シャトルアップ（2008年生、母タカトモアップ）

シャトルアップ（2008年4月11日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「父名の一部＋母名の一部」。毛色は栗毛。種牡馬のタイキシャトル（当時14歳）と交配したタカトモアップが12歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道様似郡様似町、生産者は清水スタッド。戦績は、中央平地34戦4勝2着1回。主な勝ち鞍は2014年の飛翼特別(1000万下)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、清水スタッドから「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

広尾サラブレッド倶楽部にて総額2,000万円（5万×400口）で一口馬主が募集された。

藤沢和雄厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2011年）

6月5日、デビュー戦は横山典弘騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は506kg。15頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では終いの伸びを欠き、5着に終わった。

6月18日、中1週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（中山芝1600m 外回り曇/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で横山典弘騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では末脚が振るわず16着に敗れた。

10月1日、約3か月半の休養明けで迎えた3戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に出走。16頭立ての7番人気で15番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では猛烈な末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のトウショウジャックをクビ差振り切って未勝利勝ちを決めた。

10月15日、中1週で迎えた4戦目は、杉原誠人騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（新潟ダート1200m 曇/稍重）に52kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての3番人気に推されて大外15番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、勝ったパライバトルマリンに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

10月29日、中1週で迎えた5戦目は、3歳以上500万下（新潟ダート1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で杉原誠人騎手（1戦0勝）。15頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では次元の違う末脚を弾けさせて楽々と抜け出し、最後は2着のショウナンタスクに4馬身の差をつけて単勝一倍台の期待に応えた。

12月3日、中4週で迎えた6戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下（中山ダート1200m 曇/不良）に出走。14頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は勢いを失って8着に敗れた。

4歳（2012年）

1月21日、中6週で迎えた7戦目は、4歳以上1000万下（中山ダート1200m 小雨/稍重）に出走。鞍上は北村宏司騎手（1戦1勝）。16頭立ての9番人気で15番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が悪くなり12着に終わった。

7月14日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた8戦目は、3歳以上500万下（新潟ダート1200m 曇/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は杉原誠人騎手（2戦1勝）。15頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見せ場を作れず6着に敗れた。

8月19日、中4週で迎えた9戦目は、3歳以上500万下（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は横山典弘騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚が振るわず6着に敗れた。

10月28日、中9週で迎えた10戦目は、3歳以上500万下（新潟ダート1200m 小雨/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は杉原誠人騎手（3戦1勝）。15頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では詰めが甘くなり、4着に終わった。

11月10日、中1週で迎えた11戦目は、3歳以上500万下（福島ダート1150m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で杉原誠人騎手（4戦1勝）。16頭立ての4番人気に推されて14番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚色がやや衰え、5着に終わった。

5歳（2013年）

8月4日、約9か月の休み明けで馬体重を前走から22kg減らして迎えた12戦目は、3歳以上500万下（新潟ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で杉原誠人騎手（5戦1勝）。15頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後はバタバタになってしまい15着に終わった。

9月15日、中5週で迎えた13戦目は、3歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で杉原誠人騎手（6戦1勝）。16頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は失速してしまい11着に終わった。

12月1日、約2か月半の間隔を開けて迎えた14戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚に勢いがなく7着に終わった。

6歳（2014年）

2月15日、約2か月半の間隔を開けて迎えた15戦目は、丸山元気騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉ダート1000m 曇/重）に出走。14頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい9着に敗れた。

4月26日、中9週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた16戦目は、小崎綾也騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（福島ダート1150m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。13頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。端をきり、平均的なペースで一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが鈍く5着に終わった。

5月11日、中1週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた17戦目は、4歳以上500万下の飛竜特別（新潟芝1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で小崎綾也騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。4着を確保した。

5月24日、中1週で馬体重を前走から16kg絞って迎えた18戦目は、4歳以上500万下（新潟芝1000m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で小崎綾也騎手（2戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のナンプーに3馬身半の差をつけて久しぶりに白星を挙げた。

9月6日、約3か月半の休養明けで迎えた19戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下の驀進特別（新潟芝1000m 晴/良）に出走。18頭立ての4番人気に推されて10番ゲートからスタート。6着に終わった。

10月5日、中3週で迎えた20戦目は、3歳以上1000万下の飛翼特別（新潟芝1000m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で戸崎圭太騎手（1戦0勝）。18頭立ての5番人気で17番ゲートからスタート。最後は、2着のエイシンテキサスに半馬身の差をつけて雨下の混戦を制した。

7歳（2015年）

3月15日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた21戦目は、4歳以上1600万下のトリトンステークス（中京芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は小崎綾也騎手（3戦1勝）。18頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は失速してしまい11着に終わった。

5月2日、中6週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた22戦目は、4歳以上1600万下の駿風ステークス（新潟芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は丸山元気騎手（1戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5月24日、中2週で迎えた23戦目は、ハンデ戦でオープンの韋駄天ステークス（新潟芝1000m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で丸山元気騎手（2戦0勝）。16頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。16着に終わった。

8月29日、約3か月の休み明けで迎えた24戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1600万下の稲妻ステークス（新潟芝1000m 晴/稍重）に出走。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月15日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から16kg増やして迎えた25戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1600万下の奥多摩ステークス（東京芝1400m 晴/稍重）に出走。16頭立ての15番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は一杯になって15着に終わった。

12月6日、中2週で迎えた26戦目は、ハンデ戦で3歳以上1600万下のアクアラインステークス（中山ダート1200m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は柴山雄一騎手（1戦0勝）。15頭立ての15番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は勢いを失って11着に終わった。

8歳（2016年）

5月7日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から16kg減らして迎えた27戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1600万下の駿風ステークス（新潟芝1000m 晴/重）に出走。16頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。16着に終わった。

5月22日、中1週で迎えた28戦目は、加藤祥太騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦でオープンの韋駄天ステークス（新潟芝1000m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての12番人気で15番ゲートからスタート。11着に終わった。

8月27日、約3か月の休養明けで迎えた29戦目は、柴田大知騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1600万下の稲妻ステークス（新潟芝1000m 晴/良）に出走。12頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。10着に終わった。

9月11日、中1週で迎えた30戦目は、3歳以上1600万下のながつきステークス（中山ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は丸山元気騎手（3戦0勝）。16頭立ての16番人気で2番ゲートからスタート。端をきり、息の入らないペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はガス欠状態になり14着に終わった。

9月24日、中1週で迎えた31戦目は、武士沢友治騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上1600万下のセプテンバーステークス（中山芝1200m 外回り雨/稍重）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての16番人気で9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚色が鈍り11着に終わった。

10月16日、中2週で迎えた32戦目は、伴啓太騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦でオープンの信越ステークス（新潟芝1400m 晴/良）に49kgの軽斤量で出走。17頭立ての17番人気で8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。最後は減速してしまい17着に終わった。

10月23日、連闘で迎えた33戦目は、西田雄一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1600万下の北陸ステークス（新潟ダート1200m 曇/良）に出走。14頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず8着に終わった。

10月30日、連闘で迎えた34戦目は、黛弘人騎手を鞍上に迎えて、ルミエールオータムダッシュ（新潟芝1000m 晴/良）に出走。14頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。9着に終わった。