ゴールドムーラン（2007年生、母ヘイロンシン）

ゴールドムーラン（2007年4月5日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋風車（仏）」。毛色は栗毛。種牡馬のムーンバラッド（当時8歳）と交配したヘイロンシンが9歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）北勝ファーム。戦績は、地方20戦3勝2着5回。主な勝ち鞍は2011年の一般C18。

経歴

デビュー前

若松平厩舎（北海道）へ入厩。

3歳（2010年）

10月12日、デビュー戦は佐々木国明騎手を鞍上に据えて、一般C3-6（門別ダート1200m 晴/重）に出走。馬体重は492kg。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立つ恰好となり、後続との差を2馬身以上確保して、で集団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線ではあとひと押しが足りず、3着に終わった。

10月26日、中1週で迎えた2戦目は、一般C3-6（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木国明騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきる形となり、で馬群を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、クラシックセンスに交わされて4馬身差の2着に敗北した。

11月22日、中3週で迎えた3戦目は、向山牧騎手を鞍上に迎えて、一般C29（笠松ダート800m 雨/不良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではいい脚を見せられず4着に敗れた。

12月28日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた4戦目は、牝馬限定の一般C26（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で向山牧騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で追い上げたが、勝ったネヴァセイネヴァーに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

4歳（2011年）

1月22日、中3週で迎えた5戦目は、愛Love笠松けいば第4戦（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で向山牧騎手（2戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚勢がやや衰え、3着に終わった。

2月14日、中2週で迎えた6戦目は、一般C29（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で向山牧騎手（3戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、キャンドルホルダーに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

3月4日、中2週で迎えた7戦目は、一般C26（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で向山牧騎手（4戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったペイバックザタープに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

3月15日、中1週で迎えた8戦目は、一般C24（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で向山牧騎手（5戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では自慢の末脚を炸裂させて、最後は2着のブルームアゲインに1馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

4月8日、中2週で迎えた9戦目は、吉野桜特別（笠松ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で向山牧騎手（6戦1勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ伸び切れず8着に敗れた。

5月23日、中5週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた10戦目は、一般C21（笠松ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は8戦連続で向山牧騎手（7戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。ハナに立ち、で集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では決め手が足りず、3着に終わった。

6月13日、中2週で迎えた11戦目は、一般C19（笠松ダート800m 晴/不良）に出走。鞍上は9戦連続で向山牧騎手（8戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では迫力のある伸びを見せたが、ブルームアゲインに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

7月13日、中3週で迎えた12戦目は、牝馬限定の一般C20（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で向山牧騎手（9戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

7月25日、中1週で迎えた13戦目は、一般C20（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は11戦連続で向山牧騎手（10戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では自慢の末脚を弾けさせて、最後は2着のエーシンランマンを3/4馬身振り切って断トツの支持に応えた。

8月18日、中2週で迎えた14戦目は、C級チャンピオン（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で向山牧騎手（11戦2勝）。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では脚が残っておらず7着に終わった。

9月1日、中1週で迎えた15戦目は、一般C17（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は13戦連続で向山牧騎手（12戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚を持続できず、3着に終わった。

9月20日、中2週で迎えた16戦目は、一般C18（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は14戦連続で向山牧騎手（13戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のシンシンキエイに1馬身半の差をつけて3勝目を手にした。

10月4日、中1週で迎えた17戦目は、岩村城跡特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で向山牧騎手（14戦3勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びあぐねて4着に敗れた。

10月12日、連闘で迎えた18戦目は、一般C14（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で向山牧騎手（15戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びあぐねて5着に敗れた。

11月11日、中3週で迎えた19戦目は、一般C19（笠松ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は17戦連続で向山牧騎手（16戦3勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず4着に敗れた。

11月24日、中1週で迎えた20戦目は、一般C19（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は18戦連続で向山牧騎手（17戦3勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。ハナに立ち、で集団を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では見せ場を作れず6着に敗れた。