.0kg

血統

概要

祖母のヒメタカブは中央平地24戦3勝2着5回。曾祖母のオーハヤブサは中央平地27戦5勝2着4回。父のリンドシェーバーは中央G1・1勝（中山芝[1600m]）。

7代内クロス

種別	馬名	クロス	血量
き	Umidwar＝Udaipur	6×6	3.12%
牡	Native Dancer	4×6	7.81%
牡	Nearctic	4×5	9.37%
牡	Nearco	5*6*7×6*6	8.59%
牡	Bull Lea	6*6×7	3.9%
牡	Pharos	6*7×6*7*7*7*7	7.03%
牡	Hyperion	6*7*7×6*7	5.46%
牡	Man o' War	6*7×6	3.9%
牡	Blenheim	7*7×7	2.34%
牡	Gainsborough	7×7*7*7	3.12%
牡	Mahmoud	7×7	1.56%
牡S	Teddy	6*7	2.34%
牡S	Bull Dog	6*7*7	3.12%
牡S	Blue Larkspur	6*7	2.34%
牡S	Sweep	7*7	1.56%
牡M	Solario	6*7*7	3.12%
牝	Mumtaz Begum	6×6*7	3.9%
牝	Plucky Liege	7×6*7	3.12%
牝	Mumtaz Mahal	7×7*7	2.34%

※き=ぜんきょうだいクロス。牡=牡馬クロス。牝=牝馬クロス。S=父系内のみ。M=母系内のみ。

5代血統表

父の父 Alydar 1975 （USA）		Raise a Native 1961 （USA）	Native Dancer	Polynesian
				Geisha
			Raise You	Case Ace
				Lady Glory
		Sweet Tooth 1965 （USA）	On-and-On	Nasrullah
				Two Lea
父 リンドシェーバー 1988 （USA）			Plum Cake	Ponder
				Real Delight
		Cool Moon 1968 （CAN）	Nearctic	Nearco
				Lady Angela
父の母 ベーシイド 1978 （USA）			Mamounia	Chanteur
				Minaret
		Polondra 1968 （USA）	Donut King	Determine
				Strayed
			Alondra	War Admiral
				Lady Lark
母の父 ロングリート 1979 （USA）		The Minstrel 1974 （CAN）	Northern Dancer	Nearctic
				Natalma
			Fleur	Victoria Park
				Flaming Page
		Fair Arrow 1960 （USA）	Turn-to	Royal Charger
				Source Sucree
母 ヒメハヤブサ 1992 （JPN）			Omelia	Owen Tudor
				Dodoma
		ヴエンチア 1957 （GB）	Relic	War Relic
				Bridal Colors
母の母 ヒメタカブ 1971 （JPN）			Rose o'Lynn	Pherozshah
				Rocklyn
		オーハヤブサ 1959 （JPN）	ヒンドスタン	Bois Roussel
				Sonibai
			オーマツカゼ	ダイオライト
				第参アストラル

