タイスプリング（1989年生、母タイユウキ）

Tai Spring

1989.03.26

タイスプリング（1989年3月26日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のリフアーズスペシヤル（当時9歳）と交配したタイユウキが18歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）メイタイ牧場。戦績は、中央平地7戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は1992年の4歳以上500万下。

経歴

デビュー前

橋本寿正厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1992年）

7月19日、デビュー戦は的場均騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（札幌ダート1000m 曇/不良）に出走。馬体重は414kg。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のガッツで最後まで敢闘したが、勝ったヒシグリームに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

8月1日、中1週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場均騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では伸びが甘くなり、4着に終わった。

8月15日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（函館芝1200m 曇/不良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で的場均騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見所を作れず5着に敗れた。

8月30日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（函館芝1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で的場均騎手（3戦0勝）。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

9月6日、連闘で迎えた5戦目は、4歳未勝利（函館芝1800m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で的場均騎手（4戦0勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のリズムロッチに8馬身の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

9月20日、中1週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた6戦目は、4歳以上500万下（函館芝2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で的場均騎手（5戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るアムールオージを豪脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて2勝目を獲得した。

4歳（1993年）

12月18日、約15か月の休養明けで馬体重を前走から16kg絞って迎えた7戦目は、橋本美純騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての8番人気で15番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを16番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり16着に敗れた。