ヤマサンマサル（2016年生、母エリモロマンス）

経歴

デビュー前

1歳のとき、大川牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、千葉県馬主会佐藤勝士によって237.6万円で落札された。

玉井昇厩舎（船橋）へ入厩。

2歳（2018年）

10月5日、デビュー戦は繁田健一騎手を鞍上に据えて、2歳戦の紅葉葵デビュー（船橋ダート1500m 曇/重）に出走。馬体重は487kg。7頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚がパッとせず6着に終わった。

11月8日、中4週で迎えた2戦目は、2歳（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で繁田健一騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るアパショナータを次元の違う末脚で交わし去り、最後は約11馬身の大差をつけて初勝利を挙げた。

11月26日、中2週で迎えた3戦目は、山中悠希騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のプログレス賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ベニノプリティに交わされて2馬身差の2着となった。

12月11日、中1週で迎えた4戦目は、2歳戦のナイキアディライト・メモリアル（船橋ダート1600m 雨/良）に出走。鞍上は繁田健一騎手（2戦1勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では末脚がパッとせず9着に終わった。

3歳（2019年）

1月16日、中4週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた5戦目は、3歳戦の魅惑の調味料店 ZUCI賞（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は山中悠希騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず9着に終わった。

4月15日、約3か月の間隔を開けて迎えた6戦目は、3歳（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山中悠希騎手（2戦0勝）。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位には届かず9着に終わった。

4月25日、中0週で迎えた7戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山中悠希騎手（3戦0勝）。14頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では目立つような脚を使えず7着に終わった。

5月10日、中1週で迎えた8戦目は、西村栄喜騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。前に出て、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が悪くなり9着に敗れた。

5月22日、中1週で迎えた9戦目は、山口達弥騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1600m 内回り晴/不良）に出走。14頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったフェネクスにねじ伏せられて3馬身差の2着となった。

6月6日、中1週で迎えた10戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は山中悠希騎手（4戦0勝）。16頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は脚勢が悪くなり9着に終わった。

6月18日、中1週で迎えた11戦目は、3歳（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山中悠希騎手（5戦0勝）。7頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はタレてしまい7着に終わった。

7月4日、中1週で迎えた12戦目は、3歳戦の半夏生賞（川崎ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で山中悠希騎手（6戦0勝）。13頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場なく9着に敗れた。

7月15日、中1週で迎えた13戦目は、3歳戦のサンダーソニア賞（船橋ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で山中悠希騎手（7戦0勝）。12頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では全く伸びず9着に終わった。

10月30日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から15kg減らして迎えた14戦目は、一般C2五六（船橋ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で山中悠希騎手（8戦0勝）。11頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では決め手が足りず9着に終わった。

11月21日、中2週で迎えた15戦目は、道の駅「清川」開所4周年記念（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で山中悠希騎手（9戦0勝）。14頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。ハナを奪い、緩いペースで一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は力尽きて8着に終わった。

12月11日、中2週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた16戦目は、ジュエルミネーションはよみうりランド（船橋ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で山中悠希騎手（10戦0勝）。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず12着に敗れた。

12月26日、中1週で迎えた17戦目は、一般C2七八九（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で山中悠希騎手（11戦0勝）。14頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では切れる脚を使えず9着に終わった。

4歳（2020年）

1月9日、中1週で迎えた18戦目は、ありがとう!よみうりランドは70周年（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は9戦連続で山中悠希騎手（12戦0勝）。12頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、厳しいペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の豊富なスタミナで最後まで止まることなく走り抜いたが、デスパシートに交わされて2馬身半差の2着となった。

1月29日、中2週で迎えた19戦目は、昇龍特別（川崎ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は10戦連続で山中悠希騎手（13戦0勝）。14頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はタレてしまい12着に終わった。

2月12日、中1週で迎えた20戦目は、春ゴルフ応援千葉よみうりCC盃（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で山中悠希騎手（14戦0勝）。12頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、少々速いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて5着に敗れた。

3月4日、中2週で迎えた21戦目は、春雷賞（川崎ダート900m 曇/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で山中悠希騎手（15戦0勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には届かず8着に敗れた。

3月11日、連闘で迎えた22戦目は、もらって嬉しい楽天ポイント賞（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は13戦連続で山中悠希騎手（16戦0勝）。12頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではいい脚を見せられず6着に終わった。

3月31日、中2週で迎えた23戦目は、オーケストラスプリント（船橋ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は14戦連続で山中悠希騎手（17戦0勝）。11頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、平均的なペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天授のガッツでゴールまで頑張り、3着を確保した。

7月24日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から23kg増やして迎えた24戦目は、吉留孝司騎手を鞍上に迎えて、南区の花「ヒマワリ」賞（浦和ダート1400m 曇/重）に出走。11頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では末脚がパッとせず11着に終わった。

9月2日、中5週で迎えた25戦目は、友禅菊賞（川崎ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で吉留孝司騎手（1戦0勝）。13頭立ての10番人気で大外13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚が振るわず12着に終わった。

9月23日、中2週で迎えた26戦目は、マリーゴールド出荷量日本一で賞（浦和ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で吉留孝司騎手（2戦0勝）。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚がパッとせず10着に終わった。

10月14日、中2週で迎えた27戦目は、一般C2四五六（川崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で吉留孝司騎手（3戦0勝）。13頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が鈍り8着に終わった。

10月20日、連闘で迎えた28戦目は、畜産女性いきいきネットワーク埼玉会長賞（浦和ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で吉留孝司騎手（4戦0勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は勢いを失って5着に敗れた。

10月28日、連闘で迎えた29戦目は、一般C2六七（船橋ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で吉留孝司騎手（5戦0勝）。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、忙しいペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、4着に終わった。

12月23日、中7週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた30戦目は、保園翔也騎手を鞍上に迎えて、浦和800ラウンド（浦和ダート800m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず11着に敗れた。

5歳（2021年）

1月8日、中1週で迎えた31戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦のガーネット特別（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず8着に敗れた。

2月2日、中3週で迎えた32戦目は、浦和800ラウンド（浦和ダート800m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で吉原寛人騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではグングンと終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のトミケンリューヤーに1馬身の差をつけて久方ぶりに勝ち星を挙げた。

2月23日、中2週で迎えた33戦目は、浦和800ラウンド（浦和ダート800m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で吉原寛人騎手（2戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るアンクレットハートを途轍もない末脚で3/4馬身差し切って3勝目を獲得した。