トップシェイビアン（1997年生、母ミスゴライタス）

トップシェイビアン（1997年5月21日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のシェイヴィアン（当時10歳）と交配したミスゴライタスが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は酒井孝一。戦績は、中央平地1戦0勝、地方40戦2勝2着4回。主な勝ち鞍は2000年の師走特別(一般B3二)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、酒井孝一から「北海道8月市場サラブレッド2歳」と「北海道10月市場サラブレッド2歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。

佐々木一夫厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（1999年）

6月3日、デビュー戦は佐々木国明騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（旭川ダート1000m 曇/稍重）に出走。馬体重は458kg。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。4着に終わった。

6月9日、連闘で馬体重を前走から16kg減らして迎えた2戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。4着に終わった。

6月24日、中1週で馬体重を前走から14kg戻して迎えた3戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1000m 雨/稍重）に出走。鞍上は佐々木国明騎手（1戦0勝）。13頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。

7月7日、中1週で迎えた4戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木国明騎手（2戦0勝）。14頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。9着に敗れた。

7月14日、連闘で迎えた5戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1000m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で佐々木国明騎手（3戦0勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。最後は、2着のマークオブハートに半馬身の差をつけて初白星を挙げた。

7月29日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（旭川ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で佐々木国明騎手（4戦1勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月18日、中2週で迎えた7戦目は、2歳オープンのサマーチャレンジⅥ（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で佐々木国明騎手（5戦1勝）。7頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。

8月26日、連闘で迎えた8戦目は、川島洋人騎手を鞍上に迎えて、3歳（旭川ダート1500m 晴/稍重）に出走。7頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月11日、中1週で迎えた9戦目は、3歳500万下（札幌芝1000m 曇/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は佐々木国明騎手（6戦1勝）。14頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では強靭な末脚を繰り出し、4着に入り込んだ。

9月30日、中2週で迎えた10戦目は、3歳（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木国明騎手（7戦1勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったブリーザブリーザからクビ差の2着となった。

10月13日、中1週で迎えた11戦目は、岡島玉一騎手を鞍上に迎えて、3歳（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月26日、中5週で迎えた12戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のミムラサキ特別（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では決め手に欠いて4着に敗れた。

12月11日、中1週で迎えた13戦目は、2歳戦のシンビジウム特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには絡めず6着に敗れた。

12月28日、中1週で迎えた14戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のカトレア特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい4着に終わった。

3歳（2000年）

1月11日、中1週で迎えた15戦目は、4歳（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（2戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線ではしぶとく伸び続けたが、勝ったトップカイザーに詰め切れず、7馬身差の2着に敗北した。

1月31日、中2週で迎えた16戦目は、3歳戦の紅梅特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（3戦0勝）。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には食い込めず7着に敗れた。

2月29日、中3週で迎えた17戦目は、鷹見浩騎手を鞍上に迎えて、4歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。14頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚が冴えず7着に終わった。

3月21日、中2週で迎えた18戦目は、3歳戦の沈丁花特別（大井ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で鷹見浩騎手（1戦0勝）。14頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では鋭い脚を使えず13着に終わった。

4月10日、中2週で迎えた19戦目は、澤佳宏騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のライラック特別（大井ダート1800m 雨/良）に出走。13頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では決め手に欠いて9着に終わった。

5月12日、中4週で迎えた20戦目は、3歳戦の山吹特別（大井ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は鷹見浩騎手（2戦0勝）。11頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びが鈍く8着に終わった。

5月18日、連闘で迎えた21戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の白ばら特別（大井ダート1700m 晴/稍重）に出走。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では速い脚を使えず5着に敗れた。

6月8日、中2週で迎えた22戦目は、3歳戦のブライダルベール特別（大井ダート1600m 内回り雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったが、最後はスーパーダンサーと並んで4着同着となった。

6月23日、中1週で迎えた23戦目は、3歳戦の矢車草特別（大井ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は澤佳宏騎手（1戦0勝）。14頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天稟の敢闘精神でゴールまで力走し、4着に入り込んだ。

7月11日、中2週で迎えた24戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のインパチェンス特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず9着に終わった。

9月12日、中8週で迎えた25戦目は、一般C1五（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。鞍上は的場文男騎手（2戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、最後はマスターファラオと並んで4着同着となった。

9月28日、中1週で迎えた26戦目は、新宿区特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は澤佳宏騎手（2戦0勝）。13頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではスパッと切れる脚で猛追したが、抜け出したオースカユリナにクビ差届かず2着に惜敗した。

10月17日、中2週で迎えた27戦目は、オリオン座特別（大井ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で澤佳宏騎手（3戦0勝）。13頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、4着に終わった。

11月1日、中1週で迎えた28戦目は、リエンダ賞（大井ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で澤佳宏騎手（4戦0勝）。14頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では一際目立つ伸び脚で追い上げたが、勝ったアストロフォンテンに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

11月16日、中1週で迎えた29戦目は、霜月賞（大井ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で澤佳宏騎手（5戦0勝）。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚にキレが無く5着に敗れた。

12月5日、中2週で迎えた30戦目は、師走特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で澤佳宏騎手（6戦0勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで先頭を奪い、最後は2着のハネダフラッシュに1馬身の差をつけて久々に白星を挙げた。

12月30日、中3週で迎えた31戦目は、アデュー2000賞（大井ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で澤佳宏騎手（7戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では速い脚を持続できず、3着に終わった。

4歳（2001年）

1月14日、中1週で迎えた32戦目は、池月・磨墨賞（大井ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で澤佳宏騎手（8戦1勝）。13頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は減速してしまい11着に敗れた。

1月31日、中1週で迎えた33戦目は、ジャニュアリー賞（大井ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で澤佳宏騎手（9戦1勝）。14頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では脚を伸ばせず13着に終わった。

8月2日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から19kg増やして迎えた34戦目は、工藤伸輔騎手を鞍上に迎えて、清秋特別（浦和ダート1600m 曇/良）に出走。11頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ伸び切れず7着に終わった。

9月5日、中4週で迎えた35戦目は、秋遅草特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で工藤伸輔騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では伸びが劣勢になり11着に終わった。

9月30日、中3週で迎えた36戦目は、蒼雲特別（川崎ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で工藤伸輔騎手（2戦0勝）。13頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。13着に終わった。

10月17日、中1週で迎えた37戦目は、森下博騎手を鞍上に迎えて、中津峡特別（浦和ダート1600m 雨/稍重）に出走。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。端をきり、非常に緩いペースで一団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では伸びが鈍く9着に終わった。

11月15日、中3週で迎えた38戦目は、鈴木啓之騎手を鞍上に迎えて、七五三特別（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。14頭立ての12番人気で大外14番ゲートからスタート。14着に終わった。

12月6日、中2週で迎えた39戦目は、歳末特別（浦和ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木啓之騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では賦性の負けん性を発揮してゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

5歳（2002年）

1月17日、中5週で迎えた40戦目は、マルチビクトリー特別（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で鈴木啓之騎手（2戦0勝）。12頭立ての11番人気で大外12番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。最後はバタバタになってしまい11着に終わった。

2月7日、中2週で馬体重を前走から17kg減らして迎えた41戦目は、見沢譲治騎手を鞍上に迎えて、マルチスピリット特別（浦和ダート1400m 晴/重）に出走。12頭立ての12番人気で大外12番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では脚を伸ばせず10着に終わった。