テツノジョージ（1993年生、母ムーンダツァー）

テツノジョージ（1993年5月29日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のオサイチジョージ（当時7歳）と交配したムーンダツァーが11歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は目黒牧場。戦績は、中央平地3戦1勝、地方12戦4勝2着2回。主な勝ち鞍は1995年のきんもくせい特別(500万下)。

経歴

デビュー前

菅原右吉厩舎（水沢）へ入厩。

2歳（1995年）

8月14日、デビュー戦は菅原勲騎手を鞍上に据えて、馬体重は464kg。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のガッシーグラスに3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

9月10日、中3週で迎えた2戦目は、3歳（水沢ダート1420m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原勲騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったマツリピロリットからハナ差の2着に甘んじた。

9月23日、中1週で迎えた3戦目は、2歳戦のMIT杯（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で菅原勲騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のキャプテンホンマルに4馬身の差をつけて制した。

10月22日、中3週で迎えた4戦目は、3歳500万下のきんもくせい特別（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は4戦連続で菅原勲騎手（3戦2勝）。13頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では総身の力で末脚を持続させて先頭に立ち、最後は2着のユノペンタゴンをアタマ差振り切って勝利を手中に収めた。

11月18日、中3週で迎えた5戦目は、2歳戦の南部駒賞（水沢ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で菅原勲騎手（4戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のマツリピロリットをハナ差制して1着ゴールを果たした。

12月17日、中3週で迎えた6戦目は、2歳戦の東北サラ3才チャンピオン（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で菅原勲騎手（5戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったリーダードリームから2馬身半差の2着に敗北した。

3歳（1996年）

4月21日、約4か月の休養明けで迎えた7戦目は、小林俊彦騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のやまびこ賞（盛岡ダート1600m 晴/重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のブルーレフティーをハナ差制して久しぶりの一戦を物にした。

5月11日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた8戦目は、3歳オープンのプリンシパルステークス（東京芝2200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林俊彦騎手（1戦1勝）。13頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では余力が残っておらず13着に敗れた。

6月16日、中4週で迎えた9戦目は、小嶋久輝騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のはまなす賞（盛岡芝1600m 曇/稍重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。8着に敗れた。

9月28日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた10戦目は、3歳G3のユニコーンステークス（中山ダート1800m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は小林俊彦騎手（2戦1勝）。14頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では脚を伸ばせず12着に終わった。

4歳（1997年）

7月5日、約9か月半の休み明けで馬体重を前走からさらに15kg増やして迎えた11戦目は、一般A（水沢ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は菅原勲騎手（6戦4勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

7月20日、中1週で迎えた12戦目は、一般A（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原勲騎手（7戦4勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。8着に敗れた。

5歳（1998年）

4月25日、約9か月半の休養明けで馬体重を前走から24kg増やして迎えた13戦目は、加藤和宏騎手を鞍上に迎えて、チューリップ特別（高崎ダート1500m 曇/不良）に出走。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。10着に終わった。

6月18日、中7週で迎えた14戦目は、一般A B（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤和宏騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。

7月6日、中2週で迎えた15戦目は、一般A B1（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で加藤和宏騎手（2戦0勝）。7頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。競走中止となった。