ショウナンマッハ（2019年生、母オーバーレイ）

ショウナンマッハ（2019年4月15日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「冠名+飛行物体の速度の単位」。毛色は鹿毛。種牡馬のショウナンカンプ（当時21歳）と交配したオーバーレイが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。2022年のマーガレットステークス(オープン)で2着に入った他、2022年のマーガレットステークス(オープン)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

2歳のとき、社台ファームから「千葉サラブレッドセールサラブレッド2歳」に上場され、国本哲秀によって5,060万円で落札された。

茶木太樹厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2021年）

7月4日、デビュー戦は松山弘平騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は488kg。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、少々速いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では猛烈な末脚を弾けさせて楽々と抜け出し、最後は2着のグッドグロウスに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

9月5日、中8週で迎えた2戦目は、2歳G3の小倉2歳ステークス（小倉芝1200m 小雨/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続で松山弘平騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。端を取り切り、ミドルペースでレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が衰えて7着に敗れた。

10月17日、中5週で迎えた3戦目は、2歳オープンのもみじステークス（阪神芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松山弘平騎手（2戦1勝）。6頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く6着に敗れた。

11月14日、中3週で迎えた4戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンの福島2歳ステークス（福島芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いが甘くなり、4着に終わった。

3歳（2022年）

1月22日、中9週で迎えた5戦目は、3歳1勝クラスの萌黄賞（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩田康誠騎手（1戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、忙しいペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしっかりと終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のタムロキュラムンに2馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

2月27日、中4週で迎えた6戦目は、3歳オープンのマーガレットステークス（阪神芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岩田康誠騎手（2戦1勝）。13頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。逃げを打ち、緩みのないペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味の心肺能力で最後まで奮戦したが、ジャングロに交わされて1馬身半差の2着となった。

7月3日、約4か月の休養明けで迎えた7戦目は、岩田望来騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスのさくらんぼ特別（福島芝1200m 晴/良）に出走。14頭立ての1番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では全く伸びず7着に敗れた。

7月24日、中2週で迎えた8戦目は、3歳以上2勝クラスの雲仙特別（小倉芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は松山弘平騎手（3戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、忙しいペースで一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では余力が残っておらず11着に敗れた。

10月23日、約3か月の休養明けで迎えた9戦目は、3歳以上2勝クラスの北摂特別（阪神芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は岩田康誠騎手（3戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の心肺能力で最後まで敢闘したが、スリーパーダにクビ差交わされて2着に甘んじた。

11月12日、中2週で迎えた10戦目は、斎藤新騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスの会津特別（福島芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先頭に立ち、タフなペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が衰えて7着に敗れた。

4歳（2023年）

1月15日、中8週で迎えた11戦目は、4歳以上2勝クラスの小郡特別（小倉芝1200m 曇/稍重）に58kgの斤量を背負って出走。鞍上は岩田康誠騎手（4戦1勝）。18頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後はバテてしまい13着に敗れた。

2月11日、中3週で迎えた12戦目は、藤岡佑介騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上2勝クラスの大濠特別（小倉芝1200m 曇/重）に出走。18頭立ての5番人気で17番ゲートからスタート。ハナに立ち、平均的なペースで集団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が衰えて12着に敗れた。

4月15日、中8週で迎えた13戦目は、角田大和騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラスのラジオ福島賞（福島ダート1150m 雨/稍重）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では伸びが鈍く16着に敗れた。

7月1日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から12kg減らして迎えた14戦目は、坂井瑠星騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスの知多特別（中京芝1200m 晴/重）に出走。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが劣勢になり5着に敗れた。

7月22日、中2週で迎えた15戦目は、石橋脩騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスの郡山特別（福島芝1200m 晴/良）に出走。15頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。ハナに立ち、平均的なペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が衰えて9着に敗れた。

8月20日、中3週で迎えた16戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスの西部スポニチ賞（小倉芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。逃げる形となり、少々速いペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の豊富なスタミナで最後まで敢闘したが、アドマイヤラヴィに交わされて1馬身差の2着となった。

9月9日、中2週で迎えた17戦目は、3歳以上2勝クラスの汐留特別（中山芝1200m 外回り晴/稍重）に出走。鞍上は岩田康誠騎手（5戦1勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は勢いを失って5着に敗れた。

9月23日、中1週で迎えた18戦目は、3歳以上2勝クラスの北摂特別（阪神芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩田康誠騎手（6戦1勝）。16頭立ての4番人気に推されて10番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、平均的なペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、5着に終わった。

10月14日、中2週で迎えた19戦目は、3歳以上2勝クラスの飛翼特別（新潟芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は斎藤新騎手（1戦0勝）。18頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。3着に入った。

11月11日、中3週で迎えた20戦目は、3歳以上2勝クラスの飯坂温泉特別（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で斎藤新騎手（2戦0勝）。16頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では最後まで息が続かず11着に敗れた。

5歳（2024年）

2月24日、約3か月半の休み明けで迎えた21戦目は、4歳以上2勝クラス（阪神芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は岩田康誠騎手（7戦1勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚勢が鈍り8着に敗れた。

3月9日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた22戦目は、4歳以上2勝クラス（中山芝1200m 外回り晴/稍重）に出走。鞍上は石橋脩騎手（1戦0勝）。13頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず6着に終わった。

3月30日、中2週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた23戦目は、4歳以上2勝クラスの仲春特別（阪神芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は幸英明騎手（1戦0勝）。15頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと押しが利かず、5着に終わった。