ミキノマーマン（2000年生、母アローマーメイド）

ミキノマーマン（2000年5月24日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋男の人魚」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のホリスキー（当時21歳）と交配したアローマーメイドが21歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）三澤牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方17戦3勝2着1回。主な勝ち鞍は2004年の名古屋装蹄師会献春賞(一般C8)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、三澤牧場から「北海道9月市場サラブレッド1歳」に上場され、マギーファームによって367.5万円で落札された。2歳のとき、マギーファームから「北海道5月トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場され、谷口久和によって724.5万円で落札された。

保田一隆厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2003年）

8月17日、デビュー戦は梶晃啓騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（新潟ダート1200m 小雨/良）に出走。馬体重は540kg。15頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず12着に終わった。

9月2日、中1週で迎えた2戦目は、3歳戦のサファイアフラワー賞（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で梶晃啓騎手（1戦0勝）。14頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では決め手に欠いて14着に終わった。

9月28日、中3週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で梶晃啓騎手（2戦0勝）。16頭立ての16番人気で14番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では切れる脚を使えず13着に終わった。

10月5日、連闘で迎えた4戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で梶晃啓騎手（3戦0勝）。15頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には届かず8着に終わった。

10月26日、中2週で迎えた5戦目は、3歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で梶晃啓騎手（4戦0勝）。14頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では末脚が振るわず14着に終わった。

12月5日、中5週で迎えた6戦目は、加藤誓二騎手を鞍上に迎えて、一般C14（名古屋ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月16日、中1週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた7戦目は、一般C14（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で加藤誓二騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では逸出した伸び脚で急追したが、抜け出したイーフラッシュを差し切れず、1馬身半差の2着となった。

12月23日、連闘で迎えた8戦目は、一般C13（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で加藤誓二騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のプライドガールに5馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

4歳（2004年）

1月2日、中0週で迎えた9戦目は、名古屋装蹄師会献春賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で加藤誓二騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のマグマトランスに1馬身の差をつけて2勝目をマークした。

1月30日、中3週で迎えた10戦目は、黒竹特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で加藤誓二騎手（4戦2勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。8着に敗れた。

2月13日、中1週で迎えた11戦目は、一般C5（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で加藤誓二騎手（5戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月19日、連闘で迎えた12戦目は、一般C4（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で加藤誓二騎手（6戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、3着に終わった。

2月27日、連闘で迎えた13戦目は、一般C3（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で加藤誓二騎手（7戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月30日、中4週で迎えた14戦目は、一般C2（名古屋ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で加藤誓二騎手（8戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月3日、中8週で迎えた15戦目は、横井将人騎手を鞍上に迎えて、一般C2（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず9着に敗れた。

6月11日、連闘で迎えた16戦目は、麦秋特別（名古屋ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は加藤誓二騎手（9戦2勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。

6月18日、連闘で迎えた17戦目は、一般C2（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤誓二騎手（10戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のアイリスチャンをハナ差制して3勝目を手中に収めた。

7月15日、中3週で迎えた18戦目は、一般B15（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で加藤誓二騎手（11戦3勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず4着に敗れた。

7月21日、連闘で迎えた19戦目は、あさがお特別（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で加藤誓二騎手（12戦3勝）。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。10着に終わった。

8月13日、中2週で迎えた20戦目は、一般B15（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で加藤誓二騎手（13戦3勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

8月27日、中1週で迎えた21戦目は、一般B15（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で加藤誓二騎手（14戦3勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。