オンコースフライト（1994年生、母アキパンドラ）

オンコースフライト（1994年4月23日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のスイフトスワロー（当時17歳）と交配したアキパンドラが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は岡田猛。戦績は、中央平地18戦1勝、地方8戦0勝2着1回。主な勝ち鞍は1997年の4歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

小桧山悟厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1997年）

3月2日、デビュー戦は天間昭一騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（中山ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は438kg。16頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走し、4着に入り込んだ。

3月16日、中1週で迎えた2戦目は、4歳新馬（中山ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で天間昭一騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で15番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始7番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり7着に敗れた。

4月5日、中2週で迎えた3戦目は、柴田未崎騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山ダート1200m 雨/不良）に50kgの軽斤量で出走。16頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず6着に敗れた。

4月17日、中1週で迎えた4戦目は、3歳戦のマルチファイター特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田未崎騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったマルタカハーバーから1馬身差の2着に敗北した。

5月4日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（東京芝1600m 曇/稍重）に50kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で柴田未崎騎手（2戦0勝）。13頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は失速してしまい8着に終わった。

5月28日、中2週で迎えた6戦目は、3歳戦のベストステッキ特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で柴田未崎騎手（3戦0勝）。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月15日、中2週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた7戦目は、岩部純二騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（函館ダート1700m 晴/良）に出走。11頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では見所を作れず7着に敗れた。

6月21日、連闘で迎えた8戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（函館ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩部純二騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線に入ると、前で粘るメモリールーブルを次元の違う末脚でクビ差だけ差し切って待望の初勝利を挙げた。

9月7日、約2か月半の間隔を開けて迎えた9戦目は、4歳以上500万下（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で岩部純二騎手（2戦1勝）。12頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず11着に終わった。

9月14日、連闘で迎えた10戦目は、4歳以上500万下（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で岩部純二騎手（3戦1勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず9着に終わった。

9月20日、連闘で迎えた11戦目は、4歳以上500万下（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で岩部純二騎手（4戦1勝）。12頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では伸びあぐねて6着に終わった。

12月11日、約2か月半の間隔を開けて迎えた12戦目は、師走特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は柴田未崎騎手（4戦0勝）。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

12月24日、中1週で迎えた13戦目は、マルチバトル特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は岩部純二騎手（5戦1勝）。12頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。9着に終わった。

4歳（1998年）

1月17日、中2週で迎えた14戦目は、牝馬限定の5歳以上500万下（中山ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で岩部純二騎手（6戦1勝）。16頭立ての15番人気で5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では決め手に欠いて10着に終わった。

3月19日、中8週で馬体重を前走から19kg減らして迎えた15戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、’98フレンドリースパー特別（4）（船橋ダート1800m 晴/良）に出走。14頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では切れる脚を使えず7着に終わった。

3月31日、中1週で迎えた16戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、龍馬盃（高知ダート1400m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4月22日、中2週で迎えた17戦目は、宮崎光行騎手を鞍上に迎えて、静内川特別（門別ダート1800m 晴/良）に出走。12頭立ての12番人気で大外12番ゲートからスタート。8着に終わった。

5月5日、中1週で迎えた18戦目は、菊沢隆徳騎手を鞍上に迎えて、創成川特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。12着に終わった。

6月20日、中6週で迎えた19戦目は、武士沢友治騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（函館ダート1000m 小雨/不良）に52kgの軽斤量で出走。12頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には食い込めず8着に終わった。

6月27日、連闘で迎えた20戦目は、4歳以上500万下の恵山特別（函館ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で武士沢友治騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では脚を伸ばせず9着に終わった。

7月12日、中1週で迎えた21戦目は、伊藤暢康騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（函館芝1000m 曇/良）に出走。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには参加できず7着に終わった。

7月26日、中1週で迎えた22戦目は、4歳以上500万下（函館ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で伊藤暢康騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く8着に終わった。

8月2日、連闘で迎えた23戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（函館ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で伊藤暢康騎手（2戦0勝）。12頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では脚が残っておらず8着に終わった。

8月15日、中1週で迎えた24戦目は、4歳以上500万下（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で伊藤暢康騎手（3戦0勝）。13頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず10着に終わった。

9月5日、中2週で迎えた25戦目は、4歳以上500万下（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で伊藤暢康騎手（4戦0勝）。13頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず11着に終わった。

9月13日、連闘で迎えた26戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で伊藤暢康騎手（5戦0勝）。11頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では決め手が足りず10着に終わった。