カナカンシャイン（2000年生、母サイコーエルフ）

カナカンシャイン（2000年5月17日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋輝く」。毛色は青毛。種牡馬のザグレブ（当時7歳）と交配したサイコーエルフが13歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は三田理行。戦績は、中央平地7戦0勝、地方21戦3勝2着1回。主な勝ち鞍は2003年の3歳。

経歴

デビュー前

森安弘昭厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2002年）

8月10日、デビュー戦は徳吉孝士騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1000m 晴/良）に出走。馬体重は434kg。14頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。

8月24日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（新潟芝1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で徳吉孝士騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。

9月8日、中1週で迎えた3戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（新潟芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で徳吉孝士騎手（2戦0勝）。12頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず9着に終わった。

10月6日、中3週で迎えた4戦目は、岡部幸雄騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。15頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では見所を作れず14着に終わった。

10月12日、連闘で馬体重を前走から12kg減らして迎えた5戦目は、平沢健治騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。16頭立ての16番人気で7番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では決め手が足りず13着に終わった。

11月17日、中4週で馬体重を前走から20kg戻して迎えた6戦目は、村田一誠騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に出走。13頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり13着に終わった。

11月23日、連闘で迎えた7戦目は、田中剛騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に出走。15頭立ての15番人気で7番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり13着に終わった。

3歳（2003年）

1月5日、中5週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた8戦目は、佐々木泉騎手を鞍上に迎えて、3歳（宇都宮ダート1400m 晴/重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のカカボヒメに8馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

1月20日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（足利ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木泉騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったトップオブザルーフから2馬身半差の2着に敗北した。

2月9日、中2週で迎えた10戦目は、3歳（宇都宮ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で佐々木泉騎手（2戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。4着に終わった。

3月1日、中2週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた11戦目は、3歳（足利ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐々木泉騎手（3戦1勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

3月16日、中1週で馬体重を前走から7kg戻して迎えた12戦目は、3歳（宇都宮ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で佐々木泉騎手（4戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4月12日、中3週で迎えた13戦目は、3歳（宇都宮ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で佐々木泉騎手（5戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のミヤラビパワーに3/4馬身の差をつけて2勝目をマークした。

5月5日、中2週で迎えた14戦目は、3歳（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で佐々木泉騎手（6戦2勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のサンデーフェローに1馬身の差をつけて3勝目を手にした。

5月18日、中1週で迎えた15戦目は、藤江渉騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞の太平記特別（宇都宮ダート1900m 曇/重）に出走。11頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。10着に終わった。

6月9日、中2週で迎えた16戦目は、3歳（宇都宮ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は佐々木泉騎手（7戦3勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

6月29日、中2週で迎えた17戦目は、牝馬限定3歳地方重賞の白百合特別（宇都宮ダート1900m 晴/重）に出走。鞍上は藤江渉騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。

7月13日、中1週で迎えた18戦目は、青木秀之騎手を鞍上に迎えて、3歳（宇都宮ダート1500m 曇/重）に出走。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。

8月17日、中4週で迎えた19戦目は、3歳（宇都宮ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で青木秀之騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で大外11番ゲートからスタート。8着に終わった。

9月1日、中1週で迎えた20戦目は、3歳（宇都宮ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で青木秀之騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

9月12日、中1週で迎えた21戦目は、とちおとめ賞（宇都宮ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で青木秀之騎手（3戦0勝）。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。4着を確保した。

10月5日、中2週で迎えた22戦目は、水野貴史騎手を鞍上に迎えて、一般C4ハ（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。7着に敗れた。

10月17日、中1週で迎えた23戦目は、木村芳晃騎手を鞍上に迎えて、とちおとめ賞（宇都宮ダート1400m 晴/稍重）に出走。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月26日、連闘で迎えた24戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、一般C4 11（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月7日、中1週で迎えた25戦目は、三上智也騎手を鞍上に迎えて、一般C4ニ（宇都宮ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。7着に終わった。

12月5日、中3週で迎えた26戦目は、とちおとめ賞（宇都宮ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は森泰斗騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。12着に終わった。

12月27日、中2週で迎えた27戦目は、一般C4ト（宇都宮ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は藤江渉騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。

4歳（2004年）

3月18日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から12kg増やして迎えた28戦目は、松本大寿郎騎手を鞍上に迎えて、一般C4ト（宇都宮ダート1400m 雨/稍重）に出走。11頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。6着に終わった。