ラブパンチ（2014年生、母フィナンシェ）

ラブパンチ（2014年3月29日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「愛＋パンチ」。毛色は鹿毛。種牡馬のアドマイヤマックス（当時15歳）と交配したフィナンシェが16歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）村下農場。戦績は、中央平地5戦0勝、地方17戦2勝2着3回。主な勝ち鞍は2017年の一般C2 C3。

経歴

デビュー前

1歳のとき、村下農場から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、スピードファームによって86.4万円で落札された。

和田正一郎厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2016年）

7月9日、デビュー戦は木幡巧也騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（福島芝1200m 曇/稍重）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は420kg。16頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切り、4着に入った。

8月28日、中6週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた2戦目は、2歳未勝利（新潟芝1000m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で木幡巧也騎手（1戦0勝）。18頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。11着に終わった。

10月16日、中6週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（新潟芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で木幡巧也騎手（2戦0勝）。18頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。9着に終わった。

11月19日、中4週で迎えた4戦目は、森裕太朗騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（福島ダート1150m 雨/良）に51kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての16番人気で14番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では見せ場なく13着に終わった。

3歳（2017年）

3月18日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた5戦目は、3歳未勝利（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は木幡巧也騎手（3戦0勝）。18頭立ての17番人気で13番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では今一つ伸び切れず11着に終わった。

4月13日、中3週で迎えた6戦目は、山田祥雄騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったキンショーアモーレに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

4月20日、連闘で迎えた7戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山田祥雄騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では強烈な末脚を弾けさせて、最後は2着のマイネルカロンをクビ差振り切って初勝利を挙げた。

5月2日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山田祥雄騎手（2戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では迫力満点の伸びを見せたが、トーホウピアノに半馬身交わされて2着に敗北した。

5月17日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で山田祥雄騎手（3戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では末脚が振るわず8着に敗れた。

5月24日、連闘で迎えた10戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で山田祥雄騎手（4戦1勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚を伸ばせず4着に敗れた。

6月7日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた11戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で山田祥雄騎手（5戦1勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に敗れた。

6月21日、中1週で迎えた12戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で山田祥雄騎手（6戦1勝）。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びあぐねて6着に終わった。

7月5日、中1週で迎えた13戦目は、戸部尚実騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 晴/不良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では伸びを欠き6着に敗れた。

7月19日、中1週で迎えた14戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は山田祥雄騎手（7戦1勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では見せ場を作れず8着に終わった。

7月26日、連闘で迎えた15戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山田祥雄騎手（8戦1勝）。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に終わった。

8月9日、中1週で迎えた16戦目は、柿原翔騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では末脚を伸ばせず4着に終わった。

8月23日、中1週で迎えた17戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は山田祥雄騎手（9戦1勝）。7頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後はタレてしまい6着に終わった。

9月6日、中1週で迎えた18戦目は、加藤誓二騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず4着に終わった。

9月18日、中1週で迎えた19戦目は、林謙佑騎手を鞍上に迎えて、一般C2 C3（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のキシュウマイウェイに7馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

10月1日、中1週で迎えた20戦目は、一般C3-3（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で林謙佑騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では堅実に脚を伸ばしたが、勝ったトウカイマインドに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

10月15日、中1週で迎えた21戦目は、キンモクセイ特別（高知ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で林謙佑騎手（2戦1勝）。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びが劣勢になり10着に敗れた。

4歳（2018年）

2月4日、約3か月半の休養明けで迎えた22戦目は、大澤誠志郎騎手を鞍上に迎えて、一般C3-2（高知ダート1300m 晴/重）に出走。7頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず6着に敗れた。