スマッシュスマグリ（1994年生、母Smuggly）

Smash Smuggly

1994.03.31

スマッシュスマグリ（1994年3月31日）は、アメリカ合衆国で生まれ、日本で調教された競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のGulch（当時10歳）と交配したSmugglyが15歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地13戦0勝、地方3戦1勝。主な勝ち鞍は1997年のジュライフラワー賞。

経歴

デビュー前

阿部新生厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1996年）

12月8日、デビュー戦は岡部幸雄騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山芝1200m 外回り 晴/良）に出走。馬体重は438kg。13頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには絡めず8着に敗れた。

12月21日、中1週で迎えた2戦目は、谷中公一騎手を鞍上に迎えて、3歳新馬（中山芝2000m 晴/稍重）に出走。18頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず9着に終わった。

3歳（1997年）

2月9日、中6週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（東京ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で谷中公一騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では決め手が足りず9着に終わった。

2月22日、中1週で迎えた4戦目は、坂井千明騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では上がり4位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず8着に終わった。

3月8日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（中山芝2200m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂井千明騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず11着に終わった。

3月29日、中2週で迎えた6戦目は、池田鉄平騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山芝1600m 外回り 曇/稍重）に50kgの軽斤量で出走。16頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず11着に敗れた。

4月19日、中2週で迎えた7戦目は、橋本広喜騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京ダート1600m 曇/良）に出走。16頭立ての15番人気で15番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚が止まってしまい13着に終わった。

5月5日、中1週で迎えた8戦目は、佐藤哲三騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のゴールデンシリーズ第8戦（新潟(地)ダート1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。

5月17日、中1週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（東京ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は岡部幸雄騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

6月7日、中2週で迎えた10戦目は、南井克巳騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚勢がやや鈍り、4着に終わった。

7月2日、中3週で迎えた11戦目は、野崎武司騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のジュライフラワー賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。最後は、2着のオートメンデスをクビ差制して待望の初白星を挙げた。

4歳（1998年）

1月18日、約6か月半の休み明けで迎えた12戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中山ダート1200m 雨/不良）に出走。16頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸び、4着に入り込んだ。

2月14日、中3週で迎えた13戦目は、5歳以上500万下（東京ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中勝春騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は脚勢が悪くなり12着に敗れた。

3月21日、中4週で迎えた14戦目は、武幸四郎騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。15頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では末脚を伸ばせず13着に敗れた。

4月5日、中1週で迎えた15戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は岡部幸雄騎手（2戦0勝）。16頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず10着に終わった。

5月4日、中3週で迎えた16戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、妙高特別（新潟(地)ダート1700m 晴/重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。4着に終わった。