’98フレンドリースパー特別（4）

レース展開

トミヒサキング、ヌーベルオルレアン、ターフスペクトル、カスミライデン

トミヒサキング、ヌーベルオルレアン、ターフスペクトル、カスミライデンら4頭が並んで先頭に立ち、後続を1馬身ほど離して一団を牽引。イェンマルクが5番手の絶好位につける。その1馬身後ろ、ワンマンリノーは中団前寄り。エアベリーニは中団馬群のちょうど真ん中を追走。ダイシンリュウオーは中団後方の位置取り。そのすぐ後ろ、カルパートが9番手。エーピープリンスは後方5番手で前方各馬の出方をうかがう。オンコースフライトは後方4番手に控えて機を待つ。後方3番手でジックリと折り合い重視で運ぶのはマルコテイオー。後方2番手の位置でドッシリと構えるのはケンタミサイル。シンガリにスピードドルフィンがいる隊列で最初のコーナーを通過。

’98フレンドリースパー特別（4）、ダイシンリュウオーが途中で位置を押し上げるメリハリのある取り口で先頭ゴールを果たす

先頭はヌーベルオルレアンとエアベリーニでリードは1馬身。オンコースフライトが3番手。その直後、ダイシンリュウオーが4番手。1馬身離れて、ターフスペクトルとトミヒサキングが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、先行馬がなかなか止まらない中、好位にいたダイシンリュウオーが豪快に終いの脚を伸ばして先頭に躍り出て、最後は後続に2馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。2着にはマルコテイオーとエアベリーニの2頭が入った（同着）。そこから1馬身半遅れた4着には、中団前目で直線を迎えた2番人気のエーピープリンスが入線、さらに半馬身差の5着には、最後方にいた14番人気のスピードドルフィンが食い込んだ。