エナジーワイルド（2005年生、母レグルスバンダム）

エナジーワイルド（2005年4月30日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「野性的なエネルギー」。毛色は芦毛。種牡馬のカリズマティック（当時9歳）と交配したレグルスバンダムが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道勇払郡厚真町、生産者は阿部栄乃進。戦績は、中央平地1戦0勝、地方19戦1勝2着1回。2007年のウィナーズチャレンジで2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、阿部栄乃進から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。16歳のとき、阿部栄乃進から「ジェイエス繁殖馬セールサラブレッド繁殖牝馬」に上場されたが主取りとなった。

大崎順司厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2007年）

5月3日、デビュー戦は馬渕繁治騎手を鞍上に据えて、牝馬限定2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1000m 晴/重）に出走。馬体重は426kg。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず4着に終わった。

5月9日、連闘で迎えた2戦目は、2歳戦のルーキーチャレンジ（門別ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で馬渕繁治騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚が冴えず6着に敗れた。

5月24日、中1週で迎えた3戦目は、小国博行騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。7頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月6日、中1週で迎えた4戦目は、2歳（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小国博行騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月19日、中1週で迎えた5戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小国博行騎手（2戦0勝）。8頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。

7月5日、中1週で迎えた6戦目は、牝馬限定2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で小国博行騎手（3戦0勝）。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のブラックスレンダーをクビ差制して初勝利を挙げた。

7月18日、中1週で迎えた7戦目は、2歳オープンのウィナーズチャレンジ（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は馬渕繁治騎手（2戦0勝）。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったジェイドファストから1馬身差の2着となった。

8月1日、中1週で迎えた8戦目は、2歳地方重賞のイノセントカップ（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で馬渕繁治騎手（3戦0勝）。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。

8月28日、中3週で迎えた9戦目は、井上俊彦騎手を鞍上に迎えて、2歳（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。9着に敗れた。

9月11日、中1週で迎えた10戦目は、2歳（旭川ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は馬渕繁治騎手（4戦0勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。9着に終わった。

9月27日、中1週で迎えた11戦目は、2歳オープンのうらかわ優駿ビレッジアエル特別（旭川ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で馬渕繁治騎手（5戦0勝）。11頭立ての11番人気で大外11番ゲートからスタート。10着に終わった。

3歳（2008年）

1月5日、約3か月半の休養明けで迎えた12戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下の寒竹賞（中山芝2000m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。15頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず15着に終わった。

6月12日、約5か月半の休み明けで迎えた13戦目は、3歳オープンの乙女座特別（旭川ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は井上俊彦騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。9着に終わった。

7月10日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた14戦目は、岩橋勇二騎手を鞍上に迎えて、3歳（旭川ダート1500m 曇/良）に出走。12頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。最後はロイヤルガーデンと並んで10着同着となった。

8月13日、中4週で迎えた15戦目は、3歳地方重賞の王冠賞（旭川ダート2100m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩橋勇二騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

8月28日、中1週で迎えた16戦目は、一般D1-2（旭川ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で岩橋勇二騎手（2戦0勝）。11頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。11着に終わった。

9月11日、中1週で迎えた17戦目は、一般D1-2（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で岩橋勇二騎手（3戦0勝）。7頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

9月25日、中1週で迎えた18戦目は、一般D1-1（旭川ダート1500m 雨/良）に出走。鞍上は5戦連続で岩橋勇二騎手（4戦0勝）。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。

11月4日、中5週で迎えた19戦目は、一般D1-1（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で岩橋勇二騎手（5戦0勝）。12頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では目立つような脚を使えず12着に終わった。

11月11日、連闘で迎えた20戦目は、一般D1-1（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で岩橋勇二騎手（6戦0勝）。12頭立ての9番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず12着に終わった。