トーセンプリシラ（2020年生、母レッドヴォーグ）

Tosen Priscilla

2020.04.27

トーセンプリシラ（2020年4月27日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のトーセンレーヴ（当時12歳）と交配したレッドヴォーグが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡日高町、生産者は有限会社 エスティファーム。主な勝ち鞍は2022年の2歳。

経歴

デビュー前

後藤正義厩舎（笠松）へ入厩。

2歳（2022年）

7月29日、デビュー戦は丸野勝虎騎手を鞍上に据えて、2歳（笠松ダート800m 晴/良）に出走。馬体重は423kg。5頭立ての2番人気で3番ゲートからスタート。前に出て、後続を2馬身以上離して、でレースを引っ張る。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のダイチノメグミに1馬身の差をつけて初白星を挙げた。

3歳（2023年）

3月9日、約7か月半の休養明けで馬体重を前走から28kg増やして迎えた2戦目は、張田昂騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の215.3万円以下（大井ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。端をきる形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバテてしまい8着に敗れた。

3月29日、中2週で迎えた3戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で張田昂騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、少し速いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず6着に沈んだ。

4月18日、中2週で迎えた4戦目は、3歳（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で張田昂騎手（2戦0勝）。14頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、厳しいペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は勢いを失って7着に敗れた。

6月6日、中6週で迎えた5戦目は、3歳（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で張田昂騎手（3戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったサノノビーチに詰め切れず、1馬身差の2着に敗北した。

6月29日、中2週で迎えた6戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の浦和800ラウンド（浦和ダート800m 晴/良）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、平均的なペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のモモナに7馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

7月20日、中2週で迎えた7戦目は、木澤奨騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の浦和800ラウンド（浦和ダート800m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて12番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、少々速いペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では猛烈な末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のフロレンティアに2馬身の差をつけて断然人気に応えた。

8月14日、中3週で迎えた8戦目は、ほおずき特別（浦和ダート800m 晴/不良）に出走。鞍上は森泰斗騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。主導権を奪い、息の入らないペースで一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚が上がってしまい7着に敗れた。

4歳（2024年）

1月9日、約5か月の休み明けで迎えた9戦目は、保園翔也騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の開運特別（浦和ダート800m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚を持続できず、4着に終わった。

3月26日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から10kg増やして迎えた10戦目は、西啓太騎手を鞍上に迎えて、木蓮特別（浦和ダート800m 雨/不良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚がパッとせず9着に敗れた。