血統分類

• サイアーライン: レイズアネイティヴ系
• ファミリーナンバー: 12

レース成績

日付	コース	レース名	1着馬 2着馬 着差	着 / 頭数	馬番	騎手	斤量	オッズ	人気	通過順位	上がり / 前3F	馬体重	増減	指数
2009/09/08 川崎	ダ1500m 良 曇	一般C1二三	ディーズミッション 1.8	7 / 9	4枠 4番	坂井英光	55kg		2人	5-5-4-6	41.5 / 37.3	471	0
2009/08/18 川崎	ダ1500m 良 晴	一般C1三	モエレサンライズ 0.4	3 / 13	3枠 3番	水野貴史	55kg		8人	5-3-5-5	40.1 / 36.2	471	0
2009/08/06 浦和	ダ1500m 良 曇	トワイライト・エンブレム賞	キンセイマル 2.6	7 / 12	6枠 8番	今野忠成	55kg		7人	9-9-9-9	40.8 / 38.9	471	0
2009/07/27 川崎	ダ1500m 不 曇	一般C1四	ナイスシリアスワン 1.3	5 / 14	3枠 3番	水野貴史	55kg		11人	8-6-6-6	39.7 / 37.4	471	0
2009/07/15 川崎	ダ1500m 良 晴	一般C1二三	ハナムケ 1.9	9 / 14	2枠 2番	坂井英光	55kg		6人	5-5-5-6	41.0 / 37.1	471	+1
2009/06/29 浦和	ダ1600m 稍 曇	若竹特別	ナイスクラップ 0.9	3 / 9	2枠 2番	坂井英光	54kg		8人	4-4-5-3	40.7 / 37.4	470	+1
2009/06/18 川崎	ダ1400m 稍 曇	ムーンストーンフラワー賞	チョウサンペガサス 2.5	5 / 10	2枠 2番	佐藤博紀	54kg		8人	7-6-6-6	39.9 / 38.9	469	+6
2009/03/30 川崎	ダ1600m 良 晴	若草特別	ブルーヒーロー 2.0	7 / 10	6枠 6番	坂井英光	54kg		6人	7-9-9-7	40.9 / 38.1	463	+5
2009/03/19 浦和	ダ1600m 良 晴	フレッシュマーチ特別	ドラゴンシーズ 1.5	4 / 10	3枠 3番	坂井英光	54kg		2人	6-6-5-7	42.5 / 37.0	458	-5
2009/02/26 川崎	ダ1400m 不 曇	フェブラリーフラワー賞	シルクバクシン 0.7	4 / 10	6枠 7番	坂井英光	54kg		3人	8-7-2-2	39.5 / 39.1	463	-4
2009/02/10 浦和	ダ1500m 良 晴	3歳	(キャニオンジャガー) 0.0	1 / 8	3枠 3番	坂井英光	54kg		2人	2-2-2-2	39.4 / 39.2	467	-3
2009/01/26 川崎	ダ1600m 稍 晴	若竹特別	ツインダイヤ 2.3	6 / 13	3枠 3番	坂井英光	54kg		4人	4-4-5-5	41.8 / 37.1	470	+6
2009/01/02 川崎	ダ1500m 良 晴	3歳	(フェイスレックレス) -0.1	1 / 8	6枠 6番	的場文男	54kg		2人	2-2-2-2	41.2 / 37.0	464	+1
2008/12/15 川崎	ダ1500m 不 晴	2歳	トウカイダッシュ 0.3	3 / 8	5枠 5番	今野忠成	53kg		5人	5-5-4-4	41.3 / 36.4	463	+2
2008/08/04 川崎	ダ1400m 良 曇	新風特別	ツルノゴゼン 1.1	3 / 10	7枠 7番	吉田稔	53kg		6人	6-6-7-7	41.1 / 40.0	461	-7
2008/07/14 川崎	ダ1400m 良 曇	2歳	ツルノゴゼン 2.1	3 / 6	2枠 2番	山野勝也	53kg		3人	3-3-3-3	40.6 / 40.4	468	+3
2008/06/20 川崎	ダ900m 良 曇	2歳	テラザトゥーレ 1.2	3 / 5	4枠 4番	山野勝也	53kg		5人	4-4-4	37.5 / 35.8	465	0

※直前に感嘆符 !が付いている値は非公式の概算値。上がりタイムのハッシュ #の直後に続く数値は上がり順位。

経歴

デビュー前

1歳のとき、中神牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

池田孝厩舎（川崎）へ入厩。

2歳（2008年）

6月20日、デビュー戦は山野勝也騎手を鞍上に据えて、2歳（川崎ダート900m 曇/良）に出走。馬体重は465kg。5頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず3着に終わった。

7月14日、中2週で迎えた2戦目は、2歳（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山野勝也騎手（1戦0勝）。6頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では決め手に欠いて3着に敗れた。

8月4日、中2週で迎えた3戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の新風特別（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では天性の負けん気を発揮してゴールまで力闘し、3着に入り込んだ。

12月15日、約4か月半の休養明けで迎えた4戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、2歳（川崎ダート1500m 晴/不良）に出走。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

3歳（2009年）

1月2日、中2週で迎えた5戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では長く末脚を持続させて先頭をうかがい、最後は2着のフェイスレックレスをクビ差振り切って初勝利を挙げた。

1月26日、中2週で迎えた6戦目は、坂井英光騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の若竹特別（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。13頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では脚を伸ばせず6着に敗れた。

2月10日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂井英光騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るキャニオンジャガーをアタマ差だけ差し切って2勝目を収める

2月26日、中1週で迎えた8戦目は、3歳戦のフェブラリーフラワー賞（川崎ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で坂井英光騎手（2戦1勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では見せ場を作れず4着に敗れた。

3月19日、中2週で迎えた9戦目は、3歳戦のフレッシュマーチ特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で坂井英光騎手（3戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず4着に敗れた。

3月30日、中1週で迎えた10戦目は、3歳戦の若草特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で坂井英光騎手（4戦1勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く7着に終わった。

6月18日、約2か月半の間隔を開けて迎えた11戦目は、佐藤博紀騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のムーンストーンフラワー賞（川崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず5着に終わった。

6月29日、中1週で迎えた12戦目は、3歳戦の若竹特別（浦和ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は坂井英光騎手（5戦1勝）。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

7月15日、中1週で迎えた13戦目は、一般C1二三（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂井英光騎手（6戦1勝）。14頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚がパッとせず9着に敗れた。

7月27日、中1週で迎えた14戦目は、水野貴史騎手を鞍上に迎えて、一般C1四（川崎ダート1500m 曇/不良）に出走。14頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では天賦の負けじ心を発揮してゴールまで勇戦し、5着に入り込んだ。

8月6日、中0週で迎えた15戦目は、トワイライト・エンブレム賞（浦和ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は今野忠成騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず7着に終わった。

8月18日、中1週で迎えた16戦目は、一般C1三（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は水野貴史騎手（1戦0勝）。13頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではパワフルな末脚を披露し、3着に入り込んだ。

9月8日、中2週で迎えた17戦目は、一般C1二三（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は坂井英光騎手（7戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に敗れた。