カネイチナゲツト（1985年生、母スリイツバキ）

カネイチナゲツト（1985年3月30日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。品種はアングロアラブで、毛色は鹿毛。種牡馬のシナノリンボー（当時10歳）と交配したスリイツバキが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は静内フジカワ牧場。戦績は、地方30戦13勝2着6回。主な勝ち鞍は1989年のダリア特別(B12)。

経歴

デビュー前

内村寛司厩舎（名古屋）へ入厩。

2歳（1987年）

9月22日、デビュー戦は原口次夫騎手を鞍上に据えて、馬体重は434kg。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。最後は、2着のハシノメリーに半馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

10月22日、中3週で迎えた2戦目は、竹地正樹騎手を鞍上に迎えて、9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。4着に敗れた。

3歳（1988年）

5月10日、約6か月半の休み明けで迎えた3戦目は、アラ系4歳（中京(地)ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で竹地正樹騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったブルーマンデンから3/4馬身差の2着に敗北した。

5月25日、中1週で迎えた4戦目は、アラ系4歳（名古屋ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で竹地正樹騎手（2戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のヒカリランナエスに1馬身半の差をつけて2勝目を奪取した。

6月10日、中1週で迎えた5戦目は、鞍上は4戦連続で竹地正樹騎手（3戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のイシノアローに2馬身半の差をつけて3勝目を手中に収めた。

6月27日、中1週で迎えた6戦目は、鞍上は5戦連続で竹地正樹騎手（4戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のキンコローザに3/4馬身の差をつけて4勝目を手にした。

7月22日、中3週で迎えた7戦目は、C2ロ（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で竹地正樹騎手（5戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

9月28日、中9週で迎えた8戦目は、アラ系一般C2ハ（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で竹地正樹騎手（6戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったツーカンライトからクビ差の2着に甘んじた。

10月12日、中1週で迎えた9戦目は、アラ系一般C2ハ（中京(地)ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で竹地正樹騎手（7戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のアズマハーレーに3/4馬身の差をつけて制した。

10月20日、連闘で迎えた10戦目は、C2イ（中京(地)ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で竹地正樹騎手（8戦4勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。

11月18日、中3週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた11戦目は、C2イ（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で竹地正樹騎手（9戦4勝）。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。

12月1日、中1週で迎えた12戦目は、C2イ（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で竹地正樹騎手（10戦4勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったヒカリランナエスからアタマ差の2着となった。

12月9日、連闘で迎えた13戦目は、C2イ（名古屋ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で竹地正樹騎手（11戦4勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったペガサスボーイからクビ差の2着に甘んじた。

4歳（1989年）

1月3日、中3週で迎えた14戦目は、C1ロ（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で竹地正樹騎手（12戦4勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のチヨウヨオアローに3/4馬身の差をつけて優勝

1月16日、中1週で迎えた15戦目は、C1イ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で竹地正樹騎手（13戦5勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。最後は、2着のブルーマンデンに3/4馬身の差をつけて制した。

2月13日、中3週で迎えた16戦目は、白梅特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で竹地正樹騎手（14戦6勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったマスコツトマリーからアタマ差の2着に甘んじた。

2月27日、中1週で迎えた17戦目は、B2イ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で竹地正樹騎手（15戦6勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったサカエシンボルからハナ差の2着に甘んじた。

4月10日、中5週で迎えた18戦目は、チューリップ特別（名古屋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は17戦連続で竹地正樹騎手（16戦6勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5月8日、中3週で迎えた19戦目は、B2イ（中京(地)ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は18戦連続で竹地正樹騎手（17戦6勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のシナノロケツトに1馬身半の差をつけて8勝目を手にした。

6月6日、中3週で迎えた20戦目は、野いちご特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は19戦連続で竹地正樹騎手（18戦7勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。10着に敗れた。

6月29日、中2週で迎えた21戦目は、はまゆう特別（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は20戦連続で竹地正樹騎手（19戦7勝）。11頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。3着を確保した。

7月17日、中2週で迎えた22戦目は、グラジオラス特別（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は21戦連続で竹地正樹騎手（20戦7勝）。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。4着に終わった。

8月1日、中1週で迎えた23戦目は、ひまわり特別（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は22戦連続で竹地正樹騎手（21戦7勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月22日、中2週で迎えた24戦目は、ダリア特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は23戦連続で竹地正樹騎手（22戦7勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のスギリンボーに2馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

5歳（1990年）

11月28日、約15か月半の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた25戦目は、村瀬好彦騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C1ハ（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。11着に敗れた。

6歳（1991年）

1月6日、中5週で迎えた26戦目は、アラ系一般C1ホ（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で村瀬好彦騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のキラメキセンプーに4馬身の差をつけて久方ぶりに勝ち星を挙げた。

3月25日、約2か月半の間隔を開けて迎えた27戦目は、C1ロ（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で村瀬好彦騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のグラントボーイに3馬身の差をつけて勝利数を11に伸ばす

4月8日、中1週で迎えた28戦目は、おひつじ座特別（名古屋ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で村瀬好彦騎手（3戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のツカサワンに1馬身半の差をつけて勝利数を12に伸ばす

4月16日、連闘で迎えた29戦目は、B2イ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で村瀬好彦騎手（4戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のリードセンプーをハナ差制して破竹の4連勝を決めた。

5月3日、中1週で迎えた30戦目は、若葉特別（中京(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で村瀬好彦騎手（5戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。7着に敗れた。