メイショウフウライ（2003年生、母メイショウアヤメ）

メイショウフウライ（2003年3月8日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋風来」。毛色は栗毛。種牡馬のメイショウオウドウ（当時8歳）と交配したメイショウアヤメが9歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は寺越政幸。戦績は、中央平地28戦1勝2着3回、中央障害1戦0勝、地方5戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2006年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

飯田明弘厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2005年）

7月16日、デビュー戦は飯田祐史騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉芝1000m 晴/良）に出走。馬体重は476kg。13頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では速い脚を使えず9着に敗れた。

11月12日、約4か月の休養明けで迎えた2戦目は、2歳未勝利（京都ダート1400m 曇/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で飯田祐史騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では見所を作れず8着に終わった。

12月4日、中2週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（阪神ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で飯田祐史騎手（2戦0勝）。15頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では生来の闘争本能でどうにかこうにかゴールまで走り切り、5着を確保した。

12月17日、中1週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（阪神芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で飯田祐史騎手（3戦0勝）。16頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。端をきり、若干速いペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走し、3着を確保した。

3歳（2006年）

1月9日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で飯田祐史騎手（4戦0勝）。16頭立ての10番人気で15番ゲートからスタート。敢然と端をきり、非常に緩いペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバタバタになってしまい13着に終わった。

1月22日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で飯田祐史騎手（5戦0勝）。13頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では猛烈な末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のワンダープロをクビ差振り切って未勝利勝ちを決めた。

2月12日、中2週で迎えた7戦目は、3歳500万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で飯田祐史騎手（6戦1勝）。15頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では脚勢がやや鈍り、5着に終わった。

2月25日、中1週で迎えた8戦目は、3歳G3のアーリントンカップ（阪神芝1600m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は8戦連続で飯田祐史騎手（7戦1勝）。15頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では伸びを欠き12着に終わった。

3月18日、中2週で迎えた9戦目は、3歳500万下（阪神ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は9戦連続で飯田祐史騎手（8戦1勝）。12頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘し、3着に入り込んだ。

4月8日、中2週で迎えた10戦目は、3歳500万下（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で飯田祐史騎手（9戦1勝）。13頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚が振るわず6着に敗れた。

4歳（2007年）

4月15日、約12か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた11戦目は、4歳以上500万下（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で飯田祐史騎手（10戦1勝）。16頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は力尽きて13着に敗れた。

5月6日、中2週で迎えた12戦目は、4歳以上500万下（新潟ダート1200m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は12戦連続で飯田祐史騎手（11戦1勝）。14頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はタレてしまい12着に敗れた。

5月26日、中2週で迎えた13戦目は、4歳以上500万下（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で飯田祐史騎手（12戦1勝）。17頭立ての16番人気で9番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず11着に終わった。

6月27日、中4週で迎えた14戦目は、淀川特別（姫路ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は14戦連続で飯田祐史騎手（13戦1勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。

7月25日、中3週で迎えた15戦目は、由良川特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で飯田祐史騎手（14戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見所を作れず5着に敗れた。

8月11日、中1週で迎えた16戦目は、鮫島良太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。14頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず6着に終わった。

9月8日、中3週で迎えた17戦目は、3歳以上500万下（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島良太騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では脚を伸ばせず6着に終わった。

9月30日、中2週で迎えた18戦目は、3歳以上500万下（阪神ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は飯田祐史騎手（15戦1勝）。16頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、速いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は垂れてしまい7着に敗れた。

10月21日、中2週で迎えた19戦目は、3歳以上500万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で飯田祐史騎手（16戦1勝）。16頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線では天資の負けん気を発揮してゴールまで力戦し、4着を確保した。

11月11日、中2週で迎えた20戦目は、3歳以上500万下（京都ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で飯田祐史騎手（17戦1勝）。16頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚を失くしてしまい10着に敗れた。

12月12日、中3週で迎えた21戦目は、武庫川特別（園田ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で飯田祐史騎手（18戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

5歳（2008年）

1月13日、中4週で迎えた22戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で飯田祐史騎手（19戦1勝）。16頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、抜け出したローランラムズにクビ差届かず2着となった。

2月2日、中2週で迎えた23戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で飯田祐史騎手（20戦1勝）。16頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では目立つような脚を使えず7着に敗れた。

2月24日、中2週で迎えた24戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1400m 小雪/良）に出走。鞍上は7戦連続で飯田祐史騎手（21戦1勝）。16頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では末脚にキレが無く6着に敗れた。

6月22日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた25戦目は、3歳以上500万下（阪神ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は鮫島良太騎手（2戦0勝）。16頭立ての6番人気で15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では迫力満点の伸び脚で追い上げたが、抜け出したメガリスを差し切れず、2馬身差の2着となった。

7月5日、中1週で迎えた26戦目は、3歳以上500万下（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は飯田祐史騎手（22戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では閃光のような末脚を発揮したが、3着に終わった。

7月27日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた27戦目は、3歳以上500万下（小倉ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で飯田祐史騎手（23戦1勝）。16頭立ての4番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では卓抜な伸び脚で猛追したが、抜け出したキクノサリーレを捕まえ切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

8月10日、中1週で迎えた28戦目は、3歳以上500万下（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で飯田祐史騎手（24戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて15番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

8月23日、中1週で迎えた29戦目は、3歳以上500万下（小倉ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で飯田祐史騎手（25戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、4着に終わった。

9月6日、中1週で迎えた30戦目は、3歳以上500万下の唐津特別（小倉ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で飯田祐史騎手（26戦1勝）。16頭立ての4番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では鋭い脚を使えず6着に敗れた。

11月12日、中9週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた31戦目は、安房峠特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で飯田祐史騎手（27戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では卓出した伸び脚で追い上げたが、抜け出したエーシンアクセランにクビ差届かず2着に甘んじた。

12月10日、中3週で迎えた32戦目は、初雪特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で飯田祐史騎手（28戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るティンバールーカンを次元の違う末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて久方ぶりに美酒を浴びた。

6歳（2009年）

4月5日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた33戦目は、4歳以上1000万下（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で飯田祐史騎手（29戦2勝）。16頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では見せ場を作れず11着に終わった。

5月2日、中3週で迎えた34戦目は、今村康成騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。14頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。5着に終わった